じゃり道本屋さん日記

第24回 本屋さんで売れてる本 2016夏

2016.10.02更新

 めちゃめちゃあつかったり、とんでもなく雨が降ったり。多くの人がわざわざ外に出て本を買いに行こうなんて気が起こらなかったであろうこの夏。それでも本屋さんはやってました。3ヶ月に一度の売り上げランキングをお届けします。集計期間は2016年6月1日から8月31日までの3ヶ月間です。


第1位『計画と無計画のあいだ』三島邦弘(河出文庫)

第2位『失われた感覚を求めて』三島邦弘(朝日新聞出版)

第3位『困難な結婚』内田樹(アルテスパブリッシング)

第4位『数学する身体』森田真生(新潮社)

第5位『濃い味、うす味、街のあじ。』江弘毅(140B)

第6位『偶然の装丁家』矢萩多聞(晶文社)

第6位『岡潔 数学を志す人に』岡潔(平凡社STANDARDBOOKS)

第6位『ガケ書房の頃』山下賢二(夏葉社)

第6位『日本人にとって美しさとは何か』高階秀爾(筑摩書房)

第6位『聞き手・西靖、道なき道をおもしろく。』西靖(140B)


 6月は小!ミシマ社展にたくさんの方にご来場いただきました。やはりみなさん手に取られるのは『計画と無計画のあいだ』と『失われた感覚を求めて』。この本を読んで本屋さんにきました!と言っていただく事も少なくありません。この10月でミシマ社は創業から10年。あらためて読み返してみると創業当時から変わらないこと、変わったことが見えてきます。
 3位は新刊『困難な結婚』。内田先生ファンはもちろんですが、特に新婚さんが購入されることが多かったのが印象的でした。タイトルに惹かれてでしょうか。だとしたらみなさん苦労されてるのでしょうか。結婚にまつわるお話以外ももちろん楽しめます。
 『数学する身体』は、第15回小林秀雄賞を受賞!森田さんの活躍が今後も楽しみです。11月23日には恵文社一乗寺店で「数学ブックトーク」も開催。ぜひ生の声を聞いてみてください。本に描かれる数学の世界とはまた違った森田さんの数学の世界に出会えるはずです。
 5位は江弘毅さん『濃い味、うす味、街のあじ。』大阪の街のことを書かせたら誰にも負けない江さんが大阪の街のことを書きました。そらおもろいでしょう。版元の140Bに電話して「サイン本とかできませんか...?」と頼むと「あ、いま隣にいますんで書かせますわ。」と、翌日にはサイン本が届けてくれました。このはやさ、ほかではありえません。
 同率の6位がいっぱい。どれももはや定番となったラインナップです。『偶然の装丁家』の矢萩多聞さんは新刊『たもんのインドだもん』が発売に!ご近所のカフェUNITEさんでは10/6から原画展も開催されます。

 すこしづつ涼しくなり、外に出るのも楽しい季節になってきました。庭のカメたちは冬眠が近づきすこし眠たそう。夏は日差しをさけて木陰でぼんやりしていましたが、最近は池の底でぼんやりしていることが多くなったようです。冬眠に入る前のカメたちに会いに、ぜひお出かけください。

10月の開店日(毎週金曜日)
7日、14日、21日、28日、29日
※今月の土曜営業日は29日です。
OPEN 13:00 - CLOSE 19:00



ミシマ社の本屋さん
京都市左京区川端通丸太町下る下堤町90-1
営業:毎週金曜日、月に一回どこかの土曜日
   13:00〜19:00
電話:075-746-3438
京阪・神宮丸太町駅2番出口から南へ徒歩1分
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ミシマ社の本屋さん

出版社・ミシマ社が運営する小さな本屋「ミシマ社の本屋さん」。2014年3月まで京都府城陽市で営業しておりましたが、京都市内にて2014年10月3日(金)より営業再開。毎週金曜日、最終土曜日の13:00~19:00の開店です。

京都市左京区川端丸太町下る90-1
京阪神宮丸太町駅から徒歩1分

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