第48回
たいへんやけどおもろい!「子育て」とミシマ社の本(2)
2023.02.08更新
こんにちは。京都オフィスのスミです。
ついに!『おそるおそる育休』が完成しました~!
本書は、
装丁は佐藤亜沙美さん、イラストは神保賢志さんに手がけていただきました。
本全体から、明るくドタバタな家族の雰囲気が、生き生きと伝わってきます。
関西の大人気アナウンサーである西さんは、50歳を目前にして、「ひょんなことから」育休を取ることになりました。
本書には、西さんが家事に育児に奔走した、濃密な育休の日々が綴られています。
「子育ては発見と喜び、そして戸惑いの連続です。」(本書P2)
仕事ひとすじで約30年間過ごしてきた西さんにとって、育休の日々には、「本当にここはオレの家なのかと、頭がくらくらするくらい」はじめてのことが詰まっていました。
コントロールできないものがどっと押し寄せ、いらいら、あたふた、おそるおそる・・・。
そんなハードな育休ですが、本書のなかで西さんは、「たいへんやけどおもろいで」と私たちを元気づけてくれます。
この本のもとになったのは、ミシマガ連載「昭和生まれ、アナウンサー・西靖の育休日記」です。
ウェブ連載時から、子育て世代を中心にたくさんの反響があり、「お弁当づくりの大変さ、めちゃわかる!」「大変な家の出来事を、明るく綴る文体に救われた」といった声をいただいてきました。
実はミシマ社には、ほかにも「子育て」に寄り添う本がたくさんあります。
父として、母として、子として・・・さまざまな「たいへん」な状況を、ちょっと「おもろく」してくれた。
そんな本の数々を、ミシマ社メンバーがご紹介。本日は第2回をお届けします。
『胎児のはなし』
「子育て」はまぁ大変なんですが、その前段、子宮の中での「胎児育て」では、想像を絶する大変なことが起きていたことが分かる本です。
私達全員が体験しているのに全然知らない胎児のはなし、面白いです。
(営業・モリ)
『ちゃぶ台 Vol.3 「教育×地元」号』
雑誌『ちゃぶ台』で、教育を特集しました。
目玉はなんと言っても猟師の千松さんへのインタビュー。高校時代にはなんと、授業とは全く関係なく自分用の時間割をつくり、それを実践していたのだそうです。自分で自分を育てる野生っぷりに感動しました。
(営業・タブチ)
『辛口サイショーの人生案内DX』
頼りにしてきた息子の結婚、母の介護、義母と夫の関係、「孫離れ」の必要な祖母・・・本書には、本当にいろいろな立場から「親と子」に寄り添う人生案内が詰まっています。
親子が悩み事を抱えたときは、自分たちの視点だけでは行き詰ってしまいがちかもしれません。
そんなとき最相さんは、「あなたの人生を歩んでください」と、スーッと風を通すような言葉を届けてくれます。
(編集・スミ)
『46歳で父になった社会学者』
親になった経験のない私にとって、子育てとは親が子どもに一方的に教えてあげる行為だと思っていたのですが、子育てを通じて、子どもからたくさんの学びを得て変化していく工藤先生の姿がとても印象的でした。
(営業・ヤマダ)
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いかがでしたでしょうか?
子育ての経験のない私は、『おそるおそる育休』の制作に関わりながら、家事や育児は本を手に取る時間もないくらい大変なものだなぁと、あらためて強く感じました。
そんな忙しい日々のなかでも、本がちょっとした息抜きになったり、疲れた心のビタミンのようになれば、こんなにうれしいことはありません。ぜひこの機会に、ミシマ社の「子育て本」も知っていただけたらうれしいです。
『おそるおそる育休』は、いよいよ来週2月17日(金)に発売です! どうぞお楽しみに。