『THE BOOKS』通信

発刊から1カ月が経った『THE BOOKS』ですが、早くも読者はがきが届くようになりました。
今回の『THE BOOKS』通信では、その一部をご紹介いたします。

(まとめ:足立綾子)

第3回 [感想]2012年8月に届いた読者はがきより

2012.09.06更新

1月から頁をめくり始めました。
元日からいきなり、ぐっと胸をつかまれ
ほほ~、なるほど、へ~、と思いながら
よんでいたら、13日と14日の石堂さんと祐保さんの本で、
は~!! っとなって涙がでそうになりました。

しかも次の一冊が松下竜一さんの本・・・。私も好きな本です・・・。
こんな風に本が好きな書店員さんが皆、
毎日日本中のどこかで普通の表情で本を売っていること、
これは奇跡のようだと思いました。
本屋巡りもして、名札もじーっとみつめたいと思います。

(40代・女性)

*   *   *

第3回THE BOOKS通信

『豆腐屋の四季』(松下竜一、講談社文芸文庫)

1月13日の石堂書店の石堂智之さんは、
西水美恵子さんの『あなたの中のリーダーへ』(英治出版)を
1月14日のリブロ別府店の祐保博美さんは、
小山田咲子さんの『えいやっ! と飛び出すあの瞬間を愛してる』(海鳥社)をご紹介。

ちなみに、祐保さんの「次の一冊」が、松下竜一さんの『豆腐屋の四季』。
「生きるということの困難さの中に射す希望という一筋の光。」とコメントを寄せていただいています。

『THE BOOKS』を制作しているときに、
「本の紹介ページに、なにかもうひと工夫ほしい・・・」と思って追加した「次の一冊」の項目。
「次の一冊」の選書にもぜひご注目ください!

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手にとって開いたのが、p.198-199。
手書きの文字と本の表紙に、本当に一目でぐっときてしまいました。
パラパラした時の紙の薄い感じもとても素敵です。

今日は本をたずさえて銀座へ来て、
カフェでアイスコーヒーを飲みながら頁を開きました。
一気読みするのがもったいない! と、2頁読み、コーヒーを飲みを繰り返しています。
365冊、どんな世界が広がるのか、とても楽しみです。

追伸:巻末のMAP! 地元の店、旅先で行ったお店・・・うーん、これは楽しい!

(30代・女性)

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パラパラっと読みやすく、持ち運びしやすいように、
判型を縦長にしたり、薄くて軽い紙を使ったり・・・と工夫したので、
『THE BOOKS』を片手にお出かけしてくださって、とてもうれしいです。

365書店MAPを見つつ、全国のいろいろな書店さんめぐりをぜひ!

*   *   *

365冊中15冊程度しか
読んだことがないことにショック。
パラパラと軽くながめて
フセンが6ヶ所。
秋の読書シーズンまでもちそうです。

(40代・男性)

*   *   *

制作をしていた私たちも「まだ読んでいない、おもしろい本が
こんなにもたくさんあるんだ・・・」と茫然としました。
一年中、読む本には困らない『THE BOOKS』であります!

*   *   *

自分では手にとることはおそらくないであろうジャンルの本が
たくさん載っていて、読みたい本がたくさーんありました♡♡ 

一番最初に自分の誕生日のページを見たのですが、
そこで紹介されていたのが『経営に終わりはない』。
きっと何かのご縁。読みたいと思います。

来春から社会人なのですが、どこに転勤になっても
この本片手に本屋さんめぐりを楽しみたいと思います!!

(20代・女性)

*   *   *

『THE BOOKS』で、自分の誕生日の本を最初に探す方も多いようですね。
(12月4日は、自由が丘にある、営業ワタナベ行きつけのバーのマスターも同じ誕生日です!)

「今月の一冊」のコーナーで、ミシマ社メンバーも自分の誕生日の本を読んでみました。
思いがけずぴったりな本に出会ったもの、読みなれないジャンルに苦心したもの・・・
思い思いに「誕生日本」について語っている模様を次回の『THE BOOKS』通信でお伝えします!

*   *   *

・本屋さんの紹介文だけに要領を得て分かり易い

・地域・ジャンル等、偏りがなく、随意に選んだページの
本を読むことで新たな世界に入るきっかけに出来そう

・「古本屋さん」「図書館のひと」バージョンも別趣向で読んでみたいです

(30代・男性)

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ミシマ社が小さな総合出版社ということもあり、人文、ビジネス、絵本など、さまざまなジャンルの書店員さんとの日々の交流を本のなかで活かすことができたのではないかなと思っています。

『THE BOOKS』の別バージョン、いろいろと考えられそうで想像が広がります。
こんな別バージョンが読んでみたい! というアイデアがありましたら、
ぜひ教えてください!

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全国の本屋さん(自分の身近なお店を含む)が
オススメする本が一堂に集まる、年中読むものを探しているような私にとっては
正にバイブルのような本でした。

自分がすでに読んだことのある本も、プロの紹介文を読むことで、
「もう1回読んでみよう」と思わせてくれる本でもありました。

プロが本気ですすめる本だとPOPコピーで涙が出てくるんですね。。。
本を選ぶ楽しみと本屋さんを巡る楽しみを教えてくれたこの本に感謝です。
こんな良書は今までにないです!!

(20代・女性)

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「『THE BOOKS』を読んで、涙が出てきました」
「ブックガイドで泣いたのははじめてです」という感想もよくいただきます。

本屋さんの「本を届けたい!」という思いが、読者さんに確実に伝わっているようで
本当にうれしいです。私も原稿を読んで、ぐっと胸があつくなったり、
元気をいただいたりしながら、制作したことがいい思い出として心に残っています。


最後に、現役の書店員さんからいただいた読者はがきを二通、ご紹介いたします。

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ミシマ社さんにはじめてお便りいたします。
私は浜松にありますFAVORITE BOOKSにて働いているものです。
当店の店長の書いた書評も載っているのですぐに買いました!
全て読み終えるととても感動しました。こんな本が出来るんだ!
ミシマ社さんすごい!! と思いました。すっごいセンスいいです。

店長は「俺の書評が載っているよ! ってPOPが恥ずかしくて書けない」
というので私がでかでかとPOPを書いて店頭に置いてあります。たくさん売ります!!

(30代・女性)

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FAVORITE BOOKSのみなさんの仲の良さがわかるような
ほほえましいエピソードをありがとうございました!
「たくさん売ります!!」のお言葉、とっても頼もしいです!

FAVORITE BOOKSの店長・髙林幸寛さんには、『THE BOOKS』の127ページで、早川義夫の『ぼくは本屋のおやじさん』(晶文社)をご紹介いただきました。
FAVORITE BOOKSに興味をもたれた方は、以前、髙林店長に取材した「本屋さんの遊び方」の記事もあわせてどうぞ。

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読みながら夜明けを迎えてしまいました。要チェック本、いっぱいです!
そしてライバルとも言える、全国の書店員の皆様の熱意・・・(手書きPOP大好き!)。
負けてられへん!! と目がランランしてきて寝そびれました(交感神経が活発になる本です)。

本もさることながら、書店チェックにキラリ。
私も楽しい魅力あふれる書店作り、邁進してまいります!!
私の届けたい「この一冊」は、立川談春『赤めだか』(扶桑社)です。めちゃよいです。
落語は知らなくても充分に笑える青春記!です。

この流れで立川談志本を片っ端から読んで、家元ファンになってしまいました・・・。
書いてるもののファンです。落語自体も聞く様になり、先代、十代目金原亭馬生の大ファンになりました。

(30代・女性)

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第3回THE BOOKS通信

『赤めだか』(立川談春著、扶桑社)

「この一冊」を教えてくださり、ありがとうございます!
『赤めだか』は、2010年3月に行った「今月の一冊」でも取り上げた名作です。 

ちなみに、『THE BOOKS』の192ページに立川談志の『現代落語論』(三一新書)が掲載されています。「落語はたぶん裏切らない」とご紹介くださったのは、喜久屋書店草津店の河合利哉さん。立川談志が「20代で書いた最初の一冊。落語を理解するのなら、文章ではこの作品が最高峰」とのこと。これは読まずにはいられません!



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『THE BOOKS』の読者はがきをご紹介してまいりましたが、
いかがでしたでしょうか。

365人の本屋さんも読者さんからの反応を楽しみにしていると思いますので、『THE BOOKS』のご感想をどしどしお寄せいただければ、うれしく思います。
心よりお待ちしております!!

次回の『THE BOOKS』通信は、『THE BOOKS』の「誕生日本」をテーマにした「今月の一冊」です。どうぞお楽しみに!

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ミシマ社 編(みしましゃ)

『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』

ミシマ社と本書について……

ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。現在メンバーは7名。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都府城陽市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。

本企画は、ウェブ雑誌「平日開店ミシマガジン」の「今日の一冊」にご協力いただいた書店員さんを中心に、新たに「どうしても届けたい一冊」を選書してもらい、手書きのキャッチコピーと紹介文をそえて構成した。本書に登場する書店のMAPを巻末に掲載。


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