じゃり道本屋さん日記

第23回 朝の本屋さん

2016.08.13更新

 朝の本屋さんをはじめました。オープンするのは午前6時。言い出したのはミシマ社に出入りしている大学生たちでした。「今日は昼まで寝てた」「早起きしたら1日トクした気分になれるのに」「ひとりでは起きる気がしない」「本屋さんなら朝でも来る人いそう」「朝本読みたい」「コーヒーも飲めたらうれしいね」「朝ごはんも出そうよ」「お米はいっぱいあるけどパンが食べたいな」と、大学生らしい脱線や妄想ばかりが膨らんでいきました。

 早朝。いつもの道をいつものように寝ぼけた頭で自転車をこいで出勤します。いつもよりやさしい日差しとまだすこしひんやりした空気。すれちがう人たちももちろんいつもとはちがっています。いつも開店準備をしているスーパーもまだ静か。逆にいつもはもう一息ついている豆腐屋さんはいそがしそう。いつもみている町の2時間前の姿がみえる。ただそれだけのこと。
 
 オープン直後はお客さんはなかったものの、8時をまわったあたりで最初のお客さんにご来店いただきました。やってきたのは大学生くらいの女の子。近所に住んでいて気になっていたとのこと。その後も若いお客さんがふらりと朝ののんびりした時間の中で本を読んだりぼんやりしたり思い思いに過ごしていかれました。

 すこし早起きしてきてくださった皆さんは、その日、どんな1日をすごしたのでしょう。朝しかできないことは多くはないかもしれません。夕方でも、お昼でもやることは同じかもしれません。でも朝だからやってみようかなと思えることはある気がします。お昼休みや夜寝る前はスマホの画面を眺めていても、朝は本でも読んでみるかな、とか思っていただけたら大成功です。
 学生たちの試みはこれからも続きます。よろしければどうぞお付き合いください。

 今後の開店日などはこちらでお知らせしています。

【お知らせ】
久高オデッセイ上映会 開催!

 沖縄本島のほど近く、神の島として崇められる久高島姿を記録した長篇記録映画『久高オデッセイ』三部作の終章「風章」をこのたびミシマ社の本屋さんで上映します。
 8月31日の上映後は、司会を代表・三島が務め、京都大学元教授・鎌田東二先生、株式会社はてな会長・近藤淳也さん、株式会社ルーツ・今津新之助さんの3人による鼎談も開催。ぜひご参加ください。

第一回上映 
8月31日(水) 19時開演(上映95分・アフタートーク60分)
参加料:2000円(サポーター・学生1500円)

第二回上映 
9月2日(金) 19時30分開演(上映95分のみ)
参加料:1500円(サポーター・学生1000円)

詳しくはこちら


8月の開店日(毎週金曜日)
5日、12日、13日、19日、26日
※今月の土曜営業日は13日です。
OPEN 13:00 - CLOSE 19:00



ミシマ社の本屋さん
京都市左京区川端通丸太町下る下堤町90-1
営業:毎週金曜日、月に一回どこかの土曜日
   13:00〜19:00
電話:075-746-3438
京阪・神宮丸太町駅2番出口から南へ徒歩1分
大きな地図はこちら





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ミシマ社の本屋さん

出版社・ミシマ社が運営する小さな本屋「ミシマ社の本屋さん」。2014年3月まで京都府城陽市で営業しておりましたが、京都市内にて2014年10月3日(金)より営業再開。毎週金曜日、最終土曜日の13:00~19:00の開店です。

京都市左京区川端丸太町下る90-1
京阪神宮丸太町駅から徒歩1分

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