月刊城陽

第3回 平井神社のセミ

2011.07.25更新

こんにちは。ミシマ社京都オフィスのクボタです。
今回の月刊城陽は、ある晩におこった小さな事件について、お届けいたします。

それは、7月14日の午後7時半、満月の一日前の夜でした。
オフィスで仕事をしていると、突然私の携帯電話が鳴りました。
電話の相手は、近所の友人Aからです。プルプル、プルプル。

私「はい、もしもし」
A「ちょっと! いますぐ、駅前の平井神社にきて!」
私「え!? なんかあったの?」
A「いいから、とにかくきて! セミが、セミがいっぱい・・・」
私「え~、まだ仕事おわってないのに~」

私は「めんどくさいな・・・」と思いつつ、
久津川駅前にある平井神社まで、自転車を走らせました。

チリン、チリン。

私「きたよ~」
A「ちょっと、踏んだらだめだよ!」
私「え、どういうこと!?」
足元をみると、セミの抜け殻のまだ抜けていないやつ(つまり幼虫)がいました。
抜け殻で見るときより存在感があり、しかも、けっこう動きが早い!
私「ちょっときもちわるい・・・!」

よく見ると、そこかしこに、セミの幼虫が歩いています。
あるものは木に登り、あるものはコンクリートの上を動きまわり、あるものはひっくりかえって動けなくなり・・・。


草が生い茂っている場所を見ると、無数のセミが草木につかまっています。
「うわ~、すごい!(やっぱ、きもちわるい・・・)」


私たちがふたりで騒いでいると、とおりがかったおばちゃんや高校生があつまってきて、みんな一様におどろいています。

場所は、京都オフィスのもより駅、久津川駅のすぐとなりにある平井神社です。
そこには、大きなケヤキの木があり、そのまわりの植え込みから、たくさんのセミがでてきていました。

満月の夜が近づいたからでしょうか、こんなにたくさんのセミが、ほぼ同時刻にいっぺんに出てきているということに、驚きました。
セミがみんなで「せーの!」と言ったくらい、動きがそろっています。

ちょうど見やすい場所に、脱皮を終えたばかりの一匹を発見しました。
これが、だんだん茶色になるんですね。なんだか不思議です。
がんばれよー。

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