高松こんまい通信

第53回 瀬戸内国際芸術祭2013前に読んでおきたいおすすめ本 〜その3〜

2013.03.21更新

こんにちは、小西です。

ついに、3月20日から「瀬戸内国際芸術祭2013」がスタートしました。そこで、「芸術祭前に読んでおきたいおすすめ島本」のご紹介も今回が最後。最終回は、島で買える「ご島地本」をセレクトしました。

島に生まれ育った人や、島に"出会って"しまった人、著者の想いは様々ですが、いずれも観光だけではわからない島の素顔を教えてくれます。島を訪れた際はぜひ手に取ってみて下さい。島みやげとしてもおすすめです。

【犬島】
INUJIMA SCAPE 青地大輔 著

岡山の宝伝港から約10分。犬島と言えば、ベネッセアートサイトの中の「犬島アートプロジェクト」で知ったという方も多いかもしれません。そうした取り組みが始まる以前から、島に通いながら「犬島時間」というアートプロジェクトを展開してきた写真家の青地大輔さん。13年間、足を運び、青地さんが見続けてきた犬島の姿が写真集になりました。島の人たちと丁寧にコミュニケーションしながら一歩ずつ歩みを重ねてきた、まさに「犬島時間」な一冊。初めて出会う犬島がここにはあります。

● 価格 2500円
● 仕様 A6・カラー・96P
● 島内で購入できるところ
今回で10回目を迎える「犬島時間」が今年も開催されます。
青地さんの写真集は、会場で購入できますよ。
<第10回 犬島時間>
日時 2013年4月27日(土)〜5月5日(日)
鑑賞時間 11:00〜16:30
鑑賞料  500円(12歳以下は保護者同伴で無料)
開催場所 犬島内各所
WEBサイト http://blue-works.jp/inujima/index.html
● 犬島について 
http://www.pref.okayama.jp/kikaku/chishin/ritou/08inujima/index.html


【男木島】
「克重ばなし〜男木島の歴史を訪ねて」中山克重 著
  

高松港からフェリーで40分の男木島。この島出身の随筆家・中山克重の遺作が、2013年2月に出版されました。中山さんは昭和24年生まれ。「牛は大黒柱」、「恐怖の農繁休暇」など、島で育った子ども時代の思い出や、方言や伝承、食べ物のことなど、島の暮らしがいきいきと描かれています。また後半は、島の未来についてもさまざまな考察を巡らせています。長年に渡り、島の古い資料や民俗を調べてきた著者ならではの貴重な一冊です。

第53回 瀬戸内国際芸術祭2013前に読んでおきたいおすすめ本 〜その3〜

● 価格 1500円(税別)
● 仕様 A6・258P
●島内で購入できるところ 
男木コミュニティセンター(佐藤さん) TEL087-873-0002
男木島道場(畠中さん) TEL087-840-9612
● 男木島について 
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/simin/seikatu/ritou/ogijima/index.htm

【本島】
「神々と仏たちのふるさと〜塩飽の見どころ聞きどころ」よねもとひとし 著

舞台となる本島は、瀬戸大橋の西側、かつて瀬戸内海を席巻していた塩飽水夫たちが拠点としていた島です。操船と造船の技術に長けていたことから、信長、秀吉、家康と、時の三大ヒーローに朱印状を与えられ、独自の自治制度を発展させてきました。そんな「島ごと博物館」のような本島のルーツをわかりやすく紹介しているのが本書。一度訪れだだけではなかなか辿り着けない見どころや逸話が多い島だけに、この本を読めば、島巡りが何倍も楽しくなりますよ。

第53回 瀬戸内国際芸術祭2013前に読んでおきたいおすすめ本 〜その3〜

● 価格 1500円(税別)
● 仕様 四六版・138P
● 島内で購入できるところ
塩飽本島観光案内所 TEL0877-27-3077
塩飽勤番所 TEL0877-27-3540
●本島について
http://www.city.marugame.lg.jp/sightseeing/sima/honjima/index.htm

※3月20日発売の「せとうち暮らし10号」で、青地さんのロングインタビューを掲載しています。よかったらこちらもご覧下さいね。

せとうち暮らし10号 http://setouchikurashi.jp/new/


第53回 瀬戸内国際芸術祭2013前に読んでおきたいおすすめ本 〜その3〜

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