第1回
ポップとパネルの秘密
2018.12.11更新
2018年11月22日に発刊された『銀河鉄道の星』。自分へのご褒美に、そして大切な人への贈り物にも、おすすめの一冊です。そしてこの週末、ミシマンが本屋さんでこの本が置かれている様子を見に行ってきたようです・・・。
『銀河鉄道の星』宮沢賢治(原作)後藤正文(編)牡丹靖佳(絵)(ミシマ社)
こんにちは。ミシマンです。週末のお休みに本屋さんに行ったんだけど、11月に発売になった『銀河鉄道の星』をとっても素敵に展開をしてくれている本屋さんを見つけたよ。まずはこちら!
(TSUTAYA LALAガーデンつくば)
これは、茨城県のつくば市にある「TSUTAYA LALAガーデンつくば」さん。フェアのテーマは「これからの賢治とその先」。宮沢賢治の作品をたくさん読んで来た人も、初めて読んでみようかな、という人も、ここならきっと気になる本が見つかるはず!
(HMV&BOOKS SHIBUYA)
(HMV&BOOKS SHIBUYA)
こちらは、HMV&BOOKS SHIBUYAさん。お店の入り口にどどーんと並べてくれていたよ。『銀河鉄道の星』だけじゃなくて、ここでは10月に発刊した『凍った脳みそ』もまだまだ大展開中。以前ミシマガジンでも紹介した、ゴッチさん本人のナレーションによるPVも見られるし、和田ラヂヲさんによるカバーイラスト同様、もじゃもじゃ頭&ひげをつけて写真がとれる、「ゴッチさんなりきりセット」もスタンバイ。ほかにも、ミシマ社以外の書籍や関連雑誌も一緒に置いてあったよ。ゴッチ本はほとんど手に入る! これ、ファンにはたまらないねっ。
(丸善京都本店)
こっちは丸善京都本店さん。『銀河鉄道の星』をミシマ社コーナーの新刊&話題書コーナーで展開中だよ! ちなみにこのミシマ社コーナー、はじめは数カ月限定の「ミシマ社フェア」として始まったんだけど、気づいたら2年以上経っていて、いつの間にか常設のミシマ社コーナーに! うれしいなあ〜。
ん? このポップ、よく見ると、なんかキラキラしてる・・・! おっ!いいところに仕掛け屋のハセガワさん。ちょっとちょっと、これ、どうやって作ったの?
このキラキラの正体はですね〜(ふっふっふ)、金色のラメの入ったマニキュアです!
えっ、全部に手作業でつけてるの? 全部で何枚ぐらい作ったの?
(ポップ1枚1枚にマニュキュアをつける作業中)
今回は、900枚くらい作ったかなあ?デッチさんやアルバイトさんにも、お手伝いしてもらったよ。編集チームのノザキさんは、自分のお仕事の合間に、いい気分転換になる、ってむしろすすんで手伝ってくれたよ(笑)
そうなんだ。
この枚数だから、とにかくシンナー臭がすごくて。同じ部屋で仕事してる他のメンバーには、大変なご迷惑をおかけました。すみません・・・。
ははは。それでもこだわったんだね。
いろんなところでも書いてあるけれど、今回、「贈り物のような本」っていうのがあったし、実際出来上がった本を見て、文章も、絵も、装丁も、本当にきれいで。だから、手間がかかって大変でも、できる限り、ポップやパネルも同じような世界観で作りたいなあ、と思いました。あとは単純に、本と一緒に入荷されたときに、書店員さんが見て、テンションがあがるといいなあ、って。
実際、こうしてお店で本と一緒に置いてくださっている本屋さんがたくさんあって、ありがたいね。ミシマガ読者のみなさんも、ご近所のお店でこんな置き方をしていたよ、というものがあったら、ぜひミシマ社に教えてください!
(名古屋市の「正文館書店本店」さんでは、児童書専門コーナー「メルム」内のクリスマス台にパネル付きで陳列してくださっていました!)
さてさて、明日は『銀河鉄道の星』発刊日に起きた事件(?)と、とっておきクリスマス企画をご紹介します。お楽しみに!