第53回
『残念こそ俺のご馳走。――そして、ベストコラム集』刊行直前特集(2) 傷んだ心に染みわたる名フレーズを。
2020.08.29更新
こんにちは。営業チームのイケハタです。 いよいよ明日、バッキー井上さんの新刊『残念こそ俺のご馳走。――そして、ベストコラム集』が発売となります!
『残念こそ俺のご馳走。――そして、ベストコラム集』バッキー井上(ミシマ社)
私自身、バッキーさんの放つフレーズに(勝手に)救われてきた者の一人。バッキーさんと出会わなかったら、おそらく今、ここにはいなかったと思います(どこにいたんだろう?)。
そんなあの人のベストコラム集が出ると聞いて、内心ざわつかないわけがありません。
本書刊行のお知らせに、刊行前からさっそく反響の声が・・・!
-- 青山ゆみこ (@aoyama_kobe) August 13, 2020
わたしも同連載の編集担当を数年してました。本文の級数が9級の頃(キャプションか!)。
大きく文体に影響を受けた書き手のひとり。痺れるフレーズの連打。異能の天才としか言えない。 https://t.co/wZOgqaFHhS
現在ではフリーランスのエディター/ライターとして活躍されている青山ゆみこさん(著書に『ほんのちょっと当事者』など)もかくのごとくおっしゃるバッキー井上さん。プロをもうならせる書き手の一人なのです。
そして本書、とにかくお伝えしたいのが、「酒場にはまったく縁がない、興味がないという方にこそ、ぜひ読んでいただきたい」ということ。かくいう私自身も、下戸で酒場とはまったく縁がございません。が、
「なんだか人生うまくいかないなぁ」
「息苦しいなぁ」「しんどいなぁ」
そんなとき、バッキーさんのフレーズが、思わぬ方向から入ってきて、沈んだ心や強張った肩をじわじわあたため、ゆるめてくれる感じがするのです。これは、熱燗・・・?
う~ん、「失敗」や「残念」すらもゴキゲンの肴に変えてしまうバッキー流・人生のスタンスは、今の世の中にこそ必要なのでは・・・? と強く思う次第です。
ここで、関西営業メンバー・タブチよりうれしいお知らせが。
なんと! バッキーさん直筆のコースターが、京都と大阪の一部の書店さんで特典として付いてくるそうです・・・!!
【特典情報】バッキー井上さん手書きコースター(提供店舗など)
これは激アツです。よくわからないけれど、持っているだけでゴキゲンになれそう・・・。関西にお住まいの方は、ぜひ!
最後に、本書収録のコラムタイトルから引用します。
傷があるから不況に勝てる。
古漬は曲がるが浅漬は折れる。
こんな俺でも弱ってしまう時代。
全部許して飲もうじゃないか。
いよいよ明日発売。傷んだ心に、この一冊を。
<次回予告>
営業タブチがバッキーさんに密着!
ついに街のパトロールの実態が明らかに!?
近日ミシマガジンにて掲載予定です。