第1回
「教えて!みんなのみえないりゅう」
2023.08.03更新
こんにちは、ミシマガ編集部です。
ミロコマチコさんの『みえないりゅう』、全国の書店で展開中です。
いま本書に、とにかく熱い熱い反響が寄せられています!
あるベテラン書店員さんからは、「本が送られてきた段ボールを開けた瞬間に、表紙に圧倒された」「絵の力がとにかくすごい」「本を並べていたら、赤ちゃんがこの本を指さしていた。一目見たら誰にでも伝わる力を感じる」「絵が放っている生命のエネルギーがすごい。家にあるだけで運気が上がりそう」というご感想をいただきました。
本日は、そんな大盛り上がり中の本書のキャンペーン「教えて!みんなのみえないりゅう」についてお知らせいたします!
ミロコさんは先日ミシマガジンに掲載したインタビューで、『みえないりゅう』は、移住した南の島の生活の中の会話や、島の人たちの感覚に影響を受けて生み出されたとお話しされています。
ミロコ 島の人たちが、「昨日、りゅうがおったね」と何気ない会話で言ったりするんです。私には感じ取れないものをみんなは感じ取っている。私もそういう感じ取る力が欲しいと思って、初めは無理やり目を凝らして、うっすら想像できたものを表現していました。
―― 島の方々はそういうのを感じていらっしゃるんですね。
ミロコ みんな自然と感じていると思います。口に出さなくても。
風が強いと、「昨日海に潜ったらりゅうがおってよ〜」って言ったりする。わざわざ不思議体験として話してないんですよ。
天気予報とか、科学的なことはさほど大事じゃなくて、そんなに信用していない(笑)。農業や漁業で自然が身近な仕事をしているから、何よりも自分の感覚を信じてる。小さいときから、当然のように。天気予報よりおっちゃんの話を私も信じます(笑)。
―― 会話のなかに自然と「りゅう」が出てくるんですね。
ミロコ みんなが言う「りゅう」は同じ形をしているわけではないと思うんです。私はそれは自然そのものではないかと思っています。それを「りゅう」と呼んだり、「青いオナガドリが飛んでね」と言う人もいる。あと、先祖のことを言ってるかはわからないけれど、「霊がいっぱいおるね」もよく聞きます。ただ「りゅう」が多いなとは感じています。
海や大地に力を吹き込む「りゅう」は、南の島だけではなく日本、日本だけではなく世界の各地にいるのではないか。
そうして、始まった企画が、「教えて!みんなのみえないりゅう」です。
大募集中!「教えて!みんなのみえないりゅう」
ミシマ社のどの本にも挟まっている読者ハガキ。ただ、『みえないりゅう』の中に入っているハガキはいつもと違います。
みなさんが想像する「みえないりゅう」や「りゅうをみたよ!」というお話を教えてください。どんな姿でしたか? 何色でしたか? いつどこにいましたか? 言葉でも、絵で描いても、かまいません。本書同封の読者ハガキにて、ぜひお送りください。期間中に届いたハガキの中から抽選で、ミロコマチコさんサイン入りの『何か』(お楽しみに!)をプレゼントいたします。
〈「教えて!みんなのみえないりゅう」募集ハガキより〉
このおハガキを使って、あなたの「りゅう」を教えてください!
あなたが見た、もしくは想像する「りゅう」を描いた絵や言葉を、ハガキに載せてお送りください! 送ってくださった方の中から抽選で、ミロコマチコさんのサイン入りプレゼントをお届けします!
(ご住所・お名前が明記されていない場合、抽選の対象外となります)
りゅうの例
7月21日の発売と同時にスタートした本企画、次々に各地の「りゅう」が届いています。
ミロコさんが感じたりゅうと同じ!
香炉の煙がりゅうに!
こちらはどんと焼きの炎がりゅうに!
りゅうの背にお花が!
りゅうが背に「だいすきなあの子」を乗せて
こうしてみると、りゅうは島の中に、煙の中に、炎の中に、想像や願いの中に、いろんな色や形をして、私たちみんなを見守ってくれているのかもしれません。
お送りいただいたみなさま、本当に素敵なおはがきをありがとうございます。
本キャンペーンは、まだまだ大募集中です!
今後は、本キャンペーンのプレゼント=ミロコマチコさんサイン入りの「何か」の正体や、『みえないりゅう』が工場で製本される模様のレポートなどをお届けしてまいります! ぜひお楽しみに。
あなたの「みえないりゅう」、お待ちしています!
編集部からのお知らせ
展示、イベント、サイン本のお知らせ
本書刊行を記念して、展示、イベントを各地で開催いたします。
【1】原画展 @東京・URESICA
全国各所にて原画展を開催します。息をのむほどの躍動感と生命力溢れる作品をじっくりお楽しみください。
初回の開場は、東京・西荻窪のURESICA(ウレシカ)さん。
今後も全国を巡回予定です。決まり次第こちらにてお知らせします!
<会期>
前期〈終了しました〉:2023年7月27日(木)~2023年7月31日(月)
後期:2023年8月10日(木)~2023年8月20日(日)
営業時間:12:00~19:00
定休日:火・水、8/1〜9 夏季休業
<会場>
URESICA ウレシカ
〒167-0042
東京都杉並区西荻北2丁目27−9
(最寄り駅:JR西荻窪駅)
【2】特別展示 @東京/福岡・パタゴニア
パタゴニアサーフ東京ストア、パタゴニア福岡ストアにて、「ミロコマチコ特別展示『海とわたしたち』ーみえないものの気配を感じ取るー」を開催いたします。
地球の巡りや自然の営みが健やかな状態であるからこそ大切にできる感覚、"みえないりゅう"。その気配を感じ取るように制作した本作の一部と、パタゴニア製品のグラフィックとなったミロコさんのアートを展示中です。
@パタゴニアサーフ東京ストア
会期:7月13日(木)~8月30日(水)
住所:東京都渋谷区神宮前3-18-24 ジムアベニュー1階
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎月第3水曜日
@パタゴニア福岡ストア※店頭での『みえないりゅう』販売は終了しました。
会期:7月13日(木)~8月9日(水)
住所:福岡市中央区天神1-10-20 天神ビジネスセンター 1F
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎月第3水曜日
【3】パネル展 @全国
全国の書店にて、「五感と六感を揺さぶる ミロコマチコ『みえないりゅう』パネル展」が開催中!
【関東】
<東京都>
ブックファースト 新宿店
文禄堂AYUMIBOOKS 高円寺店
紀伊國屋書店 新宿本店
未来屋書店 碑文谷店
往来堂書店 千駄木店
本屋B&B
マルジナリア書店
【中部】
<愛知県>
名古屋みなと蔦屋書店
【関西】
<奈良県>
奈良 蔦屋書店
<京都府>
丸善 京都本店
<大阪府>
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
<兵庫県>
ジュンク堂書店 三宮店
【中国】
<広島県>
ウィー東城店
大垣書店 ジ アウトレット広島店
啓文社BOOKS PLUS 緑町
<岡山県>
スロウな本屋
【九州】
<福岡県>
九大伊都 蔦屋書店__13088
taramu books & cafe
文喫 福岡天神
<鹿児島県>
丸善 天文館店
ブックスミスミ オプシア
<宮崎県>
未来屋書店 宮崎店
<沖縄県>
ジュンク堂書店 那覇店
本と商い ある日、