電子書籍第16弾、話題の『くらしのアナキズム』が早速電子化!
2021.10.10更新
こんにちは。電子書籍担当の営業モリこと岡田森です。
今月の電子書籍リリースは、話題の9月刊を含むこの3冊です!
※明日10/11(月)から配信がスタートします。
松村圭一郎(著)『くらしのアナキズム』
国家は何のためにあるのか?
ほんとうに必要なのか?
発売からすぐ大好評、たちまち3刷の話題作。
アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考!
10/7に行われた『縁食論』の藤原辰史さんとの刊行記念対談も白熱したものとなりました。
この対談の中で、「自分たちでやっていくための手段を、国家や市場に譲り渡してきた」というお話を聞いた時に、電子書籍担当の私は紙の本と電子書籍のことを考えていました。
電子書籍は発売元が利益を出せなったり、なんらかの自主規制をしたら、配信も再生も維持できなくなります。一方で、「紙の本を本棚から取り出して読む」という行為は個人で完結するので、比較的アナーキーな営みなのかもしれません。
もちろんこれは程度の問題で、私たちはすでに国家や市場の中にいるので、その恩恵の一つである便利な電子書籍はしっかり利用すればよいのですけれど。
松村先生と藤原先生の対談はアーカイブ配信中ですので、ぜひご覧くださいませ!
内藤正典、中田考(著)『イスラムが効く!』
もう、国(国家)に頼らない。
仕事、セクハラ、介護、家族の問題から心の病、世界平和まで...
「イスラムの知恵」が問題だらけの日本を救う!
イスラム地域研究者の内藤正典先生と、イスラム法学者でムスリムの中田考先生が語り合う、イスラムの効用。
アフガニスタンでのタリバンの動向が気になる今、読み返したい一冊を電子化!
『くらしのアナキズム』と一緒に読むと、私たちの思う「国家」というのがいかに狭いものか思い知ります。
また、内藤先生の配信イベントも連続開催中です。
中田考先生とタリバンとアフガン政府を同志社大学に招き、一緒に鍋をつついた伝説の会議の話もたっぷり!
『シェフを「つづける」ということ』
10年で奇跡 30年で伝説
イタリアで修業した15人、その後の「10年」を追う。
2000 年代、シェフになることを夢見てイタリアに渡った若者たちが、不景気とそれぞれの人生の現実に直面し苦闘する10 年を追う、渾身のノンフィクション。
低迷する経済、激変する環境のなかで...。
「継続する」ことの困難と喜び。
働き「つづける」すべての人に贈る一冊!
新刊『シェフたちのコロナ禍』(文芸春秋)が話題の井川直子さんのロングセラー!
新刊には本作に登場するシェフも登場するので、「続けるということ」の「その先」としてあわせてお読みいただけます。
飲食店が苦境に立たされているいま読みたい一冊です。
これからも、電子書籍、ライブ配信、アーカイブ動画、そしてもちろん紙の本。
さまざまな形で「おもしろい!」をお届けします。
お好みの方法で楽しんでいただければ幸いです。