日常の中のともすればさらっと忘れてしまいそうなでも忘れちゃいけない喜び、怒り、懐かしさ、気まずさ、恥ずかしさといった思いを「食」という人間にとって最も身近なテーマを通して丁寧かつ軽妙に描いた爽快なエッセイ。

ーー六本松 蔦屋書店　峯多美子さん

仕事帰りに電車の中で読み始め、夜寝るまでには読み終えてしまいました。

ーー紀伊國屋書店 加古川店　吉田奈津子さん

くどうさんのごはんに対するかわいいこだわりに、心があたたかく満たされながらもお腹がすいてしまいます。

ーー本屋プラグ　三木早也佳さん

いつもより少し、ごはんがおいしいと感じる、いつもより少し、自分のことも自分の生活も好きになれる素敵な作品でした。

ーー丸善 高島屋大阪店　宮崎優花さん

くどうさんの言葉を読んでいると、私たちはずっと前から親しい友人なんじゃないかと思えてきます。やさしくてまるいくどうさんの言葉は、わたしの空腹にも満腹にも寄り添ってくれます。

ーージュンク堂書店 名古屋店　二村有香さん

好き嫌いのある私ですが、れいんさんの紡ぐ文章を読んでいると、嫌いなものも美味しそう！食べてみたい！と思ってしまう。美味しいものは人を幸せにするよなぁとしみじみしながら、れいんさんのクスリと笑わせる一言がツボでした。

ーー東京旭屋書店 新越谷店　猪股宏美さん

あー、いま食べている（＝生きている）と実感できる、喉からにわっと手が出るエッセイ集。

ーー本屋 Title　辻山良雄さん

嫌いなものすら、魅力的に感じてしまうような「おいしいもののオーラ」がこんなに出ているなんて、くどうさんは本当に食べるのが大好き、というか愛していらっしゃるのだなあと、しみじみ思うすてきなエッセイでした。

ーー丸善 ヒルズウォーク徳重店　熊谷由佳さん

れいんさんのことばのチョイスというか表現の仕方、気取っていない感じがすきです。
読んでいてひとりでくすくす笑ってしまう一文が何度も出てきました。

ーー六本松 蔦屋書店　加藤美奈子さん

「アラザン？」え、あざらんじゃないの？　ひそかに思っていた食に関するあるある。こんなに共感できるとは思っていませんでした・・・！

ーー未来屋書店　碑文谷店　福原夏菜美さん

『わたしを空腹にしないほうがいい』を初めて読んだのが、約3年前・・・
そこから歌集、小説に絵本と幅広く活躍されていますが、、やはり原点は食エッセイなのだ！　と思わせる1冊でした。
1編1編が熱を持っている！　最高！　これぞくどうれいん流、食道楽のススメ！

ーーあゆみBOOKS仙台一番町店　虻川駿介さん

日々を慌ただしく暮らす中で、気付かない内にぽろぽろとこぼれ落ちていた風景や感情をそっと掬い上げて下さるような温かさを存分に感じられる作品でした。

ーー銀座 蔦屋書店　平田智美さん

食べ物と一緒にその時のくどうれいんさんの笑ったり、くやしかったり、苦虫をかみつぶしたり、納得したりしている姿が現れてくる。
こういうふうに食べ物と一緒に生活できたら、生きていけたら、素直な気持ちをぶつけられたら、清々しい。

ーージュンク堂書店 滋賀草津店　山中真理さん

まるで目の前に美味しそうな、お話に出てくる食べ物があるような、追体験しているような感覚になりました。空腹の時に読むとさらにおなかがすいちゃう（笑）。

ーー未来屋書店　岡山店　水田奏絵さん

食を通して、くどうれいんさんの人とのつながりかたと感性を知りました。
自分の感性を育ててまわりの人たちとつながる、と考えがちですが、生活を大事にして、まわりの人たちとのつながりを大切にするから感性も磨かれていく、という道すじが見えました。

ーー水嶋書房くずはモール店　和田章子さん