第22回
大阪の島田さん
2024.04.03更新
こんにちは! ミシマガ編集部です。
本日のミシマガはミシマ社サポーター名鑑。今回登場いただく島田さんは、ときどきミシマ社にメールで「『行く将』レポート」を送ってくださります。将棋を指すのでも見るのでもなく、「行く将」という新しい道をときに熱く、時にゆるりと開拓(?)される様子が綴られるレポートは、メンバーの楽しみの一つです。
「行く将」とはなんなのか? そして、我が道を行かれる島田さんが、今年楽しみにされていることとは? 読んでいると出かけたくなる、春にぴったりの寄稿をいただきました。
サポーターになって4度目の春を迎えようとしている島田和美と申します。サポーターになったきっかけは『透明の棋士』をミシマ社の本屋さんショップで買おうとした時に、10年以上前に買った『街場の教育論』の出版社であることを知り、なんだかご縁を感じてサポーターに仲間入りしました。
『透明の棋士』を検索した私の趣味の1つが将棋で、密かに続けている活動が「行く将」です。これは友達命名で「観る将」のような一般名称ではございません。観光スポットの対局場に同じ日に行き、将棋が好きと言いつつ、大盤解説会などのイベントには目もくれず、それでいて誰かプロ棋士に会わないかな〜とキョロキョロしながら自分の行きたいところで遊ぶのが「行く将」です。
これまで有馬、仁和寺、金沢などに行きました。金沢では兼六園で見事に高見泰地七段を発見。陰からそっと見守りました。仁和寺では藤井八冠が検分で訪れた後、ホテルで前夜祭が行われている同じ頃、私は仁和寺雲海ナイトイベントに行き、1人で前夜祭をしてました。
要は将棋を理由に旅行に行くだけのことです。
一応「指す将」(これは公式名称)もしておりまして、道場4級程度です。今年はこちらにも力を入れたい...と言っても、昇級を目指して頑張るのではなく、ゆるっと将棋を指せる場所を作ろうとしています。ちゃぶ台でお茶とおやつと共に、昨日のナイターの話でもしながら、プロの厳しさとは逆の許しあう将棋で、勝っても負けてもおもしろかったわ〜と言えるような場を作りたいと思っています。今年3月から、ちゃぶ台はありませんが「なごみ将棋」と名付けて大阪本町のおしゃれな器屋さん「dandelion」のレンタルスペースでぼちぼち始めましたので、ご興味あればぜひいらしてください。ただし、あくまでも大人が仲良くゆるっと将棋を指す会なので、向上心に満ち溢れた方、小学生以下のお子様、駒の動かし方がわからない方は他の教室に習いに行ってください。
(「なごみ将棋」次回4月6日 13時〜17時 予約不要 当日場所代500円 現金のみ ※3階ですが階段しかございませんので、ご不便をおかけすることがありますがご了承ください。)
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