電子書籍第12弾、『菌の声を聴け』『選んだ理由。』の2点をリリース!
2021.06.10更新
こんにちは。電子書籍担当の営業モリこと岡田森です。
今月の電子書籍リリースは、
の2本立て!
今回はなんと『選んだ理由。』の石井ゆかりさんから電子化に寄せてメッセージもいただきましたので、そちらもあわせてお楽しみくださいませ。
選んだ理由。
人生の岐路で、あなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?
喫茶店店主、写真家、高校生など、さまざまな職業の人に、何の予備情報もないまま出し抜けにインタビューをしていくことになった著者。
石井ゆかりさんからのメッセージ
『選んだ理由。』、電子化されました! お待ちくださっていた方も多少はいらっしゃったらいいなと思います、その皆様には、お待たせしました!!
もともと「闇鍋インタビュー」としてWebで公開していたものでしたので、デジタル化はむしろ、フィットするのではないかと思います。お楽しみ頂ければ幸いです!
『選んだ理由。』は私にとって、いろんな意味でとても大事な一冊です。人の話を真剣に聞くだけでなく、聞いた話を書き起こし、お話しくださった方にも見て頂き、更に何度も読み返して整理し、といった作業をしたわけですが、その全体がまるごと「人の話を聞く」体験だったのです。こんなにじっくり「人の話を聞く」ことって、あるでしょうか。インタビュアーの特権です。最後の最後に「ああ、これはだいじなことだ、なんでいままで気づかなかったんだろう!」と思った箇所がいくつもありました。
ゆえに今も、私はこの本の中のいろんな部分を思い出します。他にもたくさんの本を書きましたが、この本が一番、ナカミを記憶している本じゃないかなと思います。おぼえているから大事とかそういうことではないんですが、普段の記事を書くときにも時々、この本の中身が出てくるんです。この間もあるコラムで、仲野先生のお話をもちだしちゃいました(ありがとうございます仲野先生!)。
多くの方にお読み頂き、朝日新聞の「折々の言葉」に取り上げて頂いたり(鷲田先生、阿藤さん、ありがとうございました!)先日は荻窪のtitleの辻山さんにもご紹介頂いたりして(辻山さんありがとうございました!)、この本はほんとに果報者なのです。
そんなわけで、また新しい読者の方に読んで頂けるかもしれないと思うと、とても嬉しいです!
石井ゆかり
菌の声を聴け タルマーリーのクレイジーで豊かな実践と提案
『菌の声を聴け タルマーリーのクレイジーで豊かな実践と提案』渡邉格・麻里子
発売たちまち重版! 大好評の新刊が早速電子化です!
コロナ禍で「新しい生活様式」が謳われるようになるずっと前から、千葉、岡山、そして鳥取・智頭町へと移転しながら、新しい生き方を実践してきたタルマーリー。
パンとビールの源泉をとことん探って見えた、モノ作りに欠かせないもの。それは...
地域で循環する環境と経済、そして、技術と機械だった。
ベストセラー『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』から8年。
菌に導かれ、原理主義的な息苦しさを脱し、未来への手ごたえをつかんだ記録。
ミシマ社の電子書籍、一周年です。
この記事のタイトルが「電子書籍第12弾」になっていますが、毎月のリリースも今回で12回目、一周年です!
この一年間で、累計40冊のミシマ社の本が電子書籍になりました。
「電子書籍派」の方が「電子があるなら読もう」と言ってくださったり、海外在住で日本の本が買えない方が喜んでくださったり、様々な反響をいただいています。
これからも、電子書籍、ライブ配信、アーカイブ動画、そしてもちろん紙の本。
さまざまな形で「おもしろい!」をお届けします。
お好みの方法で楽しんでいただければ幸いです。
<リトルモアさんとの共同特設ページはこちら>
→リトルモアさんとの共同リリースは今回の一周年を一区切りとし、今後は各社でリリースしていきます。星野概念さんやいとうせいこうさんなど共通の著者も交えてにぎやかにお送りした共同リリース、楽しんでいただけましたでしょうか。今後もリトルモアさんとミシマ社の電子書籍にご注目いただければ幸いです。
編集部からのお知らせ
菌の声を聴け刊行記念イベント、アーカイブ配信中!
刊行日に開催された、タルマーリー(渡邉格・麻里子)×平川克美対談 「クレイジーで豊かな小商いのはなし」、アーカイブでご覧いただけます!
刊行記念イベント第二弾開催!
渡邉格・麻里子(タルマーリー)
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大橋トリオ
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ナガオカケンメイ
「パンとビールと音楽と ~長く、深く、ちょっと広く届けるものづくり~ 」
主催:本屋B&B