実録! ブンヤ日誌

第12回 今度こそ、悲しみにさよなら

2010.07.26更新

これっきりだぁなんて決っして言~わ~せないっ。我らが安全地帯・玉置浩二さんの4度目の結婚が芸能メディアから「熱視線」を浴びています。相手はC.C.ガールズの青田典子さん。華麗なる女性遍歴をひもときますと、一般人(離婚)、石原真理子(2階の窓から包帯グルグルで搬送)、薬師丸ひろ子(離婚)、キーボード奏者(離婚)、石原真理(婚姻届受理されず)・・・。芸能担当ならずとも自然とインプットされてしまうのが、我々の稼業の悲しい(素晴らしい?)ところです。まさに平成の火野正平。もっとも御本人には「もっと若い人はいないの? 中村獅童とか」と若干不本意な異名のようですが・・・。

実は小生も青田典子さんにメロメロになった過去を持つ男であります。あれは7年前でしたか。当時23歳で入社2年目の芸能記者だった僕は、かつてアイドルだった人に当時の話を聞くインタビュー企画「やっぱり君がアイドル」(なんちゅうタイトルですかね)で青田さんを取材したのです。まだ「バブル青田」キャラで再ブレークする前だった彼女は、あまりテレビで見かけることもなくなっていた頃で、取材を依頼すると即OKしてくれました。

特にタイプというわけでもなかったのですが、面と向かって話をしてみるとミョーに心地良い人なのですね。たいていの芸能人ってのは「芸能人ですが、何か? オーラ」をガンガンに放ちながらしゃべるものなのですが、青田さんは親戚のお姉ちゃんみたいな感じなのです。「C.C.ガールズはデビューまで1年間の準備期間があったんですけど、実はメンバー候補が30人くらいいたんですよ。ノリコだけで5人もいて(!)。みんなすっごく仲良くなっていくんですけど、どんどん数が少なくなっていくんです。これが芸能界かー、みたいに思ってました」

「こないだバリで写真集の撮影したんですけど、ぜんっぜん時間なくて、夜ご飯はうどん屋さんですよ。これ、どー思います?」「こんどディナーショー初めてやるんですけど、どうしましょうか。だって、あのディナーショーですよ? 私がどうやってディナーショーをすればいいんですかね?」「サザンの桑田さんに『キミたちの真ん中にあるもの。それがいちばん魅力的なんだよ』って言われて、ここまでみんなで頑張ってこられた気がします」

恋バナもざっくばらん。「私、けっこうフラれるんですけどね、ぶっちゃけ結婚願望はあります。子供もほしいし。いい人いないですかね。北野さん、誰か紹介してくれません?」。名刺を渡したばかりなのに、インタビュー中に名前を呼び掛けられて嬉しかったのを覚えています。そしてあの(今時言いませんが)ダイナマイトバディ。男子たるもの、燃え上がらざるを得ません。「恋の予感」とまではいきませんでしたが・・・。

一方の玉置さんに関する記憶はもっと古く、物心つく頃から親の影響で安全地帯を聴いておりました。あのメロディー、声。日本歌謡界の至宝と言っても過言ではありません。じれったぁい! とか、好きさぁ~とか歌ってサマになる男は玉置浩二以前にも以後にもおりません。個人的には20年にわたって研究し尽くしたモノマネも自信あります。コツは低い声をカスれさせながら「ハ~」とため息っぽくささやくだけです。さすれば、おおかたは似ます。最近では発言がスキャンダラスだとかDV疑惑があるとかどーとかいろんなことを言う人がいますけど、天才と狂気は紙一重なのですよ! 横山やすしとマイケル・ジャクソンが一生を通じて体現したではありませんか!! まったく・・・。

とにもかくにも、今度こそ「悲しみにさよなら」を。

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北野新太(きたの・あらた)

1980年1月、石川県七尾市生まれ。
学習院大学法学部政治学科在籍中に雑誌「SWITCH」で雑誌編集を学び、卒業後の2002年に報知新聞社入社。以来、編集局勤務。担当遍歴は、日韓W杯—常総学院—柏レイソル—社会—映画—音楽—アテネ五輪—社会—読売巨人軍—和田アキ子 —NHK—社会(現所属)とムチャクチャ。猫背の完治が生涯の目標だが、巨人・原辰徳監督に「生き方が曲がってなければいいんだ!」とエールを送られたため、とりあえず先延ばし中。好きな言葉は「人間には、燃え尽きる人間と、そうでない人間と、いつか燃え尽きたいと望み続ける3つのタイプがあるのだ」

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