本のこぼれ話

ソラリーマン 番外編 2

2015.11.06更新

 2015年9月。ニューヨークで、私はあらゆるソラリーマンを撮影してみました。

 前回は、2012年から撮影を続ける『むすめと!ソラリーマン』(KADOKAWA/メディアファクトリー)のニューヨーク編を、お届けしました。

 父と娘の関係性は、特に複雑で、日本では思春期の娘さんを多く撮影したので、より複雑性が色濃く出たように思いますが、ニューヨークでは、もっと小さな娘さんとお父さんの撮影が多かったので、シンプルな幸福感に包まれた作品になっているのではないかと思います。

 また、人種の坩堝(るつぼ)と言われるニューヨークならではの、親子の血を感じる写真になったかと思います。
 そのあたりの親子関係の(日本から見ると)複雑な感じ、ソラリーマンという一見ハッピー全開な写真の中に含まれているところが、個人的にいいなと感じています。

 さらに新しい展開を考えるために、ニューヨークでは、父と娘以外の家族関係も、写してみることにしました。



















家族で。
息子と。
母と娘と。
彼女と。。。

そして、
日本に帰ってから、こんな写真を撮りました。




『よめさんと、ソラリーマン。』
続けてみようと、思います。

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★『よめさんと、ソラリーマン。』
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青山裕企(あおやま・ゆうき)

1978年愛知県名古屋市生まれ。2005年筑波大学人間学類(心理学専攻)卒業。2007年「キヤノン写真新世紀」優秀賞(南條史生選)受賞。
サラリーマンや女子高校生など“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作している。
著書は『ソラリーマン』『思春期』(ピエ・ブックス)、『スクールガール・コンプレックス』(イースト・プレス)、『〈彼女〉の撮り方』(ミシマ社)など。
好きな食べ物は、抹茶系全般とココイチのカレーと一蘭のラーメン。好きな動物は、ペンギン(グッズ収集家)。誕生日の覚え方は、「よい子(4.15)」。
長所は、晴れ男。座右の銘は、「愛嬌は、老けない」。

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