ミシマ社庭部

第10回 庭部、舞い上がる

2014.10.11更新

 こんにちは~、庭部新人のテラマチです。もう秋ですね~~。読書の秋と言いたいところですが、庭部員としてはやはり食欲の秋でございます。
 故郷・山形へ旅立っていったトウカイリン部員がせっかく耕してくれた畑。「どうせ植えるなら、食べられる野菜がいい~」と、部員たちも俄然やる気になり、庭仕事に熱が入ったのでした。今回はそんな私たちが種まきに至るまでの様子をお伝えします。

 さっそく何か植えよう! と意気込んだものの、畑を覆う怪しい影・・・そう、柿です。
「柿の何が悪いの?」とお思いになるかもしれません。しかし、ミシマ社の柿はおいしくない! そして重い!(※ちゃんと手入れすればおいしくなります)

テラマチ「こんなの頭上に落ちてきたら・・・死にますね」
シミズ部員「畑のためにも、植える前に切り落とすしかないね」

 高枝ばさみを片手に、颯爽と2階へ上がるシミズ部員。なかなか言うことを聞いてくれないはさみと格闘しつつも、狙った獲物は逃しません。ご覧ください、真剣そのものです。

「ドスッ」「ゴドンッ」という恐ろしい音ともに降り続ける柿たち。蚊に刺されながらも、庭で待機し、必死で落ちてきた柿を回収するテラマチとハマノ部員。
 そんなとき、どこからか「お~い!」と呼ぶ声が聞こえます。あれ、この声は・・・?

 ハ、ハセガワ先輩!!

 仕掛け屋であり、庭部部員でもいらっしゃるハセガワ先輩が、なぜかパイナップルの帽子をかぶり、満面の笑みを浮かべて立っておられます。なんてまぶしい・・・。
 どうしてこんな被り物が会社の押入れに常備されているのか(メロンもあります)、ミシマ社の底知れない何かを感じつつ、パイナップル先輩の笑顔に励まされた部員たち。シミズ部員の切り落とすテンポも上がっていきます。

ハマノ・テラマチ「蚊、かゆ~い! シミズさん、もうそろそろ・・・」
シミズ部員「あ、なんか楽しくなってきちゃった・・・」

 すべての柿の実を切り落とさんばかりの勢いのシミズ部員。回収した柿の量は、45リットルゴミ袋4袋分にも及んだのでした。
 
 それでは柿の実対策を終えたところで、蒔くための種を買いに行きましょう。向かうは自由が丘デパートのお花屋さん、「平井」。家庭菜園用の種が充実しています。

 今回購入したのは、九条太葱、聖護院大丸かぶ、赤花絹えんどう豆。う~ん、なんとも和風、なんとも京都的なチョイスです。初心者なのに、いきなり大物すぎなのでは・・・という心配などいっさいせず、意気揚々とオフィスに戻る私たち。

 それでは植えていきましょう! およそ20センチ前後の間隔をとって、種類ごとにさらさら~っと種まきをしていくシミズ部員。いい感じです。

 種の説明書には、「石灰や肥料を十分に与えること、たっぷり余裕を持って畝幅をとること」、とあります。しかし庭部員、ここは土の本来の力を信じ、あえて何もしないことを決意しました。

テラマチ「ふう~、まき終わりましたね!」
シミズ部員「いや、これで終わりじゃないのよ。儀式しないと」
テラマチ「儀式?」 

 そう、せっかくまいた大事な種たち。厳しい冬の寒さを乗り越え、春には美味しい野菜に成長してくれることを願わなければなりません。ハセガワさんから被り物をお借りし、いざ儀式に臨みます。






「ん~~~~んんんんんんんん」








「んん~~~~~~~~~ん????」








「・・・・・・っっっぱああっ!!!!!!!」




 そうです。『●なりの●トロ』でやっていた、有名なあの儀式です。これでもうバッチリでございます。あとは土と種自身の力を信じるのみ。これでいいのか庭部! いいのだ庭部!

 種をまき終わった畑に、ミシマくんの顔がついている野菜の立札を配置しました。こんな風に、成長してくれるかな・・・(遠い目)。 次回お届けするとき、果たして芽は出ているのでしょうか。台風にやられていないでしょうか。お天道様のみがご存知です。それではごきげんよう。


(左)ミシマかぶ(右)ミシマねぎ、ミシマメ

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