月刊 ちゃぶ台

第2回 表紙も帯も、一新しました

2017.10.11更新

 前回の最後に、「目次はこんなふうになりました」と表紙裏の写真を掲載しました(『ちゃぶ台』の目次は、誌面の冒頭ではなく、一番後ろの後ろ、つまり表紙裏に入ります)。
 写真をふたたび掲載しますと――。


(表紙・表4)

 まず一見して、これまでの『ちゃぶ台』と何かが「違う」はずです。ピンと来られた方がいらっしゃれば、『ちゃぶ台』マスターの称号をさしあげます(別に欲しくないよ、なんて言わないくださいね)。
 参考までに、Vol.1、Vol.2の表紙裏を並べてみます。


(左:Vol.1  右:Vol.2)

 一見して、と申したのは、文字通りです。
 過去の『ちゃぶ台』リーダーならずとも、ぱっと見ただけで、はっきりと違いがあるのがおわかりでしょう。そうです、「色」です。
 過去の二号は、いずれも紙の地色(白)をベースにしています。
 対して、今号の背景色は、ブルー。それも、爽やかな夏空を彷彿とさせる、鮮やかなブルー。
 くわえて、イラストが入っているのも気づかれたでしょう。いったいこの人たち、なに? っていうようなイラストです。
 その正体は、本号の中身と連動しているので、あらためて。いずれにせよ、このイラスト、表紙裏に突然入っているわけではありません。もちろん、表紙の表に入っているのが、はみ出し気味に裏にも来ている、というわけです。
 では、表紙の表はどんななの? 
 はい、もったいぶらず、お見せします。
 こちらです!

 いかがでしょうか?
 『ちゃぶ台』は創刊号以来、台割を決めない、という方針でつくっています。台割というのは、航海にたとえれば羅針盤と海図の両方を兼ね備えたようなものです。それがあるからこそ、目的地まで安心して航海できる。その航海必須のアイテムをいったん手放す。ということをあえてやっているわけですが、ひとつだけはっきりしていることがあります。
 「西へ!」
 と船長が指さすように、大きく向かう方角だけははっきりしています。
 それをひとことで表せば、「ちょっと先の未来がここに」、となります。
 この表紙とイラストは、本号が見つけた「ちょっと先の未来」が、見事に現れたものとなっています。創刊以来、デザインを手がけてくださっている矢萩多聞さんのおかげです。
 
 こんなふうに新たな生命を得て、まもなく誕生する『ちゃぶ台Vol.3』。
 ただし、変わったのは、表紙の色やデザインだけではありません。
 帯も大胆に一新しました。こんなふうに、です。


 『言葉はこうして生き残った』著者であり、半年前に休刊となった『考える人』編集長の河野通和さんが、前回のこのコーナーを読んでくださったようで、こんなメールをくださいました。

「ちゃぶ台、無事に校了になったようでお疲れ様でした。
目次を拝見すると、すごく充実した号に感じられます。
戦後、カストリ雑誌は3号(3合)で潰れるから、というのでそう呼ばれたのですが、ちゃぶ台は息切れどころか進化していますね。」


 大先輩にこう励ましてもらい、発刊前に大いに勇気をもらいました。
 河野さんが言ってくださったように、「進化」していると私も感じているのですが、次回、一新した帯の解説とあわせて、号のタイトルをなぜ「教育×地元」号としたか、についてもお話したく思います。
 なにせ、前号のタイトルは「革命前々夜」号ですから。そっちの方向性を踏襲しなかったのはなぜなのか? いや、大した理由ではないのですが・・・。

(文・三島邦弘)

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