第39回
8/5(土)内田樹×釈徹宗『日本宗教のクセ』刊行記念オンラインイベント開催! MS&BookShopLive!でお届けします!
2023.07.21更新
こんにちは。ミシマガ編集部です。
『日本宗教のクセ』、8/4(金)の発売までいよいよ2週間を切りました。
昨今の宗教にかかわるニュースの正体とは? 表層ではなく日本の宗教の歴史がたどってきた歴史やその中で生み出された日本特有の「クセ」を見直します。
本書に登場する「宗教をなめてはいけない」という言葉が象徴するように、宗教を考えることは日本文化・政治の土壌を考えることや、ひとりひとりの生き方・成熟など、予想以上に多くの問題にもつながります。そういった意味では、内田先生の『日本習合論』や『街場の教育論』を読まれた方にもおすすめです。
オフィスに見本が届きました!
そして本書の刊行を記念し、発売日翌日にオンラインイベントを開催します!
8/5(土)内田樹×釈徹宗『日本宗教のクセ』刊行記念オンラインイベント「今年のお盆の迎え方〜 日本宗教のクセを生かして」
発刊ほやほやの対談本『日本宗教のクセ』で、両先生は、「宗教センスを身につける」ことの大切さを訴えています。
そのまたとない機会が、お盆。
日本人にとってお盆とは? 現代人が忘れがちだけど、これだけは守りたいお盆の迎え方とは?? そもそも今年という年は宗教の視点からはどういう年に位置付けられるのか??? 日本の宗教特有の「クセ」をちゃんと知っておけば、お盆にかぎらず、さまざまな機会で「宗教センス」を磨いていける!
表題にとどまらず、縦横無尽に繰り広げられるおふたりの対談は、きっと、現代の諸問題とのむきあい方、考え方にまで展開するにちがいありません。
お盆を10日後に控えた今宵、内田、釈、両先生のことばに、知見と感覚の両方をひらかれてみませんか?
本イベントの配信チケットの販売方法はいつもと違います。
「ミシマ社の本屋さんショップ」ではなく、全国各地の書店で販売いただく、新しいオンラインイベントの届け方「MS&BookShopLive!」がスタートします!
MS&BookShopLive!(通称 MSB)とは?
コロナ前はリアル、コロナ後はオンラインで行われてきた書籍の刊行記念イベント。
双方の良さを活かして、地域・空間、そして書店の垣根を超えて同時開催できる、画期的な仕組みをつくります。
書店、出版社がそれぞれの強みを生かして共存共栄していくための新しい形です。
ミシマ社ではこの3年間、MSLive!と名付けたオンラインイベントを開催してきました。
著者とともにクオリティの高いイベントを配信し、時にはその内容をMSLive! Booksとして書籍化、『料理と利他』『中学生から知りたいウクライナのこと』といった本に結実しました。
MSBでは、ミシマ社は出版社としてコンテンツの運営とクオリティの責任をもち、書店は視聴チケットと書籍を販売することに集中。出版社、書店、それぞれの強みを最大限生かした、共存共栄のかたちです。
これは書店業の長年の課題である超・薄利多売の問題に対し、本を軸にして解決に向かう試みでもあります。
かつ、どこでも開催できるオンラインならではのメリットも最大限活かし、今までイベント開催が難しかった遠隔地、過疎地の書店でもイベントチケットの販売ができるようにします。
MSB、スタート!
●「今年のお盆の迎え方〜 日本宗教のクセを生かして」のチケットは、書店さんでお買い求めください!
本イベントは、イベントチケットをミシマ社直販ではなく、各地の書店さんにて販売いただく新たな仕組み「MS&BookShopLive!」で開催します。
イベントチケットは以下の書店さんで7/20(木)よりお買い求めいただけます。
また、これらの書店さんでは7/27(木)より新刊『日本宗教のクセ』を先行発売いたします。ぜひチケットとあわせてお買い求めください。
【長野県】書肆 朝陽館
・店頭販売
・オンライン販売
【広島県】READAN DEAT
・店頭販売 ※書籍のみ・イベントチケットのみの購入も可能
・オンライン販売 ※書籍『日本宗教のクセ』+オンラインイベントのセットチケットとして、8/1(火) 23:59まで販売します。
【福岡県】ブックスキューブリック
・店頭販売(箱崎店・けやき通り店ともに販売)
・オンライン販売
【熊本県】長崎書店
・店頭販売
【熊本県】本屋と活版印刷所
店頭販売予定(発売準備中)
【滋賀県】本のがんこ堂 守山店
店頭販売予定(発売準備中)
【広島県】ウィー東城店
・店頭販売予定(発売準備中)
※新たにチケット販売店に加わりたいとお考えの書店様、ぜひミシマ社営業担当にご連絡くださいませ。
今年のお盆まで、残すところ1か月を切りました。自分が子どものころを振り返ると、お墓参りの時にお寺のお堂の暗さに不思議な気持ちになったり、親戚が集まっていることに緊張したり、今より多くのことを感じとっていたような気がします。内田先生釈先生のイベントをきっかけに、今年は過ごし方を考えて、宗教的センスを開けるようにお盆を迎えたいです。
そして書店さんを巻き込む新しい形の「MS&BookShopLive!」。書店さんを巻き込むこと、そして書店さん同士のつながりも生まれることで、イベント自体が面白くなることも間違いなしです。これからどのような形になるか、ぜひお楽しみに!