編集後記

2011年9月号 編集後記

2011.09.30更新

昨日の「今日のひとこと」にも書きましたが、ミシマ社は、もうすぐ創業5周年を迎えます。現在は、その準備と「5周年記念企画」本の制作で、テンヤワンヤの日々を送っています。
わたし自身、7月からほぼ休みのないまま走り続けているのですが、いつも支えていただいている皆様に、少しでも喜んでいただけるものにしたく気合いを入れています。
先日発刊となりました、5周年特別企画の第一弾『だいじなだいじなぼくのはこ』を皮切りに、10月刊『中国でお尻を手術~遊牧夫婦、アジアを行く』、11月刊『透明人間』など力作が続きます。
全国各地で展開いただきます「ミシマ社5周年フェア」とあわせて、お楽しみいただければうれしいです。
いつも応援いただき、本当にありがとうございます!

(三島邦弘)

現在、ミシマガジンで人気連載していた(今お休み中の)コンテンツ「遊牧夫婦」の書籍第二弾を制作しております。やー、面白いです! 書籍第一弾の『遊牧夫婦』とWEBの記事はまた全然印象が違うので、まずはそちらを読んで第二弾を楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

(林萌)

イハラ・ハートショップのイベント(記事になっているもの)に窪田さんが来られていて、「こんな遠くまですごいなぁ」と思ったのが第一印象でした。その後「記事を書いてください! 制限は特にないです」と言われ、普段は誌面の都合もあって詰めに詰めて書くことが多いので、「自由に書く」ということにとまどったのも事実です。でも、好きなだけ書けるというのは新しい体験でした。あと、このイベントのことも客観的に振り替えれたのも収穫です。またぜひ。

(竹村匡己)

今月は特集記事と「本屋さんと私」のコーナーを執筆しました。
米倉先生のお噂は、かねがねミシマ社スタッフから伺っていたものの、ジュンク堂でのトークイベントではじめて米倉先生にお会いしました。お弟子さんの税所さんをいじり、聴衆を巻き込む半ズボン姿の米倉先生。以来、すっかりファンになりました。とある講演会ではセグウェイで壇上を往復しながら登場されたとか、もう最高すぎます、先生! "創発的破壊"を地で行く先生の今後のご活躍も楽しみです。

「本屋さんと私」でご登場いただいた詩人の谷郁雄さんの写真詩集『透明人間』ですが、粛々と制作をすすめています。
第61回の「本屋さんと私」でラフをちらっとご紹介したとおり、前代未聞の本になりそうで、わくわく、にやにやしながらすすめております。『透明人間』が発刊することで、新たなスタイルの本が誕生する契機になるのではないかなーと思っています。みなさま、どうぞご期待くださいませ!

(足立綾子)

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   テーマ:「記憶・時間」

[<構築>人類学]第22回 援助2(2011年4月22日掲載)

前回、エチオピアへの食糧援助のことを書いた。
毎年、大量の食糧が「貧困」とされる地域に届く。
その背後には、援助を提供するアメリカなど穀物生産国の事情も関わっていた。
しかし、どんな事情であれ、外国の穀物や豆、食用油などが農民たちの手に渡る。

アメリカから送られた穀物袋や食用油の缶には、星条旗の大きなプリントとともに"FROM THE AMERICAN PEOPLE"の文字が記されている。
そして「売却や交換は禁止」とも書かれている。

なぜ売却/交換してはいけないのか?


[石井光太&寺子屋ミシマ社]第8回 プロジェクト始動!(5)――イラクの食が変わる日(2010年3月30日掲載)

イラクの人たちは、なにを食べているのだろうか。イラクという国を想像すると、物騒なことしか聞かれないし、実際物騒だ。どうもイラクが身近に感じられない、そんな思いがありました。そんなときに、ミシマ社さんの戦争文化プロジェクトに参加させてもらい、いろいろ調べていくうちに食に関することが面白いのではないかと思い、イラクの食文化の変遷を調べることにしました。イラクの豊かな食文化を紹介するとともに、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イラク戦争によって、イラクの食はどれだけ影響を与えたのかをお伝えしたいと思います。

[高松こんまい通信]第13回 けむりが消える 1(2011年7月7日掲載)

「聞き取りスト」って何ですか? と聞かれると、恐れながら「じつは長老ラブなんです」と答えることにしています。長老とは、人生の大先輩たちのこと。ただし私的には80代以上の方がとりわけラブでして(笑)。それには自分なりの根拠があります。戦前に思春期を迎えておられる方と、戦中戦後に思春期を迎える方では、明確に"何か"が違う気がするのです。最初から区別があったわけではありませんが、何人かの長老たちにお会いするなかで、ときどき、そこに"ニッポンジンがいる"って感じる瞬間があって、ほんとうに私はただただ感動するわけですよ。


[となりの坊さん。]第16回 「音楽が聞こえる」(後編)(2011年4月27日掲載)

 あるチベット人の僧侶が法話のなかで、「幸せになりたいからといって、"しあわせになりますように"と何度お願いしても駄目です。具体的な方法を模索しなければ」という意味のことを言われて、僕も膝を打ちました。「そうだなぁ」と。しかし、だからといって、たとえば仏にお茶や香をわざわざお供えすることを、無駄なことだとは思いません。なぜか。そこには「時間」がかかるからです。「自分は、これを大事にする」その確認作業としての「時間」とその「積み重ね」それが、今の僕にとっての「祈り」だと思いました。


[月刊城陽]第3回 平井神社のセミ(2011年7月25日掲載)


満月の夜が近づいたからでしょうか、こんなにたくさんのセミが、ほぼ同時刻にいっぺんに出てきているということに、驚きました。
セミがみんなで「せーの!」と言ったくらい、動きがそろっています。

ちょうど見やすい場所に、脱皮を終えたばかりの一匹を発見しました。
これが、だんだん茶色になるんですね。なんだか不思議です。


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発行人:三島邦弘

編集:ミシマ社

ウェブ編集:松井真平

ライティング

足立綾子
特集:『創発的破壊』発刊記念 米倉誠一郎氏×税所篤快氏 師弟対談
本屋さんと私:谷郁雄さん編

竹村匡己
本屋さんの遊び方:『ミーツ・リージョナル』副編集長・竹村匡己氏による特別編 ――「すごい本屋!」イハラ・ハートショップに幅允孝さんがやってきた!

イラスト MARINO (ブリン)
トップページ、「読む女」「<構築>人類学入門」「声に出して読みづらいロシア人」「本屋さんと私」「スポーツ紙バカ一代」「喫茶店入門」

編集協力

白髪鬼
「声に出して読みづらいロシア人」

ウェブディレクター 蓑原大祐 石山豊(株式会社アンアンドアン)
Web制作 株式会社アンアンドアン

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