第36回
土井善晴と中島岳志の「ええかげんクッキングー」、衝撃の「料理教室」レポート
2023.01.16更新
こんにちは。土井先生ファンの営業モリです。3歳の息子が言える一番長い単語は「大根とスペアリブの塩煮」(@土井先生のおかずのクッキング)です。
さて、先月12月2日、土井善晴・中島岳志(著)『ええかげん論』の刊行記念イベントとして開催しました土井善晴と中島岳志の「ええかげんクッキングー」。
タイトルからして異彩を放つこのイベントの様子を、写真いりでレポートします。前代未聞の「料理教室」で私が心に受けた衝撃、読者の皆さんも一緒に受け止めてください・・・。最後にイベントのアーカイブ動画の視聴特典もご案内します!
イベント実現まで
そもそもの始まりは、『ええかげん論』の本文でした。
土井:自然と暮らし、料理と器、器と器、器と人間(食べる人)のよりよい関係をお伝えしたいなあって思っているのです。そういう時間にある料理の楽しみ方を中島先生と一緒に話しながらできればおもしろいと思うのです。
テレビの番組では、格調が高すぎるかな......。そういう料理をしながらゆっくりと暮らしやアートを考えるような講座ができればいいですね。
中島:ぜひぜひ。アシスタントをさせてください(笑)。
(「ええかげん論」p176〜177より引用)
その講座・・・絶対見たい!!
というわけで、本書の刊行記念イベントとして両先生に実現をお願いし開催に至りました!
ノープランからの「ええかげん」な夜
さてイベント当日。
かわいいエプロンの中島先生と、真っ青なミシマ社15周年Tシャツを着た土井先生が登場!
そして今日のイベントについてのお話が始まるのですが・・・
土井先生「今日、中島先生と私、二人でやる料理教室ですからね。でも、何をするかは、二人ともなーんにも考えてないという」
中島先生「はい、僕、何も知らされず、ノープラン」
「ノープラン」
思いがけない展開!
そして土井先生が取り出したのは、先生自身も何があるか知らないという食材の山!
そして調理方法が書かれた紙!
そう、ここから中島先生に「食材」と「調理法」を選んでいただき、土井先生が即興で料理をつくる、という「ええかげん」な料理教室が開幕したのです!
土井先生が鮮やかに料理し、中島先生が質問するコンビネーション!
ときには中島先生も菜箸を握り、
試食しながら大爆笑!?
そして語られる、「ええかげん」に、自由に生きる極意!
・・・と、とても書き尽くせない一夜になったのでした。
参加者の方々からも興奮気味の感想をいただきました。
・ライブ感があり、とても楽しかったです。土井先生の、料理の合間のちょっとしたお話がとても真髄を感じるというか、なるほど...と思わされます。
・全てにおいてええ加減具合が面白く、味付けや調理法、ライブ時間を過ぎても「これでよろしいんじゃないでしょうか」の魔法のひと言で完結することが非常に心地よかったです。
・素材から受け取って、"ええかげん"につくる真髄をみた気がしました。間違いなくめっちゃうまそう!!
『ええかげん論』初版でアーカイブ動画がご覧いただけます!
この日、お二人がどんなことをお話されたのか、そして中島先生が選び土井先生が即興で作ったメニューはどんな料理になったのか。
ぜひ実際の動画を視聴し、目撃者になってください!!
アーカイブ動画販売もしておりますが、実は本イベント、書籍『ええかげん論』の初版限定特典として、無料でご覧いただけます。
各地の書店さんで、初版と重版分が混ざって販売されていますが、初版本は、↓の特典マーク付きの帯が目印です。
書店、もしくはお手元の蔵書でこの帯を見つけたら、裏面のQRコードから招待ページにお越しいただけます。
ちなみに、招待ページでは「『ええかげん論』を読まないと解けないクイズ」をパスワード代わりに準備しております。このクイズも楽しんでいただければ幸いです。
そんなわけで、土井先生と中島先生のええかげんな対話、書籍でも、アーカイブ動画でも、ぜひお楽しみください。
楽しくて、美味しくて、そして今までの考え方が変わる衝撃の体験が待っています!