今週のミシマ社

バーニング!プチ合宿

2016.05.29更新

 いったいなぜ、突然このコーナーが始まったのか。それは、先週の出来事でした。

 週末には自由が丘の営業・イケハタの結婚式が東京で催されることもあり、京都オフィスのメンバーも金曜日から東京へ。自由が丘オフィスは、プチ合宿状態になりました。今回のプチ合宿のメインイベントは、ミシマ社20代チームによるプレゼン。とくにお題はありません。圧倒的な自由を前に、各々がプレゼンをします。

 開始の合図は、斎藤文彦さんの『みんなのプロレス』やプロレスラー三沢光晴さんの『ドンマイ、ドンマイ』など、プロレス関係の本も出しているミシマ社ならでは。あたかもプロレスが始まるように、プレゼン者の入場アナウンスがミシマよりありました。

「赤コーナ〜、仙台からきた、体当たり男 モトキ〜イケハタ〜!」
「青コーナ〜、東京育ちの軟体動物 ヨージロ〜タブチ〜!」

 決して対戦するわけではないのですが、とにかくまあ、こんな雰囲気で始まったプレゼン大会。それぞれおもしろプランを発表していきます。

 イケハタがはじめに出したのは、「今週のおはがきページ」。ミシマ社のオフィスには、毎日読者の方からのうれしいおはがきが届きます。なかには「もっと多くの方に読んでいただきたい!」と思うおはがきも。そんな読者からの熱いメッセージを紹介するページです。そして、実はこのページ、昨日から始まっているのです。企画からちょうど1週間で実現いたしました。
 イケハタは続いてもうひとつ、「本のお茶会」も提案。「読書会」というとどうしても敷居が高くて、閉じてしまいがち...。もう少し開かれた空間で本について語り合う場が欲しい、という趣旨の企画を発表したところで、今度はタブチにバトンタッチです。

 タブチがはじめに出したのは、新刊盛り上げキャンペーンとしてミシマ社メンバーがお送りする「この新刊のここが好き!」の企画をプレゼン。当たり前のことですが、読者よりも先に自社の本を読むメンバー。各人しっかり読みこんだ上で、タイトル会議にも臨みます。
 また、営業をしていく上でも、自分ひとりが読んだ感想を伝えるだけでは、どうしても寂しい。人の数だけ読み方があるのだから、いろいろな人の読んだ感想を伝えられた方が、営業トークにも花が咲きます。そこでまずは、ミシマ社メンバーが読んで「ここがいい」とおもった場所を語り合ったものをミシマガなどで掲載していく企画です。

 そこから派生して、「こんなタイトル案もあったのか...」という企画も。ミシマ社のタイトル会議では、各人が自由にホワイトボードに書いていくので、没案のなかには思わず吹き出してしまうようなものも...。こういうものを新刊が出るタイミングでミシマガの上で盛り上げ行ったら面白いのではないかと話している途中で、ミシマからひとこと。

もう「今週のミシマ社」にして、全部のせたらええやん。

なるほど、その手があったか! というわけで、ミシマ社のできごとをなんでも載せてしまう、このコーナーができたわけであります。前置きが大変長くなりました。

続いて、アライのプレゼンです。ホワイトボードにおもむろに書き始めたのは

「京都オフィス バーニング計画」

 決して、京都オフィスを放火するわけではありません。京都オフィスの営業を担当している、トリイとタブチ。この男子二人が少しおとなしいので、もっとバーニング! という企画です。営業の仕事は書店員さんの心に火をつけること。自分たちが燃えていないと何も始まりません。

そこで、営業ナーベからの貴重なエピソードトークが...。
以前、ミシマ社の営業K氏はウェイターのアルバイトをしていたころ、
「シェフがつくった料理をアツアツの状態で、届けるのがウェイターの仕事。」と教わったと言います。これが出版の世界では、できたてのアツアツの本、熱量のこもった本を、そのままの状態で本屋さんに届ける。これが出版社の営業の役割だと、K氏は語ったと言います。

だから、バーニングしなくてはいけない。

アライも語りながらますますバーニングしていき、そのまま10周年ミシマツリのプレゼンも盛り上がりました。

トリを飾るのはもちろんトリイ。おもむろにホワイトボードに書き始めた言葉は、

「本屋さんと本の話をしない」

 さすが、ミシマ社の本屋さん店長、トリイ。斜め上からのプレゼンです。たしかに、自社の本のことしか話さない営業は、本屋さんとしても面白くないかもしれません...。もっと本以外の話もしていこうという企画です。
 それに続き出したテーマは「フェアをいかに本屋さんと一緒につくれるか」ミシマ社フェアといっても、ミシマ社本を全点並べるだけではあまり書店の方と一緒にやっている気がしません...。そこで、本屋さんといかに協力していいフェアがつくれるか。例えば、「エッセイ」という切り口で、書店員さんと一緒に本を選んでつくっていくフェア。元・書店員ならではの、書店員さんの目線にたったプレゼンでした!

 このどの企画も、実現に向けて動いていきますので、その経過なども、この「今週のミシマ社」でお届けできればと思います!

以上が、プチ合宿、プレゼンの様子のレポートで、最後に少しだけお知らせを!

2006年に創業したミシマ社も、今年で10周年。
というわけで、先ほどのミシマツリや、大ミシマ社展など、今年はいろいろ企んでおりますが、まずは小ミシマ社展を開催します。

日時 2016年6月18日(土)〜6月26日(日)13:00〜19:00
場所 :ユカイハンズギャラリー(東京都文京区関口1-30-9)

「ソラリーマン」シリーズでおなじみ、青山裕企さんのギャラリーをお借りして、6月18日からスタート予定。自由が丘オフィスを再現したり、本づくりの秘密を大公開したり、10周年のスペシャルTシャツを先行販売。公開ちゃぶ台会議もしちゃうかも!?

それでは、また来週〜!

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ミシマ社

2006年創業、「一冊入魂」をモットーに本作りを行う小さな総合出版社です。ただいま東京・自由が丘と、京都の2拠点で活動中。今週の出来事や刊行書籍のお話をお届けします。

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