ハタラク計画、スタート前

Story9. 恋愛からの~2014年!!

2014.01.05更新

 新年あけましておめでとうございます。
 2013年は13で「トミ(富み)」の年、2014年は14で「トヨ(豊)」の年。
 ある神官の方に教えていただきました。
 みなさまにとってどんな豊かな年になるでしょうか。

 一年前の今頃、まさか私がミシマガジンでこうして書かせていただいているとは、考えてもいませんでした。

「人間が考えることは、それまでの経験値でしかない。
 人間が考える範疇なんて知れたもの。
 行き詰まったら自然を見なさい。山、川、空、自然を見なさい。
 自然は人間がつくることもできなければ、超えることもできない。
 だから自然に感動をする。考えても考えても自然を人間はつくれない。
 人間の考えるなんて知れたもの」

 著名な科学者にインタビューをしたときに、このような言葉をうかがいました。
 今、この言葉が腑に落ちます。その証拠にまったく考えてもみなかったミシマガジン・・・ですから(笑)。

さて、考えるということさえもできなくなり、考えているつもりでもひっちゃかめっちゃかになるのが恋愛です。前回のSEG(スーパー エナジー ガールズ&ボーイズ)、略してスパガの続きです。

 SEGとは、「好きな人と、好きな自分で、好きなことして、世界を素敵に変える」がコンセプトのプロジェクト。
 現在のメンバーは、映像プロデュサーのAさん、WEB&グラフィックデザイナーのBさん、スピリチュアルカウンセラーのCさん、そして私の女性4名です。皆、約3年前に知り合いました。
 出会った当時、私以外は全員、独立して仕事をし、第一線で大活躍をしていました。もちろん今でも大活躍ですが、この数年で大きく変わったことがあります。出会った当時と今との、彼女たちの表情や雰囲気がまったくの別人ということ。どの人も当初から魅力的で素敵な女性たちでしたが、自分のなかで抱えているもの、生きることや仕事での悩みや苦しさで、グルグル巻きになっていたのかもしれません。それが玉ねぎの皮がペロ~ンと一枚ずつ剥がれていくかのように、どんどんどんどんピュアな自分に近づいていき、愛らしさが内側から滲み出してきて、今ではキラッキラに輝いています。

 なぜそうなったのか? とても地味な作業ですが、ただただ自分と向き合い、自分と対話し、受け入れる、その繰り返しの時間や毎日を過ごしていたからです。自分の奥の奥の奥にあるものを大切にしはじめたのかもしれません。
 そしてこの作業は自分ひとりではできるものではありません。人との関わりのなかで起こる出来事や、トラブルと言われるようなものの中に、自分と向き合うヒントが隠されています。SEG仲間のCさんが
「生きることは、自分の持っているクセを炙り出して、手放しで、自己肯定していくもの」と、話してくれました。

 クセとは、生まれてから今に至るまでにそれぞれが育ってきた環境や経験、価値観や固定観念、常識というものからついた考えグセや思いグセなど、その人が本来は持ってはいないもののこと。このクセが出てくると、気持ちがグルグルしたり、落ち込んだり、自分を責めたりするような状況になります。逆をいえば、このクセというもがあるから、今まで頑張ってこられたし、社会の中で自分を守ることができたともいえます。
 しかし「このままでいいのかな?」とか「自分らしく生きるってよく耳にするけど、どういうことだろう?」というような思いが湧いてきたら、クセを炙り出してみようぜ! というサインなのだと思います。

 SEG仲間でこのような作業を各々がやってきたここ数年、私から見ても彼女たちの変化ははっきりと見えるものでした。キラッキラに輝いて見えるというのも、彼女たちの本来持っていたピュアな部分が出てきたからでしょう。
 でも不思議なことに当の本人はそんな変化に気づかないという現象も(笑)。ただ「楽になってきた」と、言います。ピュアな部分に近づくほどに楽になっていく感覚、「そんな素敵な感覚を必要としている人にも届けたいよね」、という私たちの思いからSEGの第一回トークイベント『見えない世界から見た、恋愛の存在意義ってナニ?』を開催しました。

 テーマを恋愛にしたのにも、もちろん理由があります。Cさん曰く「恋愛はどんなに頭がよくて賢い人でも、理性を失ったり、感情的になって、信じられない行動を起こしたりと、クセの炙り出しのオンパレード」。
 こんな恰好のツールはありません。
 私が雑誌の仕事をしているとき、誌面全体に流れていたものは「恋愛がうまくいくための〇〇」「好きな人に振り向いてもらうための〇〇」という、恋愛そして結婚に関してのことでした。これはズバリ、妙齢の女性にとって恋愛が最大の関心事だからです。恋愛もピュアな自分に近づくひとつのツールだと思えば、恋愛の見え方も変わるのでは?
 あーこのことをあと20年、いや10年早く知っていたら!!(笑)。

 トークイベントは、見えない世界と生まれたときから向き合ってきたCさんがより話しやすいようにと、ファシリテーターとして私もお手伝いをさせてもらいました。Cさんとは出会ってから、これでもか! というくらい話を聞いてもらい、対話し、数えきれない時間を共有させてもらいました。Cさん自身も自分のクセの炙り出しに一生懸命取り組み、お互い励まし合ってもきました。同じようにAさん、Bさんとも大切な時間を今まで過ごしてきました。

 Aさんがもろもろの交渉事から会場の準備すべて、そしてトークイベント自体の根幹がぶれないように、私たちを先導し、とてつもない安心感を与えてくれました。Bさんは、見えない世界という、言葉にすると怪しく、うがった見え方をされがちなイメージを一掃するような、あまりにも可愛らしく透明感のあるヴィジュアルの世界をHPや当日配布した印刷物で表現してくれました。各人の個性や今までの経験を生かしながら、必要としている人に届けられることがこんなにもうれしいことを知りました。

 会場には約35名の女性参加者が集い、終始真剣に聞き入ってくれました。2時間という限られた時間でどれだけのことが届いたかわかりませんが、イベント終了後の参加者のみなさんのお顔を拝見して、来場時とは違うどこか凛とした表情を感じることができ、お酒も飲んでいないのにかなりの興奮状態で、私のアドレナリンが止まりませんでした(笑)。

 もちろん恋愛だけでなく、仕事でも、家族や友人とのことでも同じなのだと思います。自分にとって、ピュアになっていくためのクセの炙り出しツールは毎日、毎日起こっているのだなーと、ようやくすっきりと思えるようになりました。
(次回のSEGの活動も楽しみにお待ちください!!)

 2014年のトヨ(豊)が、世界でも日本でも、自分の周りでも、そして自分自身にもいただき、シェアできるような、そんな豊かな年になると素敵ですね。いや、するぞ!


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河田実紀(かわだ・みき)

大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年独立。

大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。

月に一度トークイベント「おとな塾」を開催中

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