コーヒーと一冊の部屋

第5回 ゆる〜く愛されつづけてます 『佐藤ジュンコのひとり飯な日々』

2015.10.04更新

 一冊ずつ紹介してきたコーヒーと一冊もとうとう三冊目となります。最後に紹介するのは佐藤ジュンコさんの『佐藤ジュンコのひとり飯な日々』。ひとりで、誰かときっとおいしいご飯を食べたくなる新しいゆるマンガです。おいしくて、ゆるくて、思わず読む人のほっぺたが落ちてしまう本書は、新聞やブログでも素敵な書評が溢れています。今回はその一部をご紹介します!

「サンデー毎日」2015年6月28日号


独特の"ゆるさ"で書かれるエッセーとイラストに、じーんとしたりクスッと笑ったり。「たのしいうれしいおいしい時間」は甘いもの以上に「別腹」という言葉に、食と人への愛が詰まっている。


「河北新報 朝刊」2015年6月17日(水)


自宅アパートのベランダで楽しむ「ひとりビール」、冷やし中華を通年で提供する近所の食堂、取材で通った宮城県松島町の名物など、身辺雑記をゆるりとした筆致で紹介する。ボールペンで手描きしたシンプルな絵と相まって、肩の力を抜いて楽しめる一冊だ。



ブックディレクター 幅允孝さん



 仙台在住のイラストレーター ジュンコさんはひとり飯歴18年。そんな彼女が綴る日々の食をゆるいタッチの漫画にしたのがこの一冊だ。仙台といえば、牛タン、笹かま、ずんだ餅をまず思い浮かべる人が多いはず。  けれど、この本では彼女の日常に根付いたささやかで温かいお店をいくつか紹介してくれる。喫茶ホルンのチキンレバーカレーもおいしそうだが、ふじやの冷やし中華も捨て難い。そして、彼女はいつだってビール党! 増えてゆく脂肪に悩みながらも、ベランダでちびりちびりとやる1杯の至福に勝るものはないという。ひとり飯というタイトルとは裏腹に、この本の読後にさみしい感じは微塵もない。いろんな人に囲まれて過ごす仙台の気持ちよい風が、読み手にも伝わってくるようだ。



市場の古本屋ウララの店長 宇田智子さん


「ひとり飯」といっても好きな人たちと食べるご飯もたくさん出てくるし、ひとりで食べているときも、いつもそこに一緒に食べたい人や店の人の気配がある、あたたかい本です。(...)書店員を卒業しても絵を描き、文を書き、書店や出版社に関わりつづけているジュンコさんは、いまも変わらずブックアイドルです。



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 いかがでしたでしょうか。書店員からイラストレーターへ、そしてブックアイドルとの呼び声も高い佐藤ジュンコさん。周りの人がついつい幸せになってしまうその柔らかな人柄が、作品にも滲み出ています。食欲の秋も読書の秋も、『佐藤ジュンコのひとり飯な日々』で満喫しましょう〜!
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「コーヒーと一冊」第二弾は、来週、発表いたします! どうぞ、お楽しみに!

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