編集後記

2016年11月号 編集後記

2016.11.30更新


【自由が丘チーム】

 今月も京都オフィスの「ミシマ社の本屋さん」で一日店長を。印象的だったのは女性3人組のお客様。お声かけすると、戸惑いがちに「カンコク・・・」とのお返事。韓国から旅行で立ち寄ってくださったようです。お互い言葉が通じないため、身振り手振りとスマホの音声翻訳を駆使して意思の疎通を図ったところ、益田ミリさんの大ファンでここを知ってくれたことや、自身もそれぞれイラストレーターだということが判明。本やミシマ社エコバッグを買ってくださり、最後に記念撮影。今ごろ彼の地のSNSで私も映った写真がアップされていることでしょう。12月も16日(金)に一日店長やります。ぜひお越しください。(渡辺佑一)


 先週、自由が丘オフィスに60本のバラの花束が届きました。小分けにして、玄関、それぞれのデスクの上、そしてもちろんちゃぶ台の上にも飾っているのですが、予想以上の存在感と安らぎをもたらしてくれています。先ほども、ワタナベやハセガワと「花ってすごいですよね。なんでこんなきれいなものが世界に誕生したのか」という、哲学的なのか何なのか、ようわからん会話をしてしまったほど。花。家にも飾ろうと思います。(星野友里)


 電車で雨宮さんと二人になったことがありました。その日がほぼ初対面で緊張していたのもあるのですが、どんな話題でも、ゆっくりうなずいて、じっと話を聞いてくれる雨宮さんに、私はしゃべりまくって空回り。あとでものすごく反省したことを思い出しました。いろんなところで、雨宮さんには話をきいてもらいたくなってしまう、ということばを見ました。納得でした。雨宮まみさんのご冥福を心よりお祈りいたします。(長谷川実央)


 今月は出張で天草、熊本、福岡へ。天草ご在住のミシマガサポーターさんにお声がけいただいて地元のイベントに出店。「天草」と聞いても天草四郎くらいしか思い浮かばない私にとっては、色々と驚くことばかりでした。特にトークイベントでは、ミシマ、トリイ、イケハタによるトリオ漫才を披露することになったわけなのですが、「ミシマ社本の取扱書店がない天草で、はたしてお客さんが来るのだろうか......」などというこちらの心配はなんのその。得体の知れない我々の得体の知れない話を聴きに、たくさんのお客さんが......!! しかもみなさん熱心に耳を傾けてくださる。よくよくお話をうかがうと、すべてはサポーターのNさんの活動の賜物で、日頃から周りの方々にミシマ社のことをお話してくださってきたことで、ミシマ社が市民権を得るに至ったようなのです。すべてはひとりの人から広がっていく。熱量は読者から読者へも伝わっていく......胸が熱くなりました。(池畑索季)


11月初めに、満員電車の中でiPodを落としました。10年近く連れ添った相棒よ、さようなら......と思っていたら、優しい誰かに拾われて、落とし物案内所に移動していました。案内所まで取りに行くと「確認のため、ウォークマンに入っている曲を教えてください。できればマイナーめで」と言われました。そこで、曲数がたくさん入っているので若干ドヤ顔で「坂本真綾さんの曲が200曲くらい入っています」と答えたオカダ。無事に手元に戻ってきましたが、「私の坂本真綾セレクションは誰も聞くことがなかったのね......」とよくわからない寂しさが込み上げました。いや、そんなに聞いてほしかったら、誰かにゴリ押しでもすればいいんですけどね。でも最近ミシマ社内で彼女の話をすることが増えました。(オカダが勝手にわーわー言っているだけ)落とした時に対応してくれた駅員さんも、案内所の人も優しく、以前と変わらず満員電車で音楽が聞けること、この場で深く感謝します。(岡田千聖)


【京都チーム】

 明日になれば、今年も残すところひと月に。今月は、10周年御礼行脚で、福岡、天草、岐阜、岡山を回りました。各地で歓迎いただき、心身ともに喜びでいっぱいになりました! こうしていただいたエネルギーは自分のところで止めずに、「一冊」へ注入し、本屋さんを介してお返しできるようにしてまいります。 12月以降も、各地を回ります! みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。(三島邦弘)



 『愛と欲望の雑談』の共著者である、雨宮まみさんが今月お亡くなりになられました。雨宮さんの書く文章、お人柄が、大好きでした。本当に涙がでるほど好きでした。真っ直ぐで、痛くて血が出たとしてもぶちあたっていく優しく美しい姿に憧れ、どれほど救われたか。これからどんなものを書かれるのか、ずっとずっと見ていたかったです。『愛と欲望の雑談』の雑談相手である、社会学者の岸政彦先生もとっても素敵な方です。大好きな、大切な一冊です。ぜひお手にとってみてください。今年も残るところあと1カ月。毎日を誠実に暮らしていきたいです。(新居未希)


 おととい、ふと財布をみると500円玉が一枚しかおりません。あと3日、どう乗り切るか...。天草、熊本、名古屋、岡山、東京と駆け回った11月を実感しました。今日の時点で所持金240円。まあなんとかなりそうです。給料日が間違いなくやってきますように。(鳥居貴彦)


 今月は僕が制作担当をした「紙版 みんなのミシマガジン」で大きなミスをしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。そして、そのお詫びの手紙に対し、多くのサポーターさんから激励のおはがきをくださったこと一生忘れません。本当にありがとうございます。
写真は、大原にある「音無の滝」です。聖応大師良忍上人が声明の修行をしていると、滝の音と声明の音が和して、滝の音が聞こえなくなったことからこの名がつけられたそうです。穏やかな滝だったので、打たれることはできませんでした。(田渕洋二郎)



【サポーターのみなさま】

永田奨悟/川崎哲嗣/寄藤文平/内田樹/aknmt221b/菅原美香/かつ!/吉田章子/吉村健太郎/神吉直人/近藤淳也/藤谷薫子/讃岐マナブ/吉田佳世/田中厚史/中野憲/金山忠司/大沼真理奈/マル企画/城内優子/八木牧人/川井巧/渡辺作太朗/ムムリク・ミ/山陽堂書店/三島遼大・颯太/まこ&えり/星野友里/shigeren/三宅沙弥/鳥居貴彦/戸田百合子/himaar coffee & crafts/百瀬れい/金井さおり/三角朋代/西山貞子/西山慎一/赤塚亮子/冨田八枝子/クル/後藤浩一/芳賀繁浩/川満町華/にやがりもん/いとみき/EishiN/暮らしと珈琲 みちみち種や/(株)不動産ギャラリー/伊倉健之/山崎雅人/吉田佐千子/桜井一/平瀬有香/塩野真弥/山田壮一/岡本尚/山ちゃん/内田節子/中尾仁/日比野政彦/まあちゃん & MARU/山森友美/Raya Sakuraya/unitec/高松駿至/芦田恵美/川口素見/嘉登隆/おおさきななこ/伴光昇/homahomahoma/池畑早苗/安齋詩央里/寄谷菜穂/津田篤太郎/田中 晶子/丹所千佳 /綾 諄子/藤野貴之/池田公信/渡邉久也/森田真生/松井健吾/西山有子/髙山幹朗/新多了/高倉智子/穀潰しの暇潰しと櫃まぶし/新崎哲世/渡邉一宏/マリモ舎/スズキのデザイン/uki.office/上番増喬/黒岩正樹/片野光男/宇都宮咲子/浅井琢也/塩出慎吾/山口美加/新内秀一/桂川潤/藤原寿治/やすクン/西本道裕/noriharu/ふやふや堂/伊藤美代子/長谷川良子/松岡美江/青木吉史/大野素子/さぽさぽーと/中川学/敏之と永久と千里/雨の本屋/恩田香/Hami/大野貞良/chuchu/坪井暢子/平井多美子/ぐんじょういろ/花街の父/西蓮/(有)カメガイアートデザイン/石井和美/ましもむつこ/桜井保志/堀部篤史/西條緋呂子、早山かおり/寄り道バザール/真木宏之/上原悦子/湯川彰浩/カタギリ/ゆりくらげ/平野美香/山川早霧/屶姐/しろまるひめ/カフェラジオプラント奥田/大下藍/伊藤 愛/菊池暢子/根本祐滋/加藤真/一本ゲタ大使/野の畑 みやた農園/くろこ/田渕幸子/國島敬子/為水真由美/板本淑子/千葉留美/粟生田明子/柴山幸夫/川上裕子/牟田都子/西本愛/中川美咲/キタムラますみ/こばやしちず/宮川洋一郎/木野真由美

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イラスト:MARINO (ブリン)トップページ、「本屋さんと私」

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