ミシマ社の本屋さん通信

第5回

今年もやります! 本屋さんの福袋! そして本屋さん営業再開のお知らせ

2018.12.27更新

 こんにちは。京都オフィスの渡辺です。

 移転のため休業中の「ミシマ社の本屋さん」ですが、今年もやります! 毎年恒例、「本屋さんの福袋」。ネットショップの通販限定でご用意することにいたしました!

fukubukuro_03.jpg

 2019年の福袋には、以下の5冊が入っています。

・ミシマ社刊行書籍の「著者直筆サイン本」!

・ミシマ社メンバーが推す! 自社本この一冊(メンバーからのメッセージカード付)

・バッキー井上さんが自らカバーデザインした『人生、行きがかりじょう』新装丁版

・ミシマ社の本屋さんが仕入れた「他社本」からメンバーがセレクトした2冊

さらに、おまけとしてオリジナルグッズ「使えないメモ帳」もプレゼント!
(「使えないメモ帳」をもっと知りたい方はこちらのリンク先から制作裏話が読めます)

 以上、5冊プラスおまけが入って6,000円(税別)です。※別途送料

 発送は、2019年1月7日以降となります。本日12/27より、下記URLより、予約受付スタートいたします!

◾️「本屋さんの福袋2019」販売ページはこちら
(※「ミシマ社の本屋さんショップ」のリンクに飛びます)

 ところで、ミシマ社と福袋の歴史をひも解くと、2011年のお正月にさかのぼります。

 当時のツイッターにこんな投稿が。

 どうやら売り物ではなく、プレゼント企画として始まったようなのですが、資料が残っておらず、詳細は不明・・・。

 ところで、このときのミシマ社は、まだ自由が丘の1拠点体制でした。この年の3月11日に東日本大震災が起こり、伝手を頼って会社ごと城陽市に避難したことがきっかけで、4月に「城陽オフィス」が誕生。東西2拠点での出版活動がスタートしたのでした。

 その後、広々とした城陽オフィスの一角で「ミシマ社の本屋さん」が産声を上げるも、2013年春にはオフィスを京都市内・烏丸三条のワンルームマンションへ移すことになり・・・。

(この時期のミシマ社のあれこれにご興味がある方は、代表ミシマの著書『失われた感覚を求めて』(朝日新聞出版)をご一読いただければ幸いです。)

 ですが、移転後も城陽でのミシマ社の本屋さんは少しのあいだ続きまして、どうやら、このときはじめて、2014年のお正月に、福袋を売り出したようなのです。

 こんなツイートが残っていました。

 そうやって完成した福袋がこちらの写真。

fukubukuro_01.jpg

 赤と緑の福袋。どこかのカップ麺みたいですが、このとき何セットか用意したものは、なんと完売したようです。

 同2014年、鴨川近くの神宮丸太町に一軒家の物件を発掘したミシマは、なんと京都進出以来、3度目の移転を敢行。この地に「ミシマ社の本屋さん」がリニューアルオープンを果たしました。以降、今年の秋に賃貸契約終了に伴い閉店するまでの約4年間、皆様にご愛顧いただきながら、年始めの福袋販売を続けてまいりました。ということで、京都オフィスの歴史に福袋販売が重なります。

 もはや、ミシマ社にとって、お餅つきや凧揚げと同じような新春恒例の行事となった福袋販売。福袋はすべて、ミシマ社で作った本、ミシマ社が仕入れた本から、うちのメンバーがそれぞれの感性で本を選び、直筆でコメントを添えています。まだ見ぬ読者の方を想像しながらセレクトする楽しさがあり、毎年、とてもわくわくしながら福袋をつくっています。

 そして、今回の福袋販売を、御所東に移転した現・京都オフィスでの「ミシマ社の本屋さん」営業再開につなげていきたいと考えました。

 冒頭で「通販限定」と書きましたが、この福袋を、手渡しでも販売すべく、ミシマ社の本屋さんの営業を再開することに決めました!

 まずは、月1回週末に営業日を設定して、やっていきたいと思います。1月の営業日は、20日の日曜日です。詳細は下記をご覧ください。

 ということで、福袋と本屋さん営業再開のおはなしでした。2019年の読書はじめに「ミシマ社の本屋さん福袋」はいかがでしょうか?

fukubukuro_02.jpg

(※こちらは2018年の福袋販売の様子です)

◾️「本屋さんの福袋2019」販売ページはこちら
(※「ミシマ社の本屋さんショップ」のリンクに飛びます)

5冊プラスおまけが入って6,000円(税別)です。※別途送料

発送は、2019年1月7日以降となります。

「ミシマ社の本屋さん」まずは不定期ですが再開決定!

ミシマ社京都オフィス併設の「ミシマ社の本屋さん」は、移転のため9月末より休業しておりましたが、2019年1月20日(日)に再オープンすることになりました! しばらくの間は、不定期営業とさせてください。

1月の営業日は、1月20日(日)です。営業時間は12時~17時です。

-

ミシマ社の本屋さん(京都オフィス併設)
〒602-0861
京都市上京区新烏丸頭町164-3
TEL:075-746-3438

ご注文、そしてご来店、お待ちしております!

おすすめの記事

編集部が厳選した、今オススメの記事をご紹介!!

  • 生まれたて! 新生の「ちゃぶ台」をご紹介します

    生まれたて! 新生の「ちゃぶ台」をご紹介します

    ミシマガ編集部

    10月24日発売の『ちゃぶ台13』の実物ができあがり、手に取った瞬間、雑誌の内側から真新しい光のようなものがじんわり漏れ出てくるのを感じたのでした。それもそのはず。今回のちゃぶ台では、いろいろと新しいことが起こっているのです!

  • 『tupera tuperaのアイデアポケット』発刊のお知らせ

    『tupera tuperaのアイデアポケット』発刊のお知らせ

    ミシマガ編集部

    10月の新刊2冊が全国の本屋さんで発売となりました。1冊は『ちゃぶ台13』。そしてもう1冊が本日ご紹介する、『tupera tuperaのアイデアポケット』です。これまでに50冊近くの絵本を発表してきたtupera tuperaによる、初の読みもの。ぜひ手にとっていただきたいです。

  • 「地獄の木」とメガネの妖怪爺

    「地獄の木」とメガネの妖怪爺

    後藤正文

    本日から、後藤正文さんの「凍った脳みそ リターンズ」がスタートします!「コールド・ブレイン・スタジオ」という自身の音楽スタジオづくりを描いたエッセイ『凍った脳みそ』から、6年。後藤さんは今、「共有地」としての新しいスタジオづくりに取り組みはじめました。その模様を、ゴッチのあの文体で綴る、新作連載がここにはじまります。

  • 職場体験の生徒たちがミシマ社の本をおすすめしてくれました!

    職場体験の生徒たちがミシマ社の本をおすすめしてくれました!

    ミシマガ編集部

    こんにちは! ミシマ社自由が丘オフィスのスガです。すっかり寒くなってきましたね。自由が丘オフィスは、庭の柿の実を狙うネズミたちがドタバタ暗躍しています・・・。そんな自由が丘オフィスに先日、近所の中学生が職場体験に来てくれました!

この記事のバックナンバー

06月12日
第19回 ミシマルシェ開催のおしらせ ミシマガ編集部
04月14日
第18回 ミシマ社の本屋さん、4月は臨時休業ですが・・・、ウェブショップやライブ配信のお知らせ。 ミシマガ編集部
03月08日
第17回 ミシマ社の本屋さん、3月15日(日)に営業します! ミシマガ編集部
02月11日
第16回 ミシマ社の本屋さん、2月23日(日)に営業します! ミシマガ編集部
01月08日
第15回 ミシマ社の本屋さん、1月26日(日)に営業します! ミシマガ編集部
12月10日
第14回 ミシマ社の本屋さん、12月22日(日)に営業します! ミシマガ編集部
11月12日
第13回 ミシマ社の本屋さん、11月17日(日)に営業します! ミシマガ編集部
10月08日
第12回 10月の営業のお知らせ ミシマガ編集部
09月05日
第11回 9月の営業のお知らせ ミシマガ編集部
08月04日
第10回 8月の営業は2DAYS! 「ミシマ社ナイト」開催決定! ミシマガ編集部
06月10日
第9回 ミシマ社の本屋さんの1日店長 ミシマガ編集部
05月12日
第8回 ミシマ社の本屋さん、5月19日に営業します。 ミシマガ編集部
03月23日
第7回 ミシマ社の本屋さん、3月も元気に営業します! ミシマガ編集部
02月03日
第6回 ついに営業再開! 2月も営業日決定! そして「ミシマ社特製エコバッグ」再販について ミシマガ編集部
12月27日
第5回 今年もやります! 本屋さんの福袋! そして本屋さん営業再開のお知らせ ミシマガ編集部
10月18日
第4回 さよなら下堤町 ミシマガ編集部
09月15日
第3回 私とミシマ社の本屋さん ミシマガ編集部
08月12日
第2回 オフィス移転のこと。そして、本屋さんのその後について。 ミシマガ編集部
05月19日
第1回 産地直送!手売りブックス ミシマガ編集部
ページトップへ