月刊城陽

 お久しぶりです。今回の「月刊城陽」は、本屋さんのある久津川駅の西側にある「ぱん工房きむらや」さんに、お話をおうかがいしてきました。
 こんなパン屋さんが家の近所にあったら毎日通いたい! そんな気持ちにさせてくださる、木村さんはとっても気さくなお方です。パンづくりは弟さん、お店番はお兄さんとご兄弟、二人三脚でお店を営まれています。
 さすがは元・営業マンの木村さん。お話が楽しくてついつい長居してしまいました。お客さまのなかにも、木村さんとのお話を楽しみにかよってくださるお年寄りも多いそう。
 地元でご商売をされる、木村さんの熱い想いを聞かせていただきました。

(聞き手:寄谷菜穂、江連旭、中谷利明 文:寄谷菜穂)

第16回 常連さんが集う「ぱん工房きむらや」

2014.03.01更新

メニューもお客さまと一緒に!

 一押し商品をたくさん売る、というより細部までお客さまのことを考えてつくられた品揃えとレシピがむちゃくちゃ素敵です。
 たとえば、ベーグル。よく目にするベーグルは、中に具がはいっているものがほとんどですが、「ぱん工房きむらや」さんのベーグルは、中はもちろん、外にもたっぷりのトッピングが! これはお客さまにお年寄りの方もたくさんいらっしゃることから、「見た目でもちゃんと区別がつくように」というアイディアだそうです。なんとも心あたたまるエピソード。

 毎日通ってくださる方がたくさんいらっしゃるため、きちんと定番パンは常備しておきながら、新しいメニューにもどんどんチャレンジ。
 現在は「ライ麦」をつかったパンを新作としてだされています。

 ほかにも、普段の会話からお客さまの好みをつかんだ新しいメニューや、ご要望にお応えしてつくってみる新作もあるそう。試食をしてもらってご意見をもらう、なんてこともよくあるそうです。  
 ちびっ子たちからお年寄りまで、幅広い年齢の方のお口に運ばれるパンは、種類がとっても豊富です。
 私たちが取材させていただくあいだにも、常連さんがいらっしゃって「いつもの」パンを買っていかれていました。
 木村さんが、おひとりおひとりの好みをちゃ〜んと把握されているところに、町のパン屋さんのあたたかさを感じました。


パンは生きもの!

  木村さんは、元々会社勤めで営業職をされていたそうです。弟さんとパン屋さんをオープンさせることになり、久々に戻った城陽が想像以上に高齢化していたことに、びっくりされたそうです。「地元で商売できることが幸せ、少しでも盛り上げていけたら」と木村さん。とにかく、とっても親身になってお話をきいてくださるので、なんだか私も勢い余ってそのまま人生相談をしちゃいそうになりました(笑)。

 職人さんである弟さんが、夜11時から早朝にかけてパンを仕込まれ、お兄さんの木村さんが、朝5時からお店の準備をされ、早朝6時30分にはオープン!!

   毎日みなさんの食卓においしいパンをお届けするには、並々ならぬご苦労も。  四季のある日本ならではの気候の変化で、毎回同じ味のパンを焼き上げたり、新しいメニューをつくられるのは、とっても難しいことなんだそう。  温度や湿度はもちろん、中に具をいれるお惣菜パンは、具との相性も重要。  こんなにたくさんお店にならんでいますが、どれもパン職人の弟さんの細やかな配慮と、試行錯誤の賜物です。「パンは生きものやからね」そう言いきる木村さんがかっこ良かったです!

 久津川のみなさんに寄り添ったメニューとトークが素敵な「パン工房きむらやさん」。
 「ミシマ社の本屋さん」へお越しの際に、ぜひぜひ立ち寄ってみてくださいね!


「パン工房きむらや」
京都府城陽市平川中道表20-15
営業時間 AM6:30 ~ PM18:00
定休日 毎週 日曜日・祝日
電話 0774--52−4330

 

最後に「ミシマ社の本屋さん」についてです。

ミシマ社の本屋さん
〒610-0101
京都府城陽市平川山道115[MAP]
TEL&FAX:0774-52-1750

次回開店日 3/1(土)、3/8(土)、3/29(土)
営業時間 10:30〜17:00

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