実録! ブンヤ日誌

第30回 収監直前、ホリエモンに体重を尋ねる

2011.06.20更新

いよいよ、と言うほど世間が注目しているかどうかは知りませんが、本日2011年6月20日、旧ライブドア・堀江貴文元社長が収監されます。旧証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載等)に問われていた例の粉飾決算事件で、最高裁によって懲役2年6カ月の実刑判決が確定したのです。小学生でも理解可能な表現で言いますと「牢屋に入る」わけですね。

シャレなのかマジなのかわかりませんが、ホリエモンの「壮行会」なるイベントが先般、東京・秋葉原で開かれたので取材に赴きました。会場はメイド喫茶。メイドさんたちは、かいがいしくも「堀江ご主人様、お気をつけていってらっしゃいませ~♡」と、おヒザをついて送り出していました。ホリエモンがプロデュースしたAV女優・ニーナさんもゲストで登場。胸の谷間を強調しつつ「今の私が・・・グスッ・・・あるのは・・・堀江さんの・・・ヒクッ・・・おかげです・・・・・・」と号泣してらっしゃいました。

収監前のホリエモンに何を聞くのか。僕は「体重」こそがテーマと思っていました。06年に40日間の拘置所生活で13.5キロやせ「小菅ダイエット」を成功させた彼ですから、今回は何キロやせたいのか興味がありました。不謹慎はスポーツ紙の宿命です。

僕「あの~堀江さん、前回もおやせになられましたけど、今回は?」
ホ「体重は減るでしょうね。やせる期待感はありますね」
僕「いかほど?」
ホ「出所後に週刊誌のグラビアページでビフォー&アフターやりますからね。今90キロなんで、目標はやっぱ60台じゃないスか」
僕「じゃ、モテモテですね」
ホ「いやいや、世の中そんなに単純じゃないスよ。デブ専もいるし。あんま変わらないんじゃないスかね」
僕「はあ」

取材したことは何度かしかありませんが、ホリエモンはいつだって聞いたことに率直に答えてくれます。拘留期間の分をのぞいて、最長で2年5カ月ほどの獄中生活を送ることになりますが、「金で人の心は買える」発言、美食三昧と、まさに「太っ腹」を体現してきた男のぽっこりオナカが出所後に華麗なる変化を遂げるか否か。密かに注目しましょう。

第30回ブンヤ日誌
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北野新太(きたの・あらた)

1980年1月、石川県七尾市生まれ。
学習院大学法学部政治学科在籍中に雑誌「SWITCH」で雑誌編集を学び、卒業後の2002年に報知新聞社入社。以来、編集局勤務。担当遍歴は、日韓W杯—常総学院—柏レイソル—社会—映画—音楽—アテネ五輪—社会—読売巨人軍—和田アキ子 —NHK—社会(現所属)とムチャクチャ。猫背の完治が生涯の目標だが、巨人・原辰徳監督に「生き方が曲がってなければいいんだ!」とエールを送られたため、とりあえず先延ばし中。好きな言葉は「人間には、燃え尽きる人間と、そうでない人間と、いつか燃え尽きたいと望み続ける3つのタイプがあるのだ」

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