編集後記

2012年8月号 編集後記

2012.08.31更新

とうとう本日、『<彼女>の撮り方』が最終回を迎えました。
(これを書いている今時点では、まだ最後の原稿は読んでいません。)
青山さんが送ってくださる、毎回趣向が変わる意外な原稿と写真を、
毎週の楽しみにしていたので、なんだかさびしいです。
が、10月には書き下ろしも加筆された書籍版が登場です!!
来週はデザイナーの方との初打合せ。ワクワク。乞うご期待!

(星野)

8月31日、学生のみなさんは夏休みの宿題は終わられたでしょうか?
わたしはいつもこの日は自由研究と読書感想文に追われていました。(無計画・・・)
この夏は、キムチばかり食べていたような気がします。
というのも、『我が家の闘争』を読むと無性にキムチが食べたくなるのです。
9月の新刊はミシマガでも人気のこの『我が家の闘争 韓国人ミリャンの嫁入り』です。
韓国料理が食べたくなること必至です。お楽しみに!

(平田)

いつもミシマガに来てくださり、ありがとうございます。
サイトへの訪問者数を今さら(!)定期的にチェックし始めているのですが
予想外の読み物が人気だったことなどがわかり、面白いです。
2カ月ぶりに更新された「白山米店のやさしいごはん」と
注目の新連載「THE BOOKS通信」をまだ読んでいない方は、ぜひご一読を!

(林)

あっという間に8月も終わりですね。今年の夏は暑かった・・・。
来月にはミシマガの人気連載『わが家の闘争 韓国人ミリャンの嫁入り』が単行本になって発売されます!
まだ制作段階ですが、新たなイラストも加わって、かなり面白くなってます。
ご期待くださいませ☆

(亜希子)

去る5月某日、京都城陽オフィスで(密かに?)行われた「コラム道座談会 コラム道の読み方」をまとめました。4人の書店員さんと司会の三島さんが「小田嶋隆のコラム道」のおもしろさを語り合っています。本書の「はじめに」から「第十二回」まで、それぞれの章で、気になった言葉を取り上げています。「どれだけ笑うんだ」というくらい、笑いの絶えない座談会。音源を聞きながら、ほっこりしつつも、しみじみとしたひとときでした。ぜひご一読ください!

(松井)

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   テーマ:「記念日」 

[高松こんまい通信]第37回 兼業編集者?(2012年7月12日掲載)

こんにちは、小西です。

近頃、私は1年に3回、出産をする。
といっても、産むのは「人間」ではなく「本」なのだけれど(笑)。

「せとうち暮らし」の夏号が、先週ようやく下版(印刷工程に移ること)しました。来週はいよいよ店頭に並びます。本と言っても、わずか数十ページの雑誌、それでも毎回、なかなかの"産みの苦しみ"なのです。

[読む女]第1回 「夜道で」(2009年7月24日掲載)

明日はお休みで、これといった予定もなかった夜、外に飲みに行こうかという話になった。
たまのことなので、うれしい。
気持ちが変わらないうちにと、あっという間に出かける仕度を整える。
玄関の鍵をかけ、真っ暗になった夜の中を、二人で足音だけさせて歩く。
少し風が吹いていて心地よい。
ザワザワと勢いのある木の葉の音がして、今朝洗濯したばかりの着ている紺色ワンピースの裾が翻り、はたはたと足にあたる。
こういう楽しい時は、とても伸びやかであるはずなのに、夜遅くに住宅街を歩いているので、自然と声は小さくなる。
「このまえから話してる例のクッションだけど、ついに明日買いに行きたいと思ってるの。一緒に行ってくれる?」
「いいよ。お店、遠いんだっけ?」
「すこし遠い」
「じゃあ、朝あのパン屋に寄ってそのまま行く?」
「うん、寄ってく」

[インタビュー・ミシマガ「人」]第26回 サウダージ・ブックス 淺野卓夫さん――学び逸れ出版論! 文化人類学からスモールプレスの道へ(2012年3月15日掲載)

・・・人間は、どうすれば、この波のページを読むことができるのか。どうすれば、知を介して、風がはこぶ野生の書物につながることができるのか。
そんなことを、海岸の松林のベンチで潮風に吹かれながら、つらつらと空想していたら、何かひらめくものがあったんですね。

ブラジル奥地で、ぼくが熱心に聞き書きをした日本人移民の古老たちが暮らしていたのは、ほとんど本のない世界です。

田舎の農民の暮らしはそもそも書物とあまり縁がありませんし、なかには読書好きの方もいるのですが、清く貧しい暮らしをしているかれらが日本語の本を読みたいと願っても、ブラジルでは輸送コストが高くつくので気軽に手を出せない、という事情もあります。日本語の本って、現地ではすごく高い贅沢品なんです。

[本屋さんの遊び方]第10回 ジュンク堂書店仙台ロフト店 佐藤純子さんに聞きました(2010年7月1日掲載)

佐藤面接が終わったあとに、そこにマフラーを置いてきてしまったことに気づいて「あーマフラーマフラー、すみませんマフラー忘れちゃって」って取りに行ったら、そのとき髪を茶色にしていたんですけど、「佐藤さん、明日とかに髪の毛、黒くできる?」って言われて。

―― おっ。

佐藤「あ、なんだろう??」と思って、「あ! します。できます。」と言ったら、「じゃあ、明日から来てね。」って言われて。

―― おぉぉ。

佐藤それで、ジュンク堂で働くことになったんです。

[本屋さんと私]第18回 住み込み店員さんと家族の食事に追われ(50年前の書店のカタチ)(2009年11月12日掲載)

幸江さん私は50年前にここに嫁いでからのことしかわからないんですけど。

―― ぜひ、その最初のところからうかがいたいと思ってまいりました。
こちらにこられたのは50年前ですか。

幸江さんそうです。昭和34年です。ちょうど美智子様のご成婚の一週間くらい後でした。

遠山さんちょうどここの前を通ったんですよ。馬車が。

―― そうなんですか。

幸江さんご成婚のパレードを見させて下さいというご近所の人たちが来て、うちの屋上や窓から見たりしたそうです。その9日後に私はここに嫁いできました。

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発行人:三島邦弘

編集:ミシマ社

ウェブ編集:松井真平

ライティング

松井真平
本のこぼれ話:コラム道座談会 コラム道の読み方

富田茜
THE BOOKS通信:第2回 [レポート]三省堂書店神保町店『THE BOOKS』全点フェア(2012年8月3日~9月6日)

イラスト MARINO (ブリン)
トップページ、「読む女」「<構築>人類学入門」「声に出して読みづらいロシア人」「本屋さんと私」「スポーツ紙バカ一代」「喫茶店入門」

編集協力

白髪鬼
「声に出して読みづらいロシア人」

足立綾子
ミシマ社の話

ウェブディレクター 蓑原大祐 石山豊(株式会社アンアンドアン)
Web制作 株式会社アンアンドアン

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