第57回
『岩とからあげをまちがえる』(大前粟生 著)を刊行します
2020.11.13更新
こんにちは。ミシマ社編集チームの野崎です。昨日、11月の新刊である藤原辰史さんの『縁食論』と今号より大リニューアルをした『ちゃぶ台6』の見本が京都オフィスに届きました。それぞれの本の佇まいにうっとりして、ぱらぱら読み始めると止まらなくなり、仕事そっちのけで没頭してしまう・・・気づけば午前中が終わっていた・・・そんなとっておきの2冊は、11月20日(金)に発売です。
本日のミシマガでは、ただいま制作が佳境にある、12月刊のお知らせをします。
ミシマ社の少部数レーベル「ちいさいミシマ社」より5冊目となる書籍の刊行が決まりました。タイトルは・・・『岩とからあげをまちがえる』。著者は京都在住の小説家、大前粟生さんです。2016年に「彼女をバスタブにいれて燃やす」が『GRANTA JAPAN with 早稲田文学』の公募プロジェクトにて最優秀賞に選出されてデビュー。その後、『回転草』『私と鰐と妹の部屋』(ともに書肆侃侃房)などの短編集で圧倒的なインパクトを残し、『ぬいぐるみとしゃべるひとはやさしい』(河出書房新社)や『文藝』2020年冬季号に掲載された「おもろい以外いらんねん」などの中編作品では、性別や年代を問わず、多くの読者から共感と注目を集めています。
「今」のことばの世界を全力で駆け抜ける、とっても素敵な書き手の大前さんとともにつくっているのは、100の小説と、大前さん自身が描かれた100の絵からなる短編集。装丁は、デザイナーの佐藤亜沙美さんに手がけていただき、少しづつ本がかたちになりつつあります。
制作の様子は、「ちいさいミシマ社HP」や「ちいさいミシマ社Twitter」などで日々お知らせしていますので、ぜひ、こちらもご覧ください。
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◉『岩とからあげをまちがえる』初版限定特典について
初版本をご購入いただくと、刊行記念メールマガジン「おまたせしました、岩とからあげです。」に登録が可能です。大前粟生さんから、不定期でメルマガが届きます。配信日時と頻度は著者の気分です。(メルマガ配信期間:2020年12月中旬〜2021年3月31日)
※メルマガの登録方法は、初版本に記載の内容をご覧ください。
※配信日を過ぎたメルマガの内容は、ご覧いただけません。予めご了承ください。
◉サイン本について
数量限定で著者直筆サイン本をご用意します。「サイン本」の取り扱いのあるお店は、後日ちいさいミシマ社HPにて、ご案内します。
***サインの様子を配信します***
著者の大前さんと担当編集で、サイン本の制作の様子(と本のことをちょっとだけ)をライブ配信で話します。詳細は、決まり次第「ちいさいミシマ社Twitter」および「ちいさいミシマ社HP」でご案内いたします。
日時:2020年11月26日(木)19時ごろ〜(予定)
◉特製ペーパーについて
数量限定で、著者と担当編集による制作裏ばなしを盛り込んだ、特製ペーパー付き書籍をご用意します。「特製ペーパー付き書籍」の取り扱いのあるお店は、後日「ちいさいミシマ社Twitter」および「ちいさいミシマ社HP」でご案内いたします。