第44回
今週末は秋の手売り! KITAKAGAYA FLEA(大阪)&妙蓮寺 本の市(横浜)
2022.10.21更新
こんにちは! ミシマガ編集部です。
天気に恵まれそうな今週末、大阪と横浜で開催される本にまつわるイベントに、ミシマ社も参加します!
大阪の「KITAKAGAYA FLEA」(キタカガヤ フリー)と、こちらは初参加となる横浜の「妙蓮寺 本の市」、2つのイベントに向けて、直前レポートをお届けします!
【10/22.23(土・日)】KITAKAGAYA FLEA 2022 AUTUMN & ASIA BOOK MARKET(大阪)
カルチャーマガジン「IN/SECTS」を発行する、LLCインセクツさんが主催のブックマーケットです。
リトルプレスの出版社や全国の書店の出店があり、そしてイベントタイトルに「ASIA BOOK MARKET」と入っているように国際色も豊かな本の販売が見どころです! 他にも、ワークショップやライブイベント、飲食の販売など、文化の香りがプンプンするイベント、イチ参加者としてもとても楽しみです!
【書籍販売の出店一覧】
岩淵拓郎/印食堂/IN/SECTS BOOTH/LVDB BOOKS/ORDINARY BOOKS/OLD FACTORY BOOKS/『お酒を飲むたびに。』/尾柳佳枝/カリグラシマガジン うちまちだんち/汽水空港/共同印刷工業株式会社/クレハフーズ ettboi/ケイタタ/京阪神エルマガジン社/SAUNTER Magazine/SAKUMOTTO/サウダージ・ブックス/SUNNY BOY BOOKSとある日、/三輪舎と生活綴方出版部/シカク/SHUKYU Magazine/修美社/書肆侃侃房/書肆喫茶mori/自転プレス/Studio Kentaro Nakamura/夕書房/1003(センサン)/大力拓哉/タバブックス/toi books/灯光舎/torch press/なタ書 featuring 素人の乱/七雲/NUMABOOKS/西日本出版社/NEUTRAL COLORS/ビーナイスの本屋さん/百万年書房/ferment books/FOLK old book store/烽火書房/ポテト持ち込みOK出版/馬馬虎虎/ミシマ社/リトルドロップス/リブロアルテ/LOCKET/lonliness books/Ambooks/出版社さりげなく
〈10/22(土)のみ〉
小瀬古文庫
〈10/23(日)のみ〉
開風社 待賢ブックセンター
OOO PRESS
ordinary funeral
Coffee Books Gallery iTohen
Calo Bookshop & Cafe
千十一編集室
ミシマ社は先日のハレトケ市に続き、今回も「復活本」の販売を行います!
廃棄される本を減らす「復活本」の試み
読者の方と直接お話しして、本を手売りできる貴重なイベント。この機会を生かして、私たちが新たに行動できることはないか? と考えました。
自分たちが立つ「出版」の足場を見なおすと、たくさんの本が読者のみなさまの手に渡ることなく廃棄されている、という現状があります。ただ本を売るだけでなく、一冊一冊をより大切に届けていきたい。その思いから、今回のキタカガヤフリーでは、通常の新刊本に加えて「復活本」を販売することにいたしました。
通常、書店から返品された書籍は、カバーを巻きなおすなどの「改装」作業を経て、再び別の書店店頭に並びます。ただ、書籍の本体に傷や汚れがついてしまったものは、断裁され、処分されてしまいます。なかには、読むのにはまったく支障のないものも少なくありません。そんな本体にカバーを巻きなおして作ったのが、復活本です。
9月25日に京都で開催された「第2回ハレトケ市」で、はじめて復活本を販売しました。「こんなにわずかな傷で断裁されてしまうなんて、知りませんでした」と、たくさんのお客さんが手にとり、購入してくださいました。実物を見ながらお客さんとお話しすることは、本を作り、売る私たちにとっても、自分たちの仕事の行きつく先を見つめなおす時間になります。不必要に廃棄される本を少しでも減らすために、今後もこの試みを続けてまいります!
【日時】
10月22日(土) 12:00〜19:00
10月23日(日) 11:00〜18:30
【会場】
クリエイティブセンター大阪(CCO)
大阪市住之江区北加賀屋4-1-55 名村造船所跡地
【入場料】
各日500円(税込み)再入場可
飲食物の持ち込み禁止
主催:LLCインセクツ
【10/22(土)】妙蓮寺 本の市(横浜)
いよいよ明日に迫った、妙蓮寺本の市。自由が丘オフィスの新人・ニシオと、私、4年目・スガの営業コンビが参加します!
会場がある妙蓮寺(東急東横線の妙蓮寺駅で下車してください)の素敵な町並みや、イベント会場の穏やかな雰囲気については前回の記事でお伝えしましたので、今回は意気込みをお伝えいたします!
【1】本の市ならでは、そして妙蓮寺ならではの本を選びました
古本屋さんが集まる本の市は、きっと本好きの方がたくさんいらっしゃるはず! ということで、『書こうとしない「かく」教室』(いしいしんじさんのサイン本を販売します!)や『奇跡の本屋をつくりたい』『究極の文字を求めて』といった、本や文章に焦点を当てた本。
出店されているコーヒーやパンの匂いと一緒に味わう、『ランベルマイユ コーヒー店』や「コーヒーと一冊」シリーズの本。
そして、商店街が並ぶ生活の町で、生活に寄り添う『ええかげん論』や『絶対に死ぬ私たちがこれだけは知っておきたい健康の話』などなど、本の市のお客さんにおすすめしたい本を販売いたします。
本の市の場の雰囲気ならではの、ミシマ社本の楽しみ方をお届けできそうです!
【2】グッズも販売します
書籍だけではなく、手作りの文具やポストカードを販売するお店も出店する「本の市」。ミシマ社もグッズを販売します!
手ぬぐい
一筆箋
職人さんが手染めした手ぬぐいや、美濃和紙を使用した一筆箋たちが、古民家HUGに降り注ぐ光を浴びて輝くこと間違いなしです!
本やグッズでいっぱいになった帰り道は、ミシマ社トートバッグをお使いください!
トートバッグ
【3】初出場のワクワクを楽しむ!
「妙蓮寺 本の市」は3回目の開催ですが、ミシマ社は初出場です! 妙蓮寺の町に密着しながら、素敵なスペースで心地よい香りに包まれながら過ごす時間に、ミシマ社も参加できることになりワクワクしています! ぜひ私たちも楽しみながら、お客様とお話できると嬉しいです。ぜひ、みなさまお越しください!
「妙蓮寺 本の市」第3回
日時:2022年10月22日(土)
11:00〜17:00
会場:古民家 HUG
神奈川県横浜市港北区菊名2丁目17−13