ソラばーちゃん

第4回 少女への回帰

2013.12.06更新

ソラばーちゃんは、恥ずかしがります。
写真を撮られることなんて、日常にないみたいです。
こんなに素敵なのに・・・もったいない!

会って話して、僕は確信します。
若い子を撮るときの胸の高まりとはまた違うけれど、
すごくキュンとします。

「私なんて、撮っても全然画(え)にならないわよ。」
なんて顔を隠そうとしますが、ならないどころか!
一挙手一投足が、画になるんですね。

照れる仕草、絶えない笑顔、まるで少女みたいじゃありませんか。
いえいえ、本気でそう思うんです。
純真さって、少女から大人へと失われゆくものですが、
もしかしたら回帰してゆくものなのかもしれないな。

何て思いながら、僕はソラばーちゃんを撮影しているのです。

お便りはこちら

みんなのミシマガジンはサポーターの皆さんと運営しております。

青山裕企あおやま・ゆうき

1978年愛知県名古屋市生まれ。2005年筑波大学人間学類(心理学専攻)卒業。2007年「キヤノン写真新世紀」優秀賞(南條史生選)受賞。
サラリーマンや女子高校生など“日本社会における記号的な存在”をモチーフにしながら、自分自身の思春期観や父親像などを反映させた作品を制作している。
著書は『ソラリーマン』『思春期』(ピエ・ブックス)、『スクールガール・コンプレックス』(イースト・プレス)、『〈彼女〉の撮り方』(ミシマ社)など。
好きな食べ物は、抹茶系全般とココイチのカレーと一蘭のラーメン。好きな動物は、ペンギン(グッズ収集家)。誕生日の覚え方は、「よい子(4.15)」。
長所は、晴れ男。座右の銘は、「愛嬌は、老けない」。

青山裕企・ホームページ

ユカイハンズ・ホームページ

<彼女>の撮り方

透明人間 再出発

バックナンバー