自由が丘の贈り物

 あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 今回より、こちらの連載コーナーで自由が丘のお店のみなさんご自身で書いていただく「自由が丘発!」をお届けしたいと思います。

 記念すべき第一回目は、「味よし」の藤田さん。
『自由が丘の贈り物』ではご紹介しきれなかった旬食材のエピソードなどをご紹介いただきました。

第9回 自由が丘発! 味よし 藤田純一さん

2014.01.04更新


「味よし」は、自由が丘駅北口を出て右側にあるアーケード街、自由が丘デパートの先のひかり街の中にあります。店は三坪ほどの小さいお店ですが、ここでお惣菜の製造・販売をしております。
 メインは野菜の煮物や焼き魚、自家製マヨネーズで和えたサラダなどです。一日50種類を越えるおかずをつくりますが、どれも先代からの味そのままの家庭的な味で、お届けしています。


野菜へのこだわり

 自由が丘からほど近い等々力にある加藤農園より、朝採れた泥つきの野菜がその日に調理され、お店に並びます。冬になるとおでんを販売しますが、その大根は大蔵大根と呼ばれている、世田谷区で育った大根を使用しています。
 長所は、煮くずれしないこと。青首大根のように瑞水分が多くないので、煮てもしっかり形を保っています。

 加藤さんは2年もの間、種選びから栽培方法など、まったくゼロから試行錯誤し、苦労してつくってくれた香菜(パクチー)は、葉がピンピンしていてとても生命力を感じます。」 味よしの香菜にハマっている女性ファンは多いです。
 実はこの香菜、加藤農園の加藤さんは食べられません(笑)。


年に一度の密かなイベント

 イベントといっても、何も宣伝しなくても、売れます。すごいんです。生でも、煮ても、すぐ店頭からなくなります。それは、伊豆大島の「とこぶし」です。ほしいと思っても、一般的には入手困難のようですが、実は私の父が伊豆大島の出身なので、比較的仕入れやすいです。100g(5個くらい)で1000円する高値なものですが、この価値を知っているお客さまは50個でも買ってくれます。自由が丘駅南口にある沖縄料理「なんた浜」のお母さまは、街で私に会うたびに「とこぶしはないの?」と、ご挨拶がてら1年を楽しみにしてくれています。大事なお客さま、いつもありがとうございます。


テレビ効果でいつもの5倍に売れたもの

 2013年10月29日、フジテレビの「スーパーニュース」の特集のなかで、味よしの紹介が放映されました。
 20分の自由が丘特集のうち、3~4分でしたが、その後ものすごい反響がありました。
 なかでも、テレビで紹介されたザーサイ炒めは、いつもの5倍も売れるという日々が続き、毎日忙しかったです。
 「自由が丘の台所」なんて言ってくれて、本当に感謝しています。


情報発信のために、フェイスブックもしています

 最近、お店のあるひかり街のホームページがリニューアルしました。
自由が丘ひかり街 

 もちろん味よしも出ていて、正月のおせち料理や2月の恵方巻など、フェイスブックでも旬のとれたて野菜などの最新情報をお届けしています。ぜひこちらもご覧いただきまして、当店にお越しください。心より、お待ちしております。


自由が丘 味よし
目黒区自由が丘1-27-2 ひかり街
TEL:03-3718-9777
営業 9:30~19:30 (水曜定休)

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ミシマ社 編(みしましゃ)

ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。現在メンバーは約10名。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。

本企画は「大好きな地元自由が丘のことをもっともっと知りたいなぁ。そして、この空気感を多くの方々と共有したいなぁ」という三島の思いから発し、ミシマ社編として2013年8月に書籍化。その後も、本に入りきらなかったお店やお話を本コーナーで連載中です!

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