第40回
今の時代に、茶の湯を学ぶ意味とは?――千宗屋さん講座のご案内
2024.02.09更新
こんにちは、営業チームのヤマダです。先日節分を迎え、暦の上では春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。
「春が来たな」「この季節にはこんなお花を飾ろう」などというように、季節を感じながら過ごす暮らしに憧れは持ちつつも、日々に忙殺されてなかなか実現することができていません。私と同じような方も少なくないのではと想像します。
本日のミシマガでは、そんな方にぜひおすすめしたい、武者小路千家家元後嗣・千宗屋さんによるオンラインの連続講座「暮らしのなかでお茶を愉しむ」をご紹介します。
ここでしか見られない、永久保存版の映像たち
先日行われた第1回では、茶の湯の新年の行事・初釜の様子を映像でお届けしました。濃茶席で千さんがお茶を点てられる様子や、しつらえの解説を通じて、客人をもてなす茶の湯の心に触れることができました。また、普段は関係者しか入れない武者小路千家・官休庵も特別に取材させていただき、その映像と解説をお届けしています。
来週2/15(木)に開催となる第2回では、「一年を通してのお茶の愉しみ方」と題して、季節ごとに微妙に形状の異なる茶碗について、実物を手にお話しいただく予定です。さらに、茶の湯の行事などを写真付きで解説いただき、実際に千さんが体験されている季節ごとの茶の湯の愉しみ方を追体験できます。
そして3/21(木)開催の最終回第3回は、「時空を超えるお茶の愉しみ方」と題した応用編で、時空を超えた客人である仏像への献茶の様子を映像でお届けします。この薬師寺東院堂の国宝・聖観世音菩薩像への献茶は、歴史上初めてという大変貴重な場面です。その映像などを通じ、改めて茶の湯のもつ力や可能性について考えられる回となる予定です。
第3回でお届け予定の、薬師寺東院堂の国宝・聖観世音菩薩像へのお献茶の様子
季節を愉しむ暮らしを取り戻す
第1回の講座のなかで特に印象的だったのが、講師の千宗屋さんが「現代においてお茶を学ぶ意味」をお話しくださった場面です。
「お茶の世界には、現代で失われている季節を愉しむ暮らしが残っており、お茶を学ぶことで、それらを取り戻すことができる。」
私自身が漠然と茶の湯の世界に感じていた心地の良さ、居住まいが正されるような快さの所以がわかったようでとてもすっきりとした気持ちになると同時に、この講座やお茶の可能性に改めて気づくことができました。
こちらのCMでもその模様の一部をご覧いただけますので、ぜひご視聴ください!
全3回通しチケット限定の特典も!
いまお申し込みいただくと、第1回はアーカイブで、来週2/15(木)開催の第2回、3/21(木)開催の第3回はリアルタイム&アーカイブでご視聴いただけます。
さらに、全3回通しチケットへお申し込みの方には特別に、これまで2回の連続講座「季節のなかでお茶を愉しむ 〜茶の湯入門の入門」「千利休入門の入門 ~季節のなかでお茶を愉しむ2」全12回分のアーカイブ動画をプレゼントしています(視聴期限:2024年6月30日)! 季節を感じる暮らしを始めるきっかけとして、ぜひ本講座へご参加ください!