高松こんまい通信

第50回 こんまい高松あきないマチ

2013.02.06更新

こんにちは、今井です。
今回は、記念すべき50回ということで高松のマチについて、振り返ってみたいと思います。(最後に「こんまいマチアルバム」も! お楽しみに)

高松って、ほんと、こんまい(小さい)マチです。
「こんまいマチ」は土地や店舗規模など、なんでも限られているはず。ですが、私にとっては「飽きないマチ」です。それは、小さいマチだからこそ起こるミラクルに何度も出会ってきたからかもしれません。例えば、打ち合せをしたいと思っていた人とマチ中でばったり、というのは日常茶飯事。電話やメールをするよりも早く話しが進んでいきます。

また、困ったときはマチへ!が私にとっての合い言葉。物が壊れたとき、アイデアが浮かばないとき、体の調子がよくないとき・・・どんなときも困ったことがあれば、とにかくマチへ。そして、アーケードを端から端まで歩きます。そうすると何かに出会い、誰かと話をし、不思議と解決していることが多いのです(まるでビタミン剤のような役割!)。

以前、関東から高松に移住してきた方が言いました。「関東はいいお店がありすぎて、行っても、行っても、体が足りない。結局同じお店に何度も行くことはなかったなあ」。お店好きな私にとっては、とても贅沢な環境。そこでは、多くのものを見たり知ったりすることができるのだと思います(もちろん、行きつけのお店に何度も行くこともあると思いますが)。一方、高松のマチでは行くお店は決まってきます(数が限られているが故)。繰り返し、繰り返し、同じお店に行くのですが、出会う人やシチュエーションが同じことは、けしてありません。だから、飽きることがないのです。    

そして、繰り返し行くからこそ、お店やそこに来るお客さんの顔を覚え、覚えられ、そこから新たに関係が生まれていく。どの時間帯に誰がどのお店にいるのかもだいたいわかってくる。その繰り返しで積み重なった自分とマチとの関係こそが、マチで遊ぶ醍醐味として生まれ変わっていきます。「こんなときは、あのお店へ」。自分しか持つことができない脳内マップは更新され、増殖していきます。

こんなふうに生きて止まらないマチを、この面白さを、どうやったら伝えられるのだろう。まだまだ答えは見つかっていませんが、今日もマチへ出て、自分の足で歩き、脳内マップを更新していきたいと思います。


 【おまけ/こんまいマチアルバム】

出張靴磨き(第2回水曜日だけの靴磨き) ある夏の日、ROOTS BOOKSに出張靴磨きがやってきました。

ななちゃんスペシャル(第14回チワワのななちゃんのこと
取材のときは設計図だったななちゃんの車。完成しました!

瓦せんべい(第22回飴色の滋味
手のひらサイズ以上のかったーいおせんべい。タイミングよければ焼きたてを試食させてもらえます。

野菜のギャラリー(第30回八百屋ポストマン
野菜を愛する鹿庭さんのお店の前に、小さなギャラリーができていました。

たいやき
お腹が空いたら、たいやきを買いに。近くのスーパーの前に出る屋台です。

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