第86回
京都メンバーが語る「この本のことなら、私まで!!」
2025.03.06更新
こんにちは。京都オフィスのスミです。
今週末の3月9日(日)、ミシマ社は京都で手売りイベントに参加します!
第7回 ハレトケ市
日時:2025年3月9日(日)10:00~16:00
場所:今宮神社境内(京都市北区紫野今宮町21)
☆エコバッグの持参をお願いいたします。
「ハレトケ市」の開催は、初回から数えてもう7回目!
木がたくさんで、清らかな風が吹き抜ける今宮神社さんの境内に、本だけでなく、お菓子、お弁当、花、陶器、雑貨、古着、子どもも大人も楽しめるワークショップなど、たくさんのお店が集まります。
だんだん春の気配を感じ、お出かけが楽しくなってきた今日この頃、ぜひ遊びにきてください。
ミシマ社ブースのイメージです
当日ブースにいらっしゃったら、メンバーにぜひ話しかけてください。
編集も営業も仕掛け屋も、それぞれにイチオシの本があり、「直接紹介したい!語りたい...!」とうずうずしています。
そわそわしているみんなに、一足はやく「この春、どの本を推しますか?」と聞いてみました。
ノザキの「この本のことなら、私まで」
『バンド』
クリープハイプ(著)
木村 俊介(聞き手)
「『このバンドを小さな会社だと思っている』と尾崎さんは書いています。とくに新生活がはじまる人へ、変化の時期にきっと心強い一冊です。
これはバンドの話であり、小さな組織の話であり、仕事の話である。そう思うと、なぜか自分が働く小さな組織(ミシマ社)のことがよ~くわかる気がして、すごく好きな一冊です。」(ノザキ)
スミの「この本のことなら、私まで」
『元気じゃないけど、悪くない』
青山ゆみこ(著)
「春に向かっていく本。私はこの本のことを勝手にこう思っています。でも読んでいただいたらわかるはずです。少し暖かい日に、お湯に浸かるような感じで、青山ゆみこさんの文章に浸っていただけたらうれしいです。
心身をケアする方法がたくさん書かれているのですが、そのうちのひとつの『オープンダイアローグ』をヒントにして、『話したいことだけをぽつぽつ語り、静かに聞く読書会』を友人たちと実践しはじめました。これが、ものすごく、いい! 発刊から1年が経って『青山さんが書いていたのはこういう感触なのかも』と実感中。自分をいわたる方法を、時間をかけて、人生のタイミングにあわせて教えてくれる本。みなさんのおすすめもあったら、ぜひ教えてください。」(スミ)
ハセガワの「この本のことなら、私まで」
『はるってなんか』
みなはむ(著)
「春休み、満開の桜、風にゆれるお気に入りのワンピース。新しい季節がはじまるわくわく感と、変化することへの期待と不安。子どものときも、大人になっても、楽しいけれどどこか切ない『あの感じ』が、ぎゅっと詰まった絵本です。
水面にきらめく春の日差し、葉桜にしたたる雨のしずく、食卓にならぶ色とりどりのおかず・・・とにかく光の描写がすごいので見てほしい!!」(ハセガワ)
新人!ニシカワの「この本のことなら、私まで」
『凍った脳みそ』
後藤正文(著)
「これからの新生活で不安や緊張をかかえている方が多いと思います(新入社員の私のように)。この本は、ゴッチの脳味噌が凍るほどに、理不尽で、おかしな出来事と事件がもりだくさん。くすっと笑えて、みなさんの心がほぐれる一冊となっております。
ゴッチが実際に使っている機材たち――プリアンプのプリちゃん、など愛称がある――を身近に感じ、アジカンの音楽の新たな楽しみ方がさらに広がった一冊。アジカンの大ファンを自負する私ですが、ますますアジカンへの愛が深まり、『もっと好きになる余地があったんか・・・』とびっくりしました。全力でおすすめします」(ニシカワ)
***
メンバーの偏愛が漏れ出る紹介、いかがでしたでしょうか。
当日はもっともっと、みなさんとお話しできることを楽しみにしています!
ちなみに、最後に登場したニシカワは、つい3日前からミシマ社で働きはじめた新入社員です。これからどうぞよろしくお願いいたします。文字通りフレッシュな状態で、3/9(日)のハレトケ市にも参加しますので、ぜひ声をかけてください!
第7回 ハレトケ市
日時:2025年3月9日(日)10:00~16:00
場所:今宮神社境内(京都市北区紫野今宮町21)
☆エコバッグの持参をお願いいたします。