古代文字で写経

サンスクリット語で般若心経 第8回

2014.05.24更新

忙しいときにかぎってパソコンの調子が悪くなる

 今回は最初に謝りますね。

 ごめんなさい。

 で、いいわけ。

 この数週間、熊本に行ったり、山口に行ったり、その間には(当たり前ですが)東京で舞台があったり、そのほかいろいろな締め切りがあったりして今回の分が間に合いませんでした。週刊って大変ですね。

 そんなわけで「次回にやろうと思っていたことを今回やっちゃおう」と思ったのですが、そしたらそしたでなぜかPCの調子が悪くなる。

 この連載は画像も映像も音声もすべて自分で作っているので、そういうソフトがひとつでも調子が悪くなるとすぐにダメになっちゃうのです。

 なぜかこういうギリギリの作業のときってPCの調子が悪くなることが多いのですが、これって僕だけですか。

 ま、それはともかく、次回にやろうとして、今回やっちゃおう! と思ったのは、サンスクリット語のまとめとして「サンスクリット語(デーヴァナーガリー文字)で自分の名前を書いちゃおう!」というものでした。

 デーヴァナーガリー文字の日本語対応の五十音表を載せて、「それでは、自分の名前を書いてみましょう!」とするはずだったのですが、ソフトの不調のせいで五十音表が途中までしか作れませんでした。

・・・というのはね(といいわけが続きますが)、画像ソフトはPhotoshopを使っているのですが、Photoshopの文字入力でそのまま打ち込むと結合文字などがめちゃくちゃになっちゃうのです。これはイラレでも同じ。

 そこで、いろいろ小技を使っているのですが、今回はそれができないのです。

 キンコーズでやろうと思ったら(当たり前ですが)サンスクリット語でいつも使っているフォントが入っていない。無理やりフォントを入れるのも悪いし・・・。

 ですから今日は基本の五十音表のみを載せることにします。数日経ってほとぼりがさめてPhotoshopの調子が直ったらあとの分のアップします。

 というわけで、まずは基本の表だけでごめんなさいね。これで基本の五十音の練習をしてみてください。


デーヴァナーガリー文字の五十音

 いままでの連載でお話をしてきたように、デーヴァナーガリー文字の五十音は基本の文字にいろいろな「母音」をつけます。アルファベットと同じですね。

 そして、そのままではちょっと・・・というところもアルファベットとほぼ同じです。

 では、まず「ア行」から「ナ行」まで。

 ここまでの五十音表で注意するのは・・・

 サ行の「シ(shi)」と

 タ行の「チ(chi)」と「ツ(tsu)」

・・・です。わかりやすく赤字にしておきました。わかりやすいでしょ。ね、ね。

 で、これはアルファベットでもほかのもの(たとえば「サ(sa)」や「タ(ta)」)とは違いますね。

※ちなみに「カ」をあらわすのは「क」だけでもいいようなのですが、『ヒンディー語のかたち(白水社)』に従って上記のようにしました。

 それでは後半もどうぞ。

 こちらで注意するのは

 ハ行の「フ(fu)」

・・・だけなのですが

 ラ行の「ル(ru)」

・・・も

 母音記号の付き方がちょっと変則的なので、やはり赤字にしておきました。

 では、来週のどこかで「濁音(ガとかザとか)」や「小さいヤ(ャ)」がついたものなのを紹介しますね。

 では、また~!

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安田登(やすだ・のぼる)

1956年千葉県銚子市生まれ。高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。高校教師をしていた25歳のときに能に出会い、鏑木岑男師に弟子入り。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を東京(広尾)を中心に全国各地で開催す る。また、公認ロルファー(米国のボディワーク、ロルフィングの専門家)として各種ワークショップも開催している。著書に『能に学ぶ「和」の呼吸法』(祥伝社)、『身体感覚で「論語」を読みなおす。』(春秋社)、『異界を旅する 能  ワキという存在』(ちくま文庫)『本当はこんなに面白い「おくのほそ道」』(実業之日本社)、『あわいの力 「心の時代」の次を生きる』(ミシマ社)など多数。

あわいの力

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