今月の特集1

特定秘密保護法に反対します。

2013.12.03更新

特集

 昨夕、臨時特集として、「特定秘密保護法案に反対します。」を掲載しました。
 出版社の代表、ウェブ雑誌の編集長という立場から、自分たちの仕事・役割を果たしていくため、「絶対に許すことはできない」という切なる思いを表明しました。
 今日は、ミシマ社と時期を前後して出版社をつくられたお二人に、お言葉をいただきました。

140B・中島淳氏と夏葉社・島田潤一郎氏です。


「耳の痛いことを言う人間がいない」
そんな国、あっちゅう間に潰れてしまうでしょう。

「耳の痛いことを言う人間の存在」というのが
会社にとっても国家にとっても実は一番大事です。

 それを排除する、耳の痛いことを言われたくないから本当のことは隠す、
 というのは子どもの論理で、大人のトップがすることではありません。

 会社なら「そんな息苦しい職場は辞めたるわい」という選択肢がありますが(私もそれで辞めたし)、「気に入らんから日本国民も辞める」という訳にはいかない。

 何だかんだ言っても、日本は68年間戦死者を出していない。
 他国民を戦争で殺していない。そのことが今日の発展を支えています。

「耳の痛いことを言う人間」が政府の中にも世の中にもたくさんいたからです。

 そんな平和な環境あればこそ、われわれは大阪という街で出版という仕事に従事できています。有り難いことです。

 有り難い環境を享受している人間としては、国がおかしな方向へ行こうとしていたら、「そらアカンで」と言わないとダメでしょう。

 わが国の総理大臣は、オリンピック開催都市を決める会議の席上、福島第一原発の汚染水のことを「状況は完全にコントロールされている」と宣言していましたが、大阪ではほとんどの人間が「ウソに決まってるやん」と笑っていました。それをメディアに乗せるのが私たちの仕事です。

 大阪は、ひとびとの自由闊達かつストレートな物言いに支えられ、「メディア」が東京や他都市とは違う形で発展してきました。
 その表現の仕方は、全国さまざまな街ごとにあって当然だと思います。

 多様な「言いたいこと」「知りたいこと」「伝えたいこと」を守りたい大阪の一出版社から、この特定秘密保護法案という「むちゃくちゃ気色悪い法律」の制定に反対します。

                           株式会社140B 中島淳

「大、大、大反対です」
                           夏葉社 島田潤一郎

メディア関係者で法案反対、廃案を求める方は、ぜひ、こちらよりご署名くださいませ。 

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