第69回
「ミシマ社ラジオ」はじまりました~!
2024.03.06更新
こんにちは。ミシマガ編集部です。
本日は、ビッグニュースをお伝えします。
この3月から、ミシマ社のポッドキャストがスタートしました!!!
その名も「ミシマ社ラジオ」です。
念願・・・! のラジオ立ち上げへの思いと、今後発信していく予定のコンテンツについてご紹介してまいります。
本との出会いがちょっとだけ広がるラジオ
ミシマ社ラジオは、「本との出会いがちょっとだけ広がるラジオ」です。
本をあまり読まない人も、本好きな人も、思わず本を読みたくなる、そんな時間をお送りします。
なぜ、出版社のミシマ社がポッドキャストを?
3月1日、実はひそやかに初回エピソード「#0 ラジオをはじめます」が公開され、じわりじわりと反響が広がりつつあるのですが、その中で代表の三島は、慣れないマイクの前でこう語っています。
ミシマ社は本を出す出版社なので、本にまつわる話がですね――著者さんのエピソードであったりとか、本作りの過程であったりとか、できた本のイベントであったりとか――、そういうものがけっこういっぱいあって、「この一瞬一瞬を読者の皆さんに共有できてたら、さぞ面白いのに」っていうことが溢れてるんですね。
あと、ミシマ社の発刊イベントはかなりおもしろくて、それが会場に来てくださった方々やオンライン配信で見てくださった方々だけで終わってるっていうのが、大変もったいないなっていうのはずっと思っておりました。今回、(LISTENさんとのコラボによって)高音質でラジオを運営できるということで、非常に良い音で聴いていただける機会になればいいなと思っています。
あとは、ちょっと、そのときのミシマ社や、本のまわりでおもしろいことが起こっている、それをリアルタイムで伝えられる場にもなるといいのかなというふうに思っています。
音と文字で、生きた「おもしろい!」をお届け
「ミシマ社ラジオ」は、ポッドキャストサービス「LISTEN」にて配信します。
「LISTEN」は、2023年6月に開始した、AIによる文字起こしやコミュニティ機能を備える、数少ない国産のポッドキャストサービスです。
こんなふうに、ポッドキャストを音声だけでなく、テキストと合わせて楽しめるのがすごく魅力的!
おなじエピソードでも、声にじっくり耳を傾けたいとき、散歩や家事をしながら聴きたいとき、記事として読んで理解を深めたいとき、求めている情報や気になる話題を効率よく探したいとき・・・などなど、状況に応じた楽しみ方ができるんです。
ミシマ社ラジオは、本にまつわる、生まれたてほやほや、ほかほかのおもしろい話を、肉声と文章を合わせてお届けしていきます! ラジオ好きの方にも、活字好きの方にも楽しんでいただけるメディアをめざします。
配信するコンテンツには、無料版と有料版があります。
●無料版
本や著者、本づくりの過程についての話や、出版社や本のまわりで起こっているおもしろい出来事、イベントやイベントアーカイブ配信のお知らせなどをお届けします。
ミシマ社を訪れたゲストがサプライズ登場する回や、三島が突然つぶやきを発信する回もあるかも!?
●有料版
ミシマ社が開催するトークイベントの様子を、音声アーカイブとして配信。発刊記念、時事問題をうけた緊急講座、他のメディアでは起こりえなかった著者同士の共演・・・などなどをお届けします。著者の言葉が持つ「読みたい!」と思わせる力や、声に乗った想いや感情をみなさまと共有し、本と著者自身の魅力を伝えます。
また、コンテンツの音声は、「LISTEN」と連動する下記のプラットフォームでもお楽しみいただけます。
※YouTubeとApple podcastsは現在ページを準備中です。
LISTENの近藤淳也さんとミシマ社三島のメッセージ
「LISTEN」の運営者は、近藤淳也さんです。
「はてなブログ」や「はてなブックマーク」などのプラットフォームで知られ、さまざまなインターネットサービスの企画・開発・運営をおこなう株式会社はてな。その創業者であり、IT分野の第一線で活躍してきた近藤淳也さんは、2017年より株式会社ONDの代表取締役社長に就任。「LISTEN」の開発・運営のほかにも、不動産サイト「物件ファン」の運営や、京都・五条に位置する宿泊複合施設「UNKNOWN KYOTO」の支配人などをつとめています。
ミシマ社では、このミシマガで連載いただいたり、MSLive!ラジオ「ITと森」に出演いただいたりと、長年ご一緒してきました。
「ミシマ社ラジオ」発足にあたって、近藤さんと三島からのメッセージを掲載いたします。
【OND代表・近藤淳也さんより】
ミシマ社さんとは以前から、ミシマガジンで連載を持たせていただいたり、関連会社の「一冊!取引所」を運営する株式会社一冊に社外取締役として参加するなどのお付き合いをさせていただいています。
今回、ONDで立ち上げに力を入れているポッドキャストサービス「LISTEN」を通して、新しい取り組みに挑戦されるミシマ社さんとご一緒できることをとても嬉しく思います。
映像を伴わない書籍とポッドキャストはとても相性がいいと以前から考えていました。
『ミシマ社ラジオ』を通して、ポッドキャストリスナーの皆さまに新しい本との出会いを提供したり、書籍の読者やミシマ社さんのファンの皆さまに新しい本の楽しみ方を提供できれば嬉しいです。
まずは、『ミシマ社ラジオ』をより多くの方に聞いていただけるよう、LISTENとしても尽力していきます。さらに、それをきっかけとして、ポッドキャストと出版社の連携による可能性を広げていきたいと考えています。
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【ミシマ社代表・三島邦弘より】
本はおもしろい。0歳から100歳超まで、老若男女を問わず、きっと通じる。そんな根拠のない思いだけで2006年から「一冊入魂」の出版活動を行なってまいりました。このたび、「音」のサービスを通じて、本のおもしろさに触れていただく機会がさらに広がることになり、とてもワクワクしています。
個人的には、その機会を近藤淳也さんが開発されたLISTENで得ることができ、喜びもひとしおです。というのも、近藤さんとは同じ歳ではありますが、ミシマ社創業以来より、「おもしろい」を会社で実現することの先達であり憧れの人でもありました。今回初めてそれぞれの会社の得意を生かし、一緒に事業を行う運びとなり、これはおもしろくならないわけがない、という気持ちでおります。とても楽しみです。
まもなくトークイベント第1弾をリリース!
「ミシマ社ラジオ」は、これからぽつぽつとコンテンツを発信していく予定です。
まずは3月12日(火)、トークイベント第一弾(有料版)をリリースします!
『ビボう六』刊行記念トークイベント
佐藤ゆき乃、中川学、有松遼一「妖怪の書き方、描き方、謡い方」
※この画像はイベント開催時のものです
今年1月11日に開催し、大盛り上がりとなったイベントの音声をお届けします。
小説『ビボう六』著者の佐藤ゆき乃さんと、京都在住のイラストレーター・僧侶の中川学さん、能楽師ワキ方の有松遼一さんによる、「妖怪」についてのトーク&パフォーマンス。
文章で、イラストで、能で・・・妖怪を表現してきた著者たちが、異色の組み合わせで語らいます!
中川さんは『幸せに長生きするための今週のメニュー』、有松さんは『舞台のかすみが晴れるころ』の著者。出演者みなさんが、ちいさいミシマ社レーベルから本を上梓しています。
ミシマ社ゆかりの三人による、爆笑トークあり、
また、無料版でも、同じ3月12日に「#1」をリリース。本イベントの一部音声と、編集者・三島による『ビボう六』の紹介を公開予定です!
それでは、これから「ミシマ社ラジオ」をどうぞよろしくお願いいたします!