じゃり道本屋さん日記

第34回 本屋さんのセットメニュー

2017.11.25更新

 先日ご来店のお客さまと、レジ打ちしながら会話が弾みました。そのお客さまは2度目のご来店だったのですが、「前に来たとき、このセットが気になったんですよね」とのこと。さて、「セット」とは何のことか? 当店にお越しくださったことがある方ならピンときたでしょうか。そう、店内の小壁に定食屋のごとくベタベタ貼られていたアレのことです。


 これが当店名物の(ただし、ほとんど売れた試しがない)「ミシマ社特製セット」です。全部で32セットあり、ひとセットそれぞれ3~4冊のミシマ社刊行書籍で組まれております。そして、セットをお買い上げいただいた方には、もれなく「ミシマ社特製エコバッグ」に本を入れてお渡ししております。

 これだけメニューを目立たせておきながら、どのセットにどんな本が入っているのかまでは売場に掲示しておりません。でもさすがに、買うまで内緒(闇鍋スタイル)というわけではなく、聞かれるごとにスタッフが直接お答えしています。しかし、「スタッフにお問合せください」のような但し書きすらしておらず、「なんなんだこれは」と面食らう方が多いようです。我ながら、その不案内っぷりは、いかがなものかという風にも思います。

 しかし、これがきっかけで、会話がやたらと弾むことがあるのも事実。先述のお客さまの場合は、「前に来たとき気になって、いくつか内容を聞いてみたのだが、いずれもすでに持っている本が含まれていた」のだと教えてくれました。そこから、どんな本を持っているのかという風に話がつながって、お互い本好きということで、ついつい話し込んでしまったのでした。

 ところで、出版物の流通においては、「再販制度(再販売価格維持制度)」という制度があり、出版社が決めた「定価」で書店が本や雑誌を販売する取り決めになっています。なので、この「セットメニュー」の売価は、本を値引きする形ではなく、エコバッグ代(1,500円相当)を割り引く形でそれぞれ売価をキリのいい数字に調整しております。つまりその分、エコバッグを含めて1点ずつ買い揃えるよりも、お得なお値段となっています。

 ついでにエコバッグ単品についてもただいま税込1,080円とお求めやすくしております。このエコバッグはかなりしっかりした生地を使っていて、マチもちゃんと取っているため、本の持ち運びに大変重宝します。うちのメンバーも営業やら打ち合わせやらで普段使いしているくらいです。おススメの一品です。

 というわけでぜひ、気になるセットがございましたら、店番しているスタッフにお気軽にお声かけいただければと思います。そこから弾むであろう会話もお楽しみに・・・。

 12月の営業日は下記をご確認くださいませ。メンバー一同、皆さまのご来店、お待ちしております!



※「ミシマ社の本屋さん」は、ミシマ社京都オフィスの1階で毎週金曜日と毎月最終土曜日に営業しています。

12月の営業日(毎週金曜日と月イチ土曜日)
 1日、8日、15日、22日
 ※今月の土曜営業日は23日です。
 ※29日(金)は休業いたします。ご了承ください。
 OPEN 13:00 - CLOSE 19:00




ミシマ社の本屋さん
京都市左京区川端通丸太町下る下堤町90-1
営業:毎週金曜日と月に一回どこかの土曜日(随時告知)13:00〜19:00
電話:075-746-3438
京阪電車・神宮丸太町駅2番出口から南へ徒歩1分
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ミシマ社の本屋さん

出版社・ミシマ社が運営する小さな本屋「ミシマ社の本屋さん」。2014年3月まで京都府城陽市で営業しておりましたが、京都市内にて2014年10月3日(金)より営業再開。毎週金曜日、最終土曜日の13:00~19:00の開店です。

京都市左京区川端丸太町下る90-1
京阪神宮丸太町駅から徒歩1分

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