第18回
2025年度ミシマ社サポーター募集中です!
2024.12.04更新
みなさま、こんにちは。ミシマンです。
ただいまミシマ社では、2025年度の出版活動を応援してくださる「ミシマ社サポーター」を募集しています。
出版社のサポーターって、どんなことするの? 今日はミシマ社の活動に欠かせない存在「サポーター制度」について、ご案内いたします。
「サポーター制度」とは?
ミシマ社サポーター制度は、2013年4月に始まりました。「ちいさな総合出版社」として一冊入魂の出版活動をつづけていくために、そして、次の世代へ紙の本をつないでいくために、私たちの出版活動全般を応援してくださる方々とつくってきた場です。
サポーターさんには「サポーター費」という形で1年間、ミシマ社の活動全般を支援いただきます。それ以外に、何か必ずこれをしていただく、ということはありません。ですが後述のように、私たちは日々サポーターさんに物心両面においてたくさんの支援をいただいています。
また、この制度は、ミシマ社とサポーターさんのあいだのお金やサービスの交換ではなく、いただいた支援をもとにミシマ社が新しい挑戦を続け、結果としてたくさんの読者に「おもしろい本」が届く。そうしたかたちでの経済の広がり、出版活動の広がりをめざしています。
サポートのかたち
サポーターさんには、1年間、ミシマ社の出版活動をサポートいただきます。
年度ごとの更新で、期間中はミシマ社から毎月ささやかな贈り物(下記参照)をお届けいたします。
【サポート期間】2025年4月1日~2026年3月31日
★3月10日(月)までにお申し込みいただいた方には、ミシマ社サポーター限定カレンダー(※4月始まり)をプレゼント!
【サポーターの種類と特典】
下記の3種類からお選びください。サポーター特典は、4月から毎月、1年間お届けいたします。
※期間途中でお申し込みいただいた方には、それ以前のサポーター特典はさかのぼって全てお贈りいたします。
※特典の内容は変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。
毎月、贈り物をお届けします。
ここからはサポーター制度の内容について、もう一歩ふみこんでお伝えします。
サポート期間中は、ミシマ社から「サポーター特典」をお届けします。
そのひとつ「ミシマ社サポーター新聞」は、私たちの日々の仕事について毎月お伝えするものです。編集メンバーによる本づくりの裏側紹介や、営業メンバーの出張レポート、出版界の先輩へのインタビュー記事などを載せてきました。代表・三島がミシマ社を運営しながら今まさに考えていることを、サポーターさんだけに向けて綴るお手紙のコーナーもあり、2023年5月にはその文章をまとめて『ここだけのごあいさつ』(ちいさいミシマ社)という本も生まれました!
2024年度のサポーター新聞の一部
サポーター新聞は、内容だけでなく、紙やつくりの面でもさまざまな試みを行っています。それが可能なのは、「紙サポーター」「印刷サポーター」さんがいらっしゃるから。王子製紙株式会社さん・王子エフテックス株式会社さんにさまざまな用紙を提供いただき、大阪の町の印刷屋・あさひ高速印刷株式会社さんに印刷・加工をしていただいています。
私たちも名前を知らない、厚みも色も質感も多様な用紙や、「こんな技術があったのか!」と驚くような加工を試す機会をいただき、毎号、紙の世界のおもしろさをサポーターさんと共有できることが大きな喜びです。「紙の本の可能性・おもしろさを追求し、次の世代へをつないでゆく」ことを実践する大切な機会となっています。
本づくりをご一緒に!
さらに、ミシマ社が年1回発行する雑誌「ちゃぶ台」の最新号をお届けしたり、サポーターミーティングを開催したりします。
「ちゃぶ台」は、編集部がそのとき最も気になるテーマを特集に掲げてつくっていく雑誌であり、ミシマ社の看板、かつ、本づくりの畑のような存在です。たとえば2024年度は、『ちゃぶ台13 特集:三十年後』をつくるため、人類学者の松村圭一郎さんにインタビューしたのですが・・・
イベント開催時のチケットアイコン
松村さんへのオンライン取材にサポーターさんをご招待し、リアルタイムで同席いただきました!
そうして『ちゃぶ台13』ができあがったときには、編集メンバーによる制作秘話を詰め込んだ限定冊子とともにお届けしました。
編集部の「ちゃぶ台座談会」冊子(左)と、できあがった「ちゃぶ台」(右)
インタビューはこんなページになりました!
一冊の本ができあがっていく熱々の過程を、サポーターさんと共有し、声をいただくことが大きな支えと刺激になっています。
応援をどうぞよろしくお願いいたします
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
サポーターさんはミシマ社の活動にとって、なくてはならない存在です。
最後にひとつだけお伝えしたいことがあります。さきほどご紹介した、サポーター新聞がもとになった本『ここだけのごあいさつ』が、2024年になんと韓国語版になって出版されました! ミシマ社メンバーも韓国に赴き、刊行記念イベントに参加してきたのですが、サポーターさんたちとの出会いなくしては、このような機会はもちろん得られませんでした。
現地の出版社や書店はもちろん、出版業界だけでなく、ものづくりや小さな会社の経営に携わる方々など、たくさんの人たちと交流したのですが、みなさんが口をそろえておっしゃったのが、「サポーター制度が本当におもしろそう。こんなコミュニティがあるのがうらやましい。自分たちもやってみたい」ということでした。
サポーターさんに伴走いただくことで、新しいことにためらいなく挑戦でき、海すらも超えて、おもしろい本がある場を広げていける。この制度がはじまってから10年以上が経ち、そのありがたさと可能性をますます強く感じています。
ミシマ社の本が好き。なにより本や本のある場所が好き。「なんかよくわからないけどおもしろそう」という方も大歓迎です。これからも私たちは「一冊入魂」の出版活動を続けてまいります。ぜひ応援よろしくお願いいたします。
お申し込み方法
サポーター費のお支払いの方法によって、下記いずれかよりお申し込みくださいませ。
●クレジット決済・コンビニ決済・PayPal・銀行振込 をご希望の場合
→ミシマ社の本屋さんショップ(ミシマ社公式オンラインショップ)にてお申し込みください。
●郵便振替をご希望の場合
→下のボタンから、ご登録フォームに必要事項をご記入ください。後日、払込用紙をお送りいたします。
ご不明な点がございましたら、下記までご連絡くださいませ。
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TEL:075-746-3438