白山米店のやさしいご飯

第30回 鶏そぼろ丼 茄子と挽肉のザーサイ煮込み

2010.09.02更新

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みなさんこんにちは。もう9月だというのにこの暑さ・・・。体にこたえます。クーラーを発明した人、天才☆ 今年の夏は、アイスの消費量がスゴイと思います。ガリガリ君が店頭から消えたとか・・・(笑)。

先日、お盆にママンの実家(最高気温で有名な館林!! この日も確か、37~38℃越え!!)に行ったとき、久しぶりに「モア松屋」で牛乳アイスを食べてきました!! 懐かしいのとあまりの美味しさに2個平らげ、さらに夕食後にお土産で買ってきたモナカアイス、翌朝にアイスキャンデー。これで確実に太りました・・・(泣)。

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田舎から埼玉の上長瀞駅近くにある阿佐見冷蔵の天然かき氷を食べに行ってきました。(あんなにアイス食べたのに・・・笑)。お盆だからか、夏休みだからなのかメチャクチャ混んでいて、1時間半も並んで食べました(今どきディズニーでもそんな並ばないし・・・。ファストパスつくってくれーい)。38℃の炎天下の中並んで、かき氷にありつけたときは、とても幸せでした。シロップもこだわっていて(写真左から)「秘伝のみつ」「アールグレイ紅茶」「黒落花生ミルク」を頼みました。天然氷は食べても頭が痛くならないようで、最後までおいしく食べられます。

そんな中、父上はひとり奈良へ遷都くんに会いに行ったそうです。色んな神社やお寺を巡って浄化されたのか、優しくなって帰ってきました。なので、ここのところご機嫌がよろしいみたい。京都で写真の鱧(はも)寿司を買ってきてくれて、ママンとふたりで食べました。

あまりに暑かったので、今年初のごま汁つくりました。ごまはちゃんと炒って、すり鉢ですった方が香りもコクも出ておいしいです。

今回のお料理は、お鍋ひとつでさっと作れる2品です。ご飯で長い夏の疲れをとりましょう。

1.間違いなく美味しい鶏そぼろ丼
2.茄子と挽肉のザーサイ煮込み

です。

●間違いなくおいしい鶏そぼろ丼

<材料(2人分)>

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<作り方>
1.鍋に<材料>のAを入れ、中火。箸4本でほぐすように8~10分くらいかき回しながら、しっとりとしたそぼろにする。最後にみりんを入れて、アルコール分を飛ばし、旨味とつやをつけ、火を止める。

2.丼ぶりにご飯を盛り、そぼろ、玉子、紅生姜をのせてできあがり。半分食べたところで焼のりをちぎって混ぜこめば、またまたおいし~い☆

白山家お母さんより

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そぼろ、ご飯、玉子の三位一体のおいしさ。自家製赤梅酢に漬けた生姜をのせて食べると"日本人でよかった"と思います。そぼろをつくるとき、おいしくなぁれ! と思ってかき回してね。お料理には、調味料以外のつくり手の"気"が入りますから、簡単と気を抜かないように!
お弁当にすっごく合います(昔から定番ですね)。そぼろと玉子の2色弁当。紅生姜で3色。インゲンの青色を加えたら4色。こんなお弁当つくってもらえたら、その日は最高の気分ですね。食べる人の顔を想い浮かべてつくっちゃう。人間は想像する生き物ですものね。今の世には想像力が足りないなー。

自由が丘のおいしい鶏肉専門店「寿々木屋」さん。夫が小さいときからあって、仕事をしている方もずーっと変わらない一緒の3人。奥さまの「ありがとうございます」の明るい声が焼き鳥の煙のむこうから聞こえ、ずーっと変わらないでいてほしい人気店です。

白山家娘さんより

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間違いなくおいしいです! ぜひお試しあれ~。



●茄子と挽肉のザーサイ煮込み

<材料(2人分)>

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<作り方>
1.フライパンを中火にかけ、ゴマ油大さじ1とBを香りよく炒めたら、次にAを炒め火を通す。

2.水切りした茄子、インゲン、干しエビの戻し汁と水を入れ、フタをして火を少し強め3分煮込む。
  ※途中1回混ぜ合わせる。

3.酢小さじ1を入れ火を強め、煮汁が茄子と程よくからむくらいで、仕上げのゴマ油を入れてできあがり。
  ※中華料理に入れる最後の酢は、油っぽさを消して、隠し味になります。

白山家お母さんより

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ヒスイ色の茄子が、とろーんとおいしくてご飯が進みます。干しエビの代用は、桜エビ、スルメもいいかも。今度やってみますね。
できたての熱々をいただいたら、外食みたいで幸せ。使い残りのザーサイや干しエビは、チャーハンに入れたり、お豆腐の上にのせて、ネギのみじん切り、熱々のゴマ油をジュッとかければビールが飲みたくなる一品に。茄子の皮は、きんぴらやかき揚げに入れて使い切ります。

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応用で茄子をゴーヤに変えて、ゴーヤ1本、人参5cm、水量を200ccにして、こしょうを多く酢小さじ2で仕上げる。ゴーヤの苦味が、くせのあるザーサイ、干しエビで和らいで、残暑払いにピッタリ。

白山家娘さんより

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暑いからか、わたしはゴーヤの方が好きでした。
茄子の方は丼ぶりにしても美味しそう。



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**白山家お母さん便り**

残暑お見舞い申し上げます。

連日の暑さで、疲れが出るころ。
みなさま、お体ご自愛ください。

灼熱の中、植木鉢の白い芙蓉は、
道路の反射熱もそ知らぬ顔で涼しげに咲いております。

白山家の玄関には、夏の器。
ずいぶん前に、川越の骨董市(毎月28日)で求めたもの。
海模様と瀟酒な形が気に入って自分に奮発。
毎日使いにはまだ下ろせず、夏になるとお玄関に飾ります。

煮物は米農家の方との交流会でいただいた切り干し大根きんぴらが、しっかり甘辛く味付けされていて、おいしかったから。
わたしも、その土地の人の気分になり、いつもより濃い目の味付けでつくった煮物。

大根の皮とずいきを干したのを、だし昆布の残り、さつま揚げと一緒に煮た始末のおかず。




先週、米農家の方から伺ったお話。

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稲は暑さに負けず順調に生育し、例年より収穫が早く、豊作だそうです。
一方、世の中は米余りで、豊作も安易に喜べないとか・・・。
お米が安く買い取られているので、政府からの支援金があっても米農家の経営は厳しく、跡取りができない状況だそうです。
50~60歳代の米農家の方が多いそうで、将来の米づくりどうなるのだろう・・・。国民の義務で"徴米制"があったら、米づくりを支えられて、合理主義から脱却できて、自然と共生した暮らし・・・NO RICE, NO LIFE.なのに・・・。ごはん、たくさん食べましょう。
お米の値段は、国産食品と考えたら、かなり安い。
おむすびにしておけば、忙しい朝でもサッといただけて腹もちもいい。
米は体を温める食品。一日の活力となります。
お米を食べてほしくて、ごはんに合うお料理をつくろうと決意しちゃいました。

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白山米店のお母さんと娘

自由が丘、白山(はくさん)通りに50年近く前からあるお米屋さん。1996年よりお弁当の販売を開始。毎週水曜日のみ、おかあさん手作りのおいしいお弁当が食べられます。愛情たくさんのおかずと、お米屋さんならではのおいしいお米で地元ファンが通う人気店。

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