じゃり道本屋さん日記

第18回 どこでも本屋さん

2016.03.13更新

 ミシマ社の本屋さんは、京都、鴨川のほとりにあります。川端通と丸太町通の交差点から南へちょっと下がったところ。せまいじゃり道を進んだ突き当たりです。オープン日は毎週金曜日と月に一回どこかの土曜日。
 駅からも近く、決して不便とは言い難い立地なのですが、お店に来ていただく方に話を聞いていると、「金曜の午後に京都にいる」ということはなかなか難しいようです。出張の空き時間にとか、有給がとれたとか、旅行の途中になど、ほんの少しの時間を使ってはるばるお越しいただく方もたくさん。なかには、「修学旅行の引率で来たんだけど、生徒の自由時間がちょっとだけあったので来ました!」という学校の先生もおられました。

 じつは、本屋さんはどこにでもいけます。昨年は、近所の夏祭りや、遠く瀬戸内海に浮かぶ周防大島に出店させていただきました。そして今日は、本たちが尾道に出張しています。

亀祭(カメサイ)〜キセルと京都 IN 尾道

 尾道と京都を繋ぐ、マルシェとライブのイベント。ミニステージでライブあり、ワークショップありの盛りだくさんなイベントです。夜は京都出身のアーティスト・キセルによるワンマンライブ開催。

・日時:2016年3月13日(日)12:30〜20:00
・場所:浄泉寺(広島県尾道市西久保町2-2)
・マルシェ入場料:無料

出店・ライブ情報など詳しくはこちら



 また今月は東京・自由が丘のミシマ社オフィスでもオープン。自由が丘の何軒かのお店が集まって開催する「大四国展」に参加しています。
 自由が丘のセレクトショップ・katakana店主の河野さんが「さがしモノの旅」で出会った四国の素敵なモノや人を自由が丘の町と人に紹介していくイベントです。今回、ミシマ社も共催という形で参加させていただくことになりました。




ミシマ社の本屋さん in 自由が丘

・オープン日:3月11日、18日、25日、26日
・場所:ミシマ社自由が丘オフィス
(東京都目黒区自由が丘2-6-13)
・TEL:03-3724-5616

詳しくはこちら



 四国の素敵なモノを集めるイベント、ということで本屋さんからも四国にゆかりのある本をセレクトしました。「しこくしこく...」とつぶやきながら本棚の前に立って眺めていると、意外な本が目に止まります。夏目漱石は松山に住んでたよな、夏葉社は高知にゆかりがあったんじゃなかったっけ?上林暁が高知の話をいっぱい書いていたはず...、お遍路道は空海がひらいたんだよね?サウダージブックスは小豆島の出版社だ!四国は淡路島の次に生まれたって古事記にかいてあったよね...と、時代を超えて本たちがゆるやかにつながっていきます。食文化の本、旅のエッセイなどは開いてみないと気がすみません。醤油の話が載っていれば香川も登場するのでは?日本中旅したっていうなら四国にもいってるでしょ、と。

 イベントに出店する時に一番おもしろいのはこの時間です。その土地の知らないお客さんの顔を想像しながら一冊一冊ダンボールに詰めていきます。

 周防大島、尾道、そして自由が丘。本と本棚さえあれば、どこにでも「ミシマ社の本屋さん」は出かけます。時には本だけが店員を置き去りにしてでかけてしまうことも。
 京都にいても、どこにいても、おなじ本をおなじように並べているはずなのに、お客さんの反応や買われていく本はまったく違います。出かけて行った先でどの本が売れているのか、想像しながら待つ時間もまた、楽しいのです。


3月の開店日(毎週金曜日)
4日、11日、18日、19日、25日
※今月の土曜営業日は19日です。
OPEN 13:00 - CLOSE 19:00



ミシマ社の本屋さん
京都市左京区川端通丸太町下る下堤町90-1
営業:毎週金曜日、月に一回どこかの土曜日
   13:00〜19:00
電話:075-746-3438
京阪・神宮丸太町駅2番出口から南へ徒歩1分
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ミシマ社の本屋さん

出版社・ミシマ社が運営する小さな本屋「ミシマ社の本屋さん」。2014年3月まで京都府城陽市で営業しておりましたが、京都市内にて2014年10月3日(金)より営業再開。毎週金曜日、最終土曜日の13:00~19:00の開店です。

京都市左京区川端丸太町下る90-1
京阪神宮丸太町駅から徒歩1分

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