2022年5月
ポプラ社
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『老後とピアノ 』
私も大人になってからピアノを習い始めたので悩みが同じで安心?しました。そして勇気とヤル気を預けた1冊です。元々稲垣さんはすてきな方なので文章の流れも彼女らしいキュートな1冊です。たとえばピアノというだけでいろいろな主語(名詞)があてはまる1冊です。
(ミシマ社サポーターさん)
2022.05.27
ナナロク社
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『おやときどきこども 』
親の「不足」「未完」のところを丁寧に実話を交えながら語りかけ身に沁みる言葉の宝庫といえる。
(ミシマ社サポーターさん)
2022.05.25
集英社
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『風よあらしよ 』
野枝のようになれるわけもなく、なりたいわけでも決してないのに、その生き方にあこがれてしまうのはなぜだろう。夫の辻と大杉のどちらとも完全に離れる。まずは完全に独りきりになって学問や原稿執筆に集中する時間を持つ。野枝が友人の助言を思い起こし、理詰めで考えるこの場面が、もう本当に大好きです。
(ミシマ社サポーター Hamiさん)
2022.05.23
ミシマ社
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『きんじよ 』
いしいさんと息子のひとひくん。親子、というよりは、中学生男子二人のようなやりとりがすごく心地よくて、読み進めると気づけば路地にいる、みたいな本です。京都のあちこちが、そしてときにはもっと遠くまでもが「きんじよ」になっていく。新刊『書こうとしない「かく」教室』と合わせて、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
2022.05.13
幻冬舎新書
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『量子で読み解く生命・宇宙・時間 』
量子論はむずかしと思いがちだけれど、これはていねいに解説されていて納得の一冊です。パラレルワールドはない、という事が分るだけでも有り難いです。
(ミシマ社サポーター 下光博之さん)
2022.05.11
新潮文庫
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『いしいしんじのごはん日記 』
いしいしんじさんの新刊『書こうとしない「かく」教室』が発売になりました。この本ができあがっていった時間は、私にとっては、とにかくずっと「ごはん日記」のシリーズを読みふけっていた時間でした。いしいさんが2001年9月12日から毎日書きつづけている日記。訪れた場所、会った人、起きたこと、仕事の進み具合、そういうことの連なりが流れ込んできて、そこに書かれていない時間の感覚が自分に残る。この感覚の気持ちよさにはまってしまい、自分の生活がそうとう変わりました。
2022.05.02