復活!ミシマガジン

第16回

周防大島に「宮田さん」を訪ねる。

2020.02.21更新

先日のミシマガジンでもお伝えしましたが、明日より渋谷パルコで開催する、ほぼ日の学校Presents「本屋さん、あつまる。」にミシマ社の本屋さんが出店いたします。(詳細はこちら)。こちらの記事にも書いた通り、今回、会場では周防大島の農産物やはちみつ、ジュースを販売いたします。『ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台』が生まれるきっかけとなった周防大島。そのなかでも誰よりも愛をもって日々、畑、そして土と向き合っているのが農家の宮田さんです。今回のイベント会場では「みやた農園」のトマトジュースをご用意してくださる宮田さんが、日々どういう思いで野菜を育てているのかを知っていただければと、2016年にしたインタビューを本日の「復活ミシマガジン」で掲載いたします。

0216-1.png

「本屋さん、あつまる。」
たのしい本屋さんが渋谷PARCOにやってきた!

期間 2020年2月22日(土) -2020年2月24日(月)
場所 渋谷パルコ8F・ほぼ日曜日 (アクセス)
時間 10:00〜21:00
入場料 無料

詳細はこちらから


※本記事は、「旧みんなのミシマガジン」にて、2016年5月30日〜5月31日に掲載されたものです。

 小豆島、淡路島につぐ、瀬戸内海三番目の大きな島。人口約1万8千人。
 本州からは1976年に大橋が通り、車で行き来できるように。宮本常一の故郷としても有名で、最近ではジャムズガーデンが大人気。・・・という入門的情報すら、昨年の春までまったく知りませんでした。
 ところが昨秋、ミシマ社初の雑誌『ちゃぶ台』で特集したテーマが「移住」。で、その舞台が周防大島でした。 
 偶然としかいいようのない出会いが重なり、すっかり「島」に魅了され、結果、雑誌まで創刊(そのあたりの詳細は『ちゃぶ台』をご覧いただければ嬉しいです)。
 そのなかで、「土を愛するあまり、土を食べる」という噂まで聞こえてくる農家さん・宮田さんとの出会いについてもレポートしています。

 「土本来の力で育てるという農業をしたいんです。」
 生きた土。その上に立つ宮田さんの笑顔がいきいきとするのも、実に自然という以外にない。素人である私にも、その土地の美しさは、一目でわかった。(『ちゃぶ台』p102-103)

 そのとき持ち帰ったネギの美味しさは、いまも忘れられません。素朴な味のなかに、何層にもわたる滋味が嚙むたび溢れ出てくるのです。手間暇を惜しまない、農家さんの愛情というほかない豊かな味。「命をいただいている」。身体の内側から、自然とそんな声が響いてきたのでした。

 ひょんなことから、今年度のミシマガ・ゴールドサポーターの方々に、年に一度、この宮田さんのお野菜をお届けできることになりました(その経緯は、双方の勘違いから始まったのですが、実に滑稽で愉快な話です。いつかそのこともご報告したいですが今は先に進みます)。
 今回、そんな愛してやまない宮田さんの野菜が生まれる農地へと赴きました。昨年、私が訪れた農地とは違う畑を見せていただきながら、「伝説の農家さん」(と私たちが一方的に呼ぶ)宮田さんにゆっくりお話をうかがってきました。

(取材・文:三島邦弘)

周防大島に「宮田さん」を訪ねる。

0530-1.jpg

藪になった放棄地を開墾するところから始めました。

―― 本当にきれいな畑ですよね。

宮田 ありがとうございます。

0530-2.jpg

―― ここも機械を使わずに開墾されたのですか?

宮田 ええ。ここも草と灌木、それと葦が。放棄地だったので、葦がぶわーと、10メートルくらいの塊になっとって、それは厳しかったですね。灌木も100本近く伐採しました。
 刈ったのは1カ月もかからんくらいで、灌木とか全部刈って燃やして、畑の形にはなったんですけど。そこから、畝立てをするのに時間がかかりました。
 スコップで溝を掘って、水を切って、野菜を植える畝に上げていくんです。蒲鉾状の畝に。ですけど、ここはなかなか土が硬くてですね。それからいろんな根っこがですね。

(近くで聞いていた農家の)村上さん 根っこはやばいですね。葦の根っこってすごい深くて、たぶん2メートルくらいの穴になります。たぶん宮田さんは周りを全部手で掘られて、根を切りながらやってらしたんかなと。

宮田 まあ不耕起(収穫後、耕さずに次の種を播く)なので、溝のとこだけはやっぱりスコップでざくざくざくって切れ目を入れて(笑)。

村上 想像しただけで吐きそうですね

宮田 葦の根っこはですね、まだいいんですけど、藤葛ですね。藤葛が一番ねばい、ええ。あとですね、くずのかずら、くずの根っこもそうなんですけど。
 意外とサクッといったのが、野バラの根っこですね。あれが硬いんですが、スコップでザクザク切れた。でも、もちろん地上部は触ると痛いので、革手とかせんにゃあいけんのですけど。
 藤葛とか、ばーって浅いところに縦横無尽に張ってるんで、ぽこぽこって外れるんですよね。ところがぼこぼこぼこって向こうまでつながっていて、綱引き状態になって......腰が(笑)。なかなか笑える状況だったんですけど。でも、そんな姿も、まあ、周りの人が見てくれちょったんですかね。「よく、やっちゃったなぁ」「昔の風景が戻った」とよく声かけられました。そんな感じで、はい、畑ができて、今年が3年目になります。

0530-3.jpg

地の利を生かして、5反の土地をしっかり回していこうと思っています。

―― 今3カ所でやってらっしゃる?

宮田 はい。家の近くふたつと、ここ。

―― つくるお野菜の種類は毎年変わっていってるんですか?

宮田 えーとですね。あのー、(当初は)変わっていってたんですけど、(いまは)それぞれの地の利を生かして。
 ここの畑は家から遠く、車で20分かかるので、週1回の草刈りで済むような、サトイモとか山芋とかそういうものを。で、家の近くと去年来てもらったところは、車で5分くらいなので、毎日収穫せにゃいけんトマトとかキュウリとか。適材適所とあとは、その、家からの距離を考えて。

―― 適材適所というのは?

宮田 土が全然違うんですよ。家の近くが砂、真砂土みたいな。こっちは粘土質です。うーん、ほんとはこっちでつくりたいものもあるんですが。

―― 粘土質の土のほうが畑には適してるんですか。

宮田 なんとなく土が肥えている気がしますけれどね。ただですね、今まで作ってみてですね、今年で4年目になるんですけど、3年作ってみて、家の近くの砂質の畑も、「あ、いいのできるじゃん」、とイメージが変わってきました。海沿いの、ほんと真砂土というか、砂というか、それよりもちょっと草が生えてくる感じになって、「あーなんか良い感じになってきたじゃん」ていうイメージはありますね。サトイモとかネギとかも、(実際に食べてみて)味が乗るんだなって。

―― 肥料とか工夫をされてるんですか? 

宮田 私の場合、海藻と海水と竹ですね。周防大島の味です。
猛威を振るう竹も打ち上げられた海藻も(私がとると)「あーきれいになった。嬉しい」って島の方に言われます。
 竹は、竹チップにしたり、焼いて竹炭にして撒いています。それから、漁師さんからは、魚のアラ、豆腐屋さんからは、おからをいただいて、それらも、肥料として使っています。この地で採れるもの、地球に還るもの、循環するもので、やりたいので。
 海藻は、私の今までやってきた中でですね、肥料っていうよりもミネラル供給装置みたいな感じなんです。海藻って何回か雨にあっても齧るとしょっぱいんですよね。だから、こう、じわじわと溶け出して、ミネラルが溶け出して土に供給してくれるっていうようなものの位置づけですね。
 作物はメインが冬場はネギと里芋、あと夏場はキュウリ、それからミニトマト、春がブロッコリーということで、この5品目ぐらいに絞ってはいるんですけど。

―― もっと増やしていく予定とかありますか。

宮田 今はですね、とにかく5反、畑だけで5反あるので、今はとにかくこの5反をしっかり回していこうと。機械でやれば、(もっと増やすなどの選択肢が)あるんでしょうけど、棚田で手作業でっていうことになると、とにかく今は5反、それをしっかり回して行こうっていうことですね。まあ、ここでそれで何とか生計を立てられるのであれば。もっと、ここでこんだけやってカツカツ食っていけるっていうのがですね、お示しできれば、また移住者の方も増えてくれるんじゃないかなあって。農業してくれる人が増えてくれたらいいなって思いますね。

―― 日本全国に放棄地がいっぱいある状況をちょっとでもなくしていく流れになってほしいですよね。

日本は、気候条件的には自給率100%に持って行ける国なんです。

宮田 あと、一番の問題はですね、日本はやっぱり自給率が低いですね。今、日本の自給率は、30%台くらいでしょうか。本当は、日本は、気候条件的には自給率100%に持って行ける国なんです。なかなか世界的に見ると少ないと思うんですけど。

―― なるほど、持っていこうと思えば持っていける

宮田 気象条件でいうと、楽勝で持っていけますね

―― やっぱりそうですか

宮田 なんでそれをしないかなって。おそらく農業者は人口のほんの数%ですよね。一番大切なのは食糧自給を上げて、安全な食料を供給する。加えて、食糧保障がないと飢えてしまいますよね。なんかあったときとか。

―― ほんとにそうです

宮田 たぶん今の食糧自給は戦後直後とかより悪いと思う。

―― 実際に飢えていた時代よりもってことですよね。

宮田 そうです。
 以前、アフリカに住んでいたことがありますが、アフリカとか行ったら、乾期でなんも草一本生えてなくて、たまたま雨降ったらそれを待ってたように芽吹く。地域によっては、海から海水が上がってきて塩田になってしまったり。少ない雨だけだと、塩類集積になって農地を作れない。そういう地域もいっぱいあるのに。(日本の場合)どこいっても草の対応に夏は困るぐらいです。冬は冬で冬野菜がいっぱいできるし、そんな地域は世界的に見れば少ないですよ。

―― そうですねえ。

宮田 米は米でこんなに、あの、今だんだん放棄地になってますけど、田んぼのある国で、で食糧率は戦後よりも少ないとかありえんやろって(笑)。

―― ありえんですね、ほんとですね。

宮田 ほんとは若い人の職業の選択の一つに農業という、国を、食料を守る農業が(加わってほしい)。「僕は製造業で働きます」「私はサラリーマンになります」といった一つに農業がもっと挙がっていいはずなんです。
 内田(樹)先生が言われるように、「経済原理と農業の生産原理と全然組みあわさらない」。軋みが、もうかなりガタがきている(笑)。まあ、そういうのが今の現状なんですよ。打開策がみつからん。

0530-4.jpg

手間暇かけた分を載せて値段をつけるのは、無理だと思います。

―― うかがっていて、思ったのですが、野菜のお値段ってどうつけるのかなって。たとえば、実際に手間暇かけた分を載せていく形で値段をつけるのっていうのは......

宮田 無理だと思います。
 自分の労力を、労働力をすべて値段に換算したら、ネギ1本が500円とか(笑)。

―― そ、そうですよね。

宮田 有機農業を志しても辞めちゃう人が多いっていうのは、もうこれくらいの値段にしかならんのやったら、というのもあるでしょうね。

―― そっかぁ。

宮田 だから、市場原理とこの生産原理って......なんか難しいですね。

0530-5.jpg

休みの日も、次の作業のことで頭がいっぱいです

―― 今、宮田さんの1日ってどんな感じで動いてらっしゃるんですか。

宮田 えーとですね。だいたい6時過ぎぐらいから水やりして、最近はもうずっとここに付きっ切りやったんで、車で20分かけてここに来て、えーっと、弁当を持ってくるときもあるし、家に帰って、で、必ず12時から2時までは休みます。はい。そこから後は、もう暗くなるまでですね。だいたい今は7時過ぎくらいですかね。

―― それはハードですね。

宮田 いや、でも、去年はほんと休み取らなかったんですけど、やっぱちょっと体にきてしまって。

―― そうだったんですか......。

宮田 普通お盆過ぎにはだんだん涼しくなって体が楽になるはずが楽にならないんですよ。で、医者行ってみても、「こんな綺麗な臓器とか血管、頭の血管見たことありません」と(笑)。数値もめちゃくちゃいいですねと言われて。でも、夏バテなんですかねー、心労かもしれませんね(笑)。
 で、週1回休むようにしました。

―― 休みの日はどうされてますか。

宮田 あの、休みの日は、もうゆっくりです。家でゆっくり。でも気持ちはすごく、次の農作業のことでいっぱいです(笑)。

―― つい(笑)。そらそうですよね。

宮田 私が夏バテしてたのを家内も見てるので、「休まないと、いけんよ!」って。甘えてちょっと休むようにはしたんですけど。
 休憩とかもキチッキチッと取った方がいいということだったので、なるべく午前中に1回、午後から1回という風には30分くらいは休みを取るようにはしてます。なかなか難しいときもあるんですけどね。そのとき、ミシマガジンを読ませてもらったり。

―― 嬉しいです!

いろんな日本各地のそこの味が出てくると、おもしろいと思うんです

―― そんな宮田さんの野菜はどこで買える、というか手に入るわけですか。

宮田 今は主には山口県内の流通販売業者に出荷していて県内のスーパーで売られています。流通販売業者以外だと「島のむらマルシェ」、「ジャムズガーデン」それと「道の駅」とかですね。

―― 最後の値付けは小売りがするわけですか。

宮田 スーパー以外は自分の希望する値段がつけられるけれど、スーパーでは決められません。自分の価格と合わない場合でも「じゃあ取引しません」と言えないんです。野菜の場合は、それをしていったら、(出荷時期が短いので)間に合わない。旬が過ぎてしまう。
 結局、ものや時期によっては、時給に換算すると100円200円になってしまって(笑)。私にかぎらず、最初はみなさんすごい苦労されちょってですね。自分の希望する、自分のやってることと市場の値段のギャップにですね。
 流通販売のほうもいろいろ頑張っちょるのですが、これは「経済原理と農業の生産原理との軋み」で今はしょうがないと思うんですが、なんとかなればと、もがいています。

―― でも基本は小売りの方の買い取りではあるわけですよね。

宮田 いや、全量買い上げのところもあるし、売れた分だけっていうところも。

―― 売れた分だけってきついですねえ。

宮田 手塩にかけた野菜が、自分で価格を決めることができないで、その上、売れ残った場合はやっぱり辛いです。ええ。しかし、流通販売業者の方も頑張っちょってし、うちのほうももっと努力していこうと思います。
 たとえば、うちの畑の様子や野菜の出来る過程を発信したり、畑に実際に来てもらうとか、マルシェなどで試食してもらうとか、その他にも、周防大島自体がこんな豊かな風土だということとかも含めて、ちゃんと伝えていくとか。私たちも頑張っていこうと思います。

 そうして、いろんな日本各地のそこの味が出てくると良いというか、おもしろいと思うんですよね。山には山の味があるやろうし、(ここのように)海風がしょっちゅう来る畑もある。海風に乗って塩分は運ばれ、ミネラルが来る畑っちゅうんでしょうか。一番いいのはやっぱり身土不二っちゅうことで自分が生きているところのものを、自分が寒いときは寒いって野菜も感じてる。自分が暑いときは暑いって野菜も感じているもの、それを食べるのが一番体に優しいと思います。体に一番力をくれる。それが基本と思うのですが、それをその地域の味として売っていければ。同じキュウリひとつにとっても、いろいろな産地の気候風土の特色の味がするとかおもしろいと思います。とにかくこの島で生活できるだけの売れるものがあればいいなあと。そういう方法があればいいなぁと思いますね。

―― 本当にそうですね。

宮田 先日、『ちゃぶ台』を読んだという、高校生たちが来て。
その子が、「僕たちのゼミでは、農業と市場経済のこととかを今研究したり、討議してる」と言うので。それで私は、「ぜひ良い案があったら教えてください」って深々と頭下げました。藁をも掴むこの気持ち(笑)。

―― 案外、そういうところから新しいものが生まれるかもしれないですね!

宮田 いろんな方の意見で、こう、ポンと前に進んでいくのかなと思いますね。

0530-6.jpg

編集部からのお知らせ

「本屋さん、あつまる。」
たのしい本屋さんが渋谷PARCOにやってきた!

期間 2020年2月22日(土) -2020年2月24日(月)
場所 渋谷パルコ8F・ほぼ日曜日 (アクセス)
時間 10:00〜21:00
入場料 無料

詳細はこちらから

今回のイベントに合わせて「ミシマ社の本屋さん」が仕入れて販売するものは、こちらです!

島のはちみつ【タカノスファーム(周防大島)】

島のはちみつ3種セット【タカノスファーム(周防大島)】

島のはちみつイチジクジャム【タカノスファーム(周防大島)】

島のはちみつりんごジャム【タカノスファーム(周防大島)】

島のはちみつウメのジャム【タカノスファーム(周防大島)】

島のはちみつうめシロップ【タカノスファーム(周防大島)】

島のふりかけ【タカノスファーム(周防大島)】

STOMACHACHE. ×中村農園エコバッグ(ブラック)【中村農園(周防大島)】

そのまま食べれる 『ひじっ好いりこ』【オイシーフーズ(周防大島)】

トマトジュース【野の畑 みやた農園(周防大島)】

プレミアムみかんジュース(極早生)【森川農園(周防大島)】

かりんとう【うみとそらのたまご舎(周防大島)】

無農薬レモン【石原邦夫農園(周防大島)】

お米1合【白山米店(東京・自由が丘)】

栄福寺てぬぐい【栄福寺(愛媛・今治)】

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 生まれたて! 新生の「ちゃぶ台」をご紹介します

    生まれたて! 新生の「ちゃぶ台」をご紹介します

    ミシマガ編集部

    10月24日発売の『ちゃぶ台13』の実物ができあがり、手に取った瞬間、雑誌の内側から真新しい光のようなものがじんわり漏れ出てくるのを感じたのでした。それもそのはず。今回のちゃぶ台では、いろいろと新しいことが起こっているのです!

  • 『tupera tuperaのアイデアポケット』発刊のお知らせ

    『tupera tuperaのアイデアポケット』発刊のお知らせ

    ミシマガ編集部

    10月の新刊2冊が全国の本屋さんで発売となりました。1冊は『ちゃぶ台13』。そしてもう1冊が本日ご紹介する、『tupera tuperaのアイデアポケット』です。これまでに50冊近くの絵本を発表してきたtupera tuperaによる、初の読みもの。ぜひ手にとっていただきたいです。

  • 「地獄の木」とメガネの妖怪爺

    「地獄の木」とメガネの妖怪爺

    後藤正文

    本日から、後藤正文さんの「凍った脳みそ リターンズ」がスタートします!「コールド・ブレイン・スタジオ」という自身の音楽スタジオづくりを描いたエッセイ『凍った脳みそ』から、6年。後藤さんは今、「共有地」としての新しいスタジオづくりに取り組みはじめました。その模様を、ゴッチのあの文体で綴る、新作連載がここにはじまります。

  • 職場体験の生徒たちがミシマ社の本をおすすめしてくれました!

    職場体験の生徒たちがミシマ社の本をおすすめしてくれました!

    ミシマガ編集部

    こんにちは! ミシマ社自由が丘オフィスのスガです。すっかり寒くなってきましたね。自由が丘オフィスは、庭の柿の実を狙うネズミたちがドタバタ暗躍しています・・・。そんな自由が丘オフィスに先日、近所の中学生が職場体験に来てくれました!

この記事のバックナンバー

08月09日
第34回 【お盆に読みたい!】内田樹×釈徹宗
「今年のお盆の迎え方
〜日本宗教のクセを生かして」
ミシマガ編集部
07月13日
第33回 小山哲×藤原辰史「中高生と考える 戦争・歴史・ウクライナのこと」後編 ミシマガ編集部
07月12日
第33回 小山哲×藤原辰史「中高生と考える 戦争・歴史・ウクライナのこと」中編 ミシマガ編集部
07月11日
第33回 小山哲×藤原辰史「中高生と考える 戦争・歴史・ウクライナのこと」前編 ミシマガ編集部
06月26日
第32回 メンバーが選ぶ、小田嶋隆さんの本と言葉 ミシマガ編集部
05月22日
第31回 仲野徹×若林理砂 "ほどほどの健康"でご機嫌に暮らそう ミシマガ編集部
10月13日
第30回 『味つけはせんでええんです』発刊記念
中島岳志先生による「土井善晴論」
ミシマガ編集部
10月11日
第29回 編集部が『ちゃぶ台10』をあつあつに語る(1) ミシマガ編集部
07月16日
第28回 『ぽんこさんの暮らしのはてな?』発刊からちょうど1年! ミシマガ編集部
07月09日
第27回 中田兼介×本上まなみ 「教えてもえもえ博士!もっと いきもののりくつ」 ミシマガ編集部
07月08日
第26回 祝『思いがけず利他』増刷! ミシマガ編集部
06月25日
第25回 特集:小田嶋隆さんの本を読みたい週末 ミシマガ編集部
06月18日
第24回 今日はパパの日!『パパパネル』によせて、tupera tuperaさんからのメッセージ! ミシマガ編集部
06月06日
第23回 2014年 今年の一冊! 百々ナイト ミシマガ編集部
05月25日
第22回 第22回「本屋さん発!」ウィー東城店発! ミシマガ編集部
05月14日
第21回 ナガオカケンメイ×井川直子「つづいているもの」が持つ、"なんか正しい感じ"の正体(2) ミシマガ編集部
05月13日
第21回 ナガオカケンメイ×井川直子「つづいているもの」が持つ、"なんか正しい感じ"の正体(1) ミシマガ編集部
05月09日
第20回 中島岳志×タルマーリー(渡邉格・麻里子)対談 「思いがけず発酵」(1) ミシマガ編集部
04月10日
第19回 微風台南・店主が教える 単純、豪快、台湾屋台飯! ミシマガ編集部
08月11日
第18回 君はバッキー井上を知っているか(2) ミシマガ編集部
08月10日
第18回 君はバッキー井上を知っているか (1) ミシマガ編集部
02月23日
第17回 言葉はこうして生き残る 河野通和『言葉はこうして生き残った』発刊記念インタビュー ミシマガ編集部
02月21日
第16回 周防大島に「宮田さん」を訪ねる。 ミシマガ編集部
02月18日
第15回 ボクは悩める坊さん。~ミッセイ和尚、2冊目を書きあげることができるのか?(後編) ミシマガ編集部
02月17日
第15回 ボクは悩める坊さん。~ミッセイ和尚、2冊目を書きあげることができるのか?(前編) ミシマガ編集部
01月13日
第14回 暖ドリ! 寒さを乗りきる 暖のとりかた (後編) ミシマガ編集部
01月12日
第14回 暖ドリ! 寒さを乗りきる 暖のとりかた (前編) ミシマガ編集部
12月27日
第13回 本屋さんと私 滝口悠生さん編(後編) ミシマガ編集部
12月26日
第13回 本屋さんと私 滝口悠生さん編(前編) ミシマガ編集部
12月08日
第12回 本屋さんと私 青山ゆみこさん編(後編) ミシマガ編集部
12月07日
第12回 本屋さんと私 青山ゆみこさん編(前編) ミシマガ編集部
09月25日
第11回 森の案内人・三浦豊さんと行く! 京都御所ツアー(2) ミシマガ編集部
09月24日
第11回 森の案内人・三浦豊さんと行く! 京都御所ツアー(1) ミシマガ編集部
08月26日
第10回 大島依提亜さんに聞きました!『今日の人生』の秘密など ミシマガ編集部
07月27日
第9回 本屋さんと私 山下賢二さん編 ミシマガ編集部
05月06日
第8回 Born to Walk!〜「心の時代」の次を探して(2) ミシマガ編集部
05月05日
第8回 Born to Walk!〜「心の時代」の次を探して(1) ミシマガ編集部
03月03日
第7回 細川貂々さんとツレさんに聞く! 電車と子育て ミシマガ編集部
02月05日
第6回 〈戦争できる国〉にしないためのちゃぶ台会議 戦後70年、元海軍兵の言葉を聴く ミシマガ編集部
12月19日
第5回 『上方落語史観』(140B)発売記念トーク 髙島幸次×笑福亭たま×久坂部羊(2) ミシマガ編集部
12月18日
第5回 『上方落語史観』(140B)発売記念トーク 髙島幸次×笑福亭たま(1) ミシマガ編集部
11月18日
第4回 「未来の今日の人生」 ミシマガ編集部
11月13日
第3回 増田喜昭×後藤美月 自分の人生に落とし前をつける絵本 ミシマガ編集部
09月24日
第2回 僕たちの世代 光嶋裕介×後藤正文×三島邦弘(2) ミシマガ編集部
09月23日
第2回 僕たちの世代 光嶋裕介×後藤正文×三島邦弘(1) ミシマガ編集部
07月30日
第1回 古代文字で写経 安田登 ミシマガ編集部
ページトップへ