第7回
「夏が楽しくなる!大人のためのサマー講座」各講座の詳細
2020.07.12更新
7月下旬、MSLive!では、「夏が楽しくなる!大人のためのサマー講座」を開催することとなりました!(開催にあたってのごあいさつはこちら)
※今年のサマー講座は全講座終了しましたが、各講座のアーカイブ動画を9/23までの期間限定配信しております。個別の講座のチケットURLからお申し込みください。
本サマー講座では、全5講座に参加可能な「全講座参加チケット」と、それぞれの講座1つのみに参加可能な「講師ごとの単独チケット」の2種類のチケットをご用意しました。先立ちまして「全講座参加チケット」の販売をしておりましたが、本日から、「講師ごとの単独チケット」も販売を開始いたします!
それに合わせまして、みなさまお待ちかねの、各講座内容の詳細をお知らせします。講師の方々からは、ひとことずつメッセージもいただいています。
それでは、以下からご覧ください!
7/20(月) 若林理砂さん 「夏バテしない身体づくり」
7/22(水) 有松遼一さん 「超入門!おもしろい能楽」
7/27(月) 三浦豊さん 「木のみかた 2020夏」
7/29(水) 土井善晴さん 「この夏の一汁一菜」
7/30(木) 寄藤文平さん 「見えたとおりに描けるようになる講座」
7/20(月)「夏バテしない身体づくり」若林理砂さん
今年の夏は、猛暑の予想に加えて、新型コロナウイルス第2波の懸念もあるなど、より一層、体調管理が大切になりそうです。そんな夏を乗り越えるために、私たちにできることは? また、秋以降、さらに感染症の危険が高まる季節に備え、夏の間にできる準備とは?
春~夏の自粛生活で、自分で思っている以上に動けなくなっている体を動かす方法、年々暑さが増している夏に、体が熱をつくらないようにするための食事の知恵、そして新型コロナへの心構え等々。
著書『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』の中で、様々な養生法を挙げてくださった若林さんに、今年の夏を健康に乗り越えるための、体との付き合い方を教えていただきます。
「夏バテしない身体づくり」
講師:若林理砂
開催日時:7月20日(月)19:00~20:30(途中5分休憩あり)
開催方法:オンライン配信(オンラインイベントの参加方法の詳細はこちら。)
※ご参加者には、イベント開催の翌日ごろ、録画動画をお送りいたします。
当日、ご都合がつかない場合も、ご安心ください。
チケット情報:
・アーカイブ動画チケット:¥3,500+税
若林さんからのメッセージ
こんにちは! みなさん、養生してますか。毎年夏バテを起こす人、例の疫病が気になる人、東洋医学をちょっと知ることで毎日を元気に過ごせます。食う・寝る・動くを整えるだけ! 養生最強です!
若林理砂(わかばやし・りさ)
臨床家・鍼灸師。1976年生まれ。高校卒業後に鍼灸免許を取得。早稲田大学第二文学部卒(思想宗教系専修)。2004年に東京・目黒にアシル治療室を開院。現在、新規患者の受け付けができないほどの人気治療室となっている。古武術を学び、現在の趣味はカポエイラ。著書に『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』(ミシマ社)、『安心ペットボトル温灸』(夜間飛行)、『決定版 からだの教養12ヵ月――食とからだの養生訓』(晶文社)、など多数。
7/22(水)「超入門!おもしろい能楽」有松遼一さん
名前は聞いたことがあるけど、なかなか敷居の高い「能楽」。しかし、幾度の危機を乗り越え650年以上続いてきたこともあり、能の動きのなかには、座ること、呼吸、声を出すことなど「生きるための智慧」がたくさんつまっています。今回講師をつとめるのは朝日新聞での連載(隔週木曜掲載)がスタートし、今注目の能楽師、有松遼一さんです。
有松さんいわく「かつての日本人が日常的に行なっていた所作や旧暦の感覚など、能楽ならではの文化もある」とのこと。そういった身体技法や感覚を少しでも身につけることで日々の生活がより豊かになります。
そして正しい座り方をすると、長時間座っても疲れない!? など日常生活に活かせる智慧も満載! 「能楽」ってそもそもどういう芸能なの? というレクチャーからはじまり、実際に謡を謡う体験もある、見て楽しい、やって楽しい能楽をぜひご体感ください!
「超入門!おもしろい能楽」
講師:有松遼一
開催日時:7月22日(水)19:00~20:30(途中5分休憩あり)
開催方法:オンライン配信(オンラインイベントの参加方法の詳細はこちら。)
※ご参加者には、イベント開催の翌日ごろ、録画動画をお送りいたします。
当日、ご都合がつかない場合も、ご安心ください。
チケット情報:
・アーカイブ動画チケット:¥3,500+税
有松さんからのメッセージ
初めまして、能楽師の有松です。能は格式ある昔の伝統芸能だというイメージだと思います。でも僕は、能が面白すぎて、普通のサラリーマン家庭からこの世界へと飛びこみました。芸能はその時代時代の人の心をとらえられなければ消えていきます。でも能は650年以上現役です。それだけ先人たちの「いいね!」が連綿と続いてきた魅力があるわけです。その奥深さを、実演者ならではの言葉で丁寧に紡いでみようと思います。よろしくお願いします。
有松遼一(ありまつ・りょういち)
1982年、東京都生まれ。京都大学文学部に入学後、2007年に能楽師ワキ方・谷田宗二朗師に入門。同年《西行桜》ワキツレで初舞台。谷田師逝去後、飯冨雅介師に師事。大曲《猩々乱》《道成寺》などを披く。京都を中心に、大阪・奈良・東京・名古屋・九州・北海道など、数々の舞台に出演。アメリカ各都市、フランス、ロシア、マレーシア、ブルガリアやスロバキア、韓国などの海外公演に参加。大学の講義では能楽や和歌など古典の魅力を伝え、能が現代に生きる芸能・舞台芸術であることを問い続ける。
7/27(月)「木のみかた 2020年 夏」三浦豊さん
「森の案内人」として、日本各地の森3000箇所を歩き、その魅力を伝える三浦豊さん。三浦さんのお話をうかがうと、生き物としての木々の個性がよく見えてきて、森を歩くことだけでなく、ふだんの生活が何倍も楽しくなると評判です。著書の『木のみかた』では、親友を紹介するように様々な木を紹介。森だけではなく街で見かける木にも焦点をあて、木を見て対話する喜びも書いていらっしゃいます。
この講座では、写真や映像を交えながら日本各地の森を三浦さんにガイドしてもらうバーチャル森ツアー、中でも特に個性的なキャラクターを持った面白い木々の紹介、この季節ならではの木の見どころなどをたっぷりお話いただきます。また、森の中の木だけではなく、街なかに生えている身近な木についてもご紹介いただく予定です。
おうちにいながらにしてたっぷりと森を味わっていただきながら、ダイナミックな木の世界にふれる90分。ただの背景でしかなかった木の見方が変われば、日常の風景も鮮やかに色づくこと間違いなしです。
「木のみかた 2020年 夏」
講師:三浦豊
日時:7月27日(月)19:00~20:30(途中5分休憩あり)
開催方法:オンライン配信(オンラインイベントの参加方法の詳細はこちら。)
※ご参加者には、イベント開催の翌日ごろ、録画動画をお送りいたします。
当日、ご都合がつかない場合も、ご安心ください。
チケット情報:
・アーカイブ動画チケット:¥3,500+税
三浦さんからのメッセージ
今回の講座では、日本各地の森や、際立った存在感の木々、そしてこの季節ならではの木々の営みを紹介させてもらいます。森だくさんの熱い内容になるので、ぜひお付き合いをいただければ幸いです。
三浦豊(みうら・ゆたか)
1977年京都市生まれ。森の案内人、庭師。 日本大学で建築を学んだ後、 庭師になるために京都へ帰郷。2年間の修行を経て、日本中を巡る長い旅に出た。 2010年より「森の案内人」として活動。
7/29(水)「この夏の一汁一菜」土井善晴さん
講座内容 & 土井さんからのメッセージ
こんにちは。「一汁一菜でよいという提案」をしている土井善晴です。
確かに「一汁一菜」は、家事(食事)を合理化して、楽にして、人を健康にして、フードロスを無くす、持続可能な和食のスタイルです。
それだけ役に立てば、もう十分なんですが、それは、じつは単なる始まりなんです。
一汁一菜を核とする食事論は、もっと大きな世界と深く繋がり、広がりがあるのです。それは未来、人間の思考、幸福、地球とも関わる大問題です。
世の中は、食を楽しみとしか捉えていなくて、だいたい食をなめていますから、とくに日本は、食事の労働という価値を認めないし、食文化を担ってきた女性に敬意を払わないんですね。食事に性差はありません。つくる人「表現者」と食べる人「観客」の問題なんです。
それを考えるにも、現代社会にある無数の誤解を理解してもらうだけでも大変なんです。土台の誤解を解かないまま考えても、矛盾だらけになるので、大変なんです。
皆さんには、食のマスターになって、私の良き理解者、話し相手になってもらいたいのです。
でも、90分の講座では、無理なんですね。だからどうするか、今はまだ、始まったばかりで、考えていません。すべては、若いもののため、生まれてくる子供達のためです。
・・と、大風呂敷を拡げましたが、真面目に食を考える講座です。真面目もすぎてクソ真面目になってはいけません。緩急交えて、ボチボチやりましょ。
ですから、講座で、味噌汁を実際に作ってレクチャーしたいと思います。
まだ、皆さんは味噌汁を知らないのです(笑)
どうぞ、ご期待ください。
「この夏の一汁一菜」
講師:土井善晴
日時:7月29日(水)19:00~20:30(途中5分休憩あり)
開催方法:オンライン配信(オンラインイベントの参加方法の詳細はこちら。)
※ご参加者には、イベント開催の翌日ごろ、録画動画をお送りいたします。
当日、ご都合がつかない場合も、ご安心ください。
チケット情報:
・アーカイブ動画チケット:¥3,500+税
土井善晴(どい・よしはる)
料理研究家。1957年、日本の家庭料理の第一人者であった料理研究家・土井勝氏の次男として大阪市に生まれる。スイス、フランスでフランス料理を学び、帰国後は老舗の料理店・大阪「味吉兆」で日本料理を修業。一九九二年に「おいしいもの研究所」を設立。以降、日本の伝統生活文化を現代に生かす術を提案。1988年~「おかずのクッキング」(テレビ朝日系)、1987年~「きょうの料理」(Eテレ)レギュラー講師。著書に『土井善晴さんちの「名もないおかず」の手帖』『一汁一菜でよいという提案』他多数。
7/30(木)「見えたとおりに描けるようになる講座」寄藤文平さん
小学生や中学生のころの、写生の授業。みなで出かけて景色を描いたり、植物を描いたりして、できあがった絵を友人のものと見比べ、「うう、私には才能がない・・・」と落ち込み、そのまま絵を描くことに距離をおいてしまった・・・そんな経験のある方も多いのではないでしょうか。
講師の寄藤さんによると、いきなり「写生やデッサンをする」というのは、5段階のレベルのうち、いきなり5から始めるようなもの、難しくて当たり前なのだそうです。今回の講座では、あまり教わることのない1〜4の部分、「見えたとおりに描く」ことの一番おもしろい部分を教えていただきます。
得意不得意にかかわらず、じつは絵を描いてみたかった、すべての方におくる講座です。
「見えたとおりに描けるようになる講座」
講師:寄藤文平
日時:7月30日(木)19:00~20:30(途中5分休憩あり)
開催方法:オンライン配信(オンラインイベントの参加方法の詳細はこちら。)
※ご参加者には、イベント開催の翌日ごろ、録画動画をお送りいたします。
当日、ご都合がつかない場合も、ご安心ください。
チケット情報:
・アーカイブ動画チケット:¥3,500+税
寄藤さんからのメッセージ
気楽な講座ですので、気楽にご参加くださいませ。
寄藤文平(よりふじ・ぶんぺい)
グラフィックデザイナー。1973年生まれ。1998年ヨリフジデザイン事務所、2000年有限会社文平銀座設立。広告やプロジェクトのアートディレクションとブックデザインを中心に活動。著書に『死にカタログ』『元素生活』『ラクガキ・マスター』『絵と言葉の一研究』『デザインの仕事』、共著に『ウンココロ』など多数
よくあるご質問
Q.当日、急に予定が入って参加できなくなってしまったら、どうすればよいですか?
A.参加者全員に、講座開催の翌日ごろ、録画動画をお送りいたしますので、ご安心ください。
Q.講師の方へ質問することは可能ですか?
A.チャット機能をお使いいただいて、文章にてご質問いただけます。また、希望される場合は、その場で、お声でのご質問も可能です。
Q.参加者の顔が映ったり、名前が出たりすることはありますか。
A.ございません。安心してご参加ください。
Q.参加者側の音声は、講師や、他の参加者などに聞こえますか?
A.聞こえません。ただし、質疑応答などの際に、希望される場合は、こちらが、参加者側の音声を許可し、お話しいただくことは可能です。その場合も、お顔やお名前は出ませんのでご安心ください。
Q.オンラインイベントの参加方法がわかりません。
A.こちらのページをご覧ください。また、メール(shop@mishimasha.com)やお電話(ミシマ社京都オフィス:075-746-3438)でも、お気軽にお尋ねください。