第69回
2024.01.31更新
今日は1月の最終日。はやくも、2024年最初のひと月が過ぎました。今月も「みんなのミシマガジン」を訪れていただき、ありがとうございました。
本コーナーでは、毎月の最後にミシマ社メンバーが今月を振り返り、そして来月に起こるおもしろいことをお伝えします。
2月は春の足音がちょっと聞こえはじめる季節。私たちも、もぞもぞ、わくわくと、春を迎えるエネルギーを溜めながら、日々楽しく過ごしてまいります!
代表 三島邦弘の「今月と来月」
最相葉月さんのデビュー30周年記念企画『母の最終講義』を発刊することができました。最相さんの文章を読むと、読んでいるほうの精神が整ってくる気がします。いや、読まずとも、この本がもっている佇まいを感じるだけで、その効果がある気さえしてきます。実際、ミシマ社の東西のオフィスの落ち着きは、この本がもたらしてくれたと実感があるのです。
来月は、『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』(未来の人類研究センター)が出ます。今月のいい流れに相乗効果を与えること間違いない一冊です。
素晴らしい本が出つづけること、それを届けてくださる書店さんの存在、そして読んでくださる方々がいること、そのつながりと循環に感謝するばかりです。
今月もありがとうございました。来月もよろしくお願いいたします。(三島邦弘)
【今月の一枚!】
今年は京都に全員集合してスタートしたミシマ社。その週末、ハセガワが『ビボう六』の聖地に連れて行ってくれました。かなりテンションがあがりました。(星野友里)
東京へ旅立つヤマダくんと最後のお菓子じゃんけんをしているノザキさんです(←勝った)。(長谷川実央)
今年一年のミシマ社本のヒットを祈念も兼ねて、視聴率の神様としても有名な、神奈川県寒川町の寒川神社にお参りしてきました。ねぶたが出ていました。(須賀紘也)
1月に京都オフィスから自由が丘オフィスに異動になりました。京都を離れるのは寂しかったですが、東京の学生時代に通っていた大好きなお店さんに、「一緒に本を売っていきましょう!」と営業の立場から関われることが嬉しく、充実した日々を送っています。 (山田真生)
新年早々風邪をひいてしまって初詣に行けず、なにかすっきりしない・・・と感じていたのですが、先日、京都オフィスのそばにこんな旗がずらっと並びました。まもなく近くの神社で節分祭がはじまります。そうか、まだ新年の節目に間に合う! と思い、さきほどお参りをしてきました。これですっきり、今年を大充実の一年にします!(角智春)
【来月のおもしろいこと】
「今月と来月」で宣言することで来月の自分の動きを決めるという技を久しぶりに使います。来月は外回り営業しすぎてオフィスにいない人になります。たまにオフィスにいるときは台所でお昼ごはんを作ります。1カ月後の本コーナーでの答え合わせをお楽しみに。(岡田森)
2月と3月のカレンダーの曜日って、同じなんだ! という素朴な発見を毎年(正確には4年のうち3回)している気がします。が、今年は閏年。来月の29日が楽しみです。
ミシマ社の刊行本には「猫」が登場するものが結構あるので(『ゆきのゆきちゃん』『今日のガッちゃん』などなど)22日も楽しみです。(野崎敬乃)
毎年「暖冬」と聞くとなんだかちょっと心配になります。今月の東京は全然寒くなかったので(寒がりのスガくんは震えていましたが)、2月は雪が降って『ゆきのゆきちゃん』のような銀世界が見たいなとひそかに期待しています。(佐藤美月)
「願はくは 花の下にて春死なむ この如月の望月のころ」
西行のこの歌が好きな、2月に病で先に旅立った人を想います。旧暦の2月なので、今の3月、花は桜。結婚する時「絶対に私より先に死なないでね」と約束しました。ささやかでも利他を生きた人でした。
2月、『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』が出ます。伊藤亜紗さん、中島岳志さん、藤原辰史さん、若松英輔さん・・・書ききれない最高の執筆陣です。今、利他について考えるために。ぜひお読みいただければ幸いです。(加藤千里)
運営メンバー紹介
三島邦弘 ミシマ社代表。編集者。マグマを擬人化するとこんな感じ(?)。作る本は「なにもしない」「待つ」等の大切さを伝える内容が多いが、本人はじっとしてるのが超苦手。(絵・文:ハセガワ)
星野友里 編集から営業まで、ミシマ社のすみずみに手をかけて、チームを支えてくれるリーダー。そのエネルギー消費量は計り知れず、休日はフラダンスや旅先で英気を養う。よく行く温泉地は湯河原。(絵・文:サトウ)
長谷川実央 京都オフィスリーダー。仕掛け屋チーム。ポップもパネルも展覧会も小道具も大道具も作る、X刀流の名プレーヤー。気の遠くなるようなほどのバランス感覚の持ち主。(絵・文:ノザキ)
加藤千里 2023年9月に入社した、ミシマ社初の営業マネジャー。最高のパッション、エレガンス、お茶目さを兼ね備える。仕事と同様、趣味・生活にも120%のエネルギーを注ぎ、花を150種類以上育てたり、年間100以上のライブに参加したりしてきた。こんな大人になりたいと思うような、素敵な方。(絵・文:スミ)
野崎敬乃 2018年入社、新卒6年目。編集の枠を超えて、営業面でも活躍中。「がんばりオーバーロード」と某デザイナーさんにネーミングされるほどのがんばり屋さんであり、「がんばるわたしが嫌いじゃない」フェアの発案者。パンクロッカー並みの瞬発力をもつ一方で、ナメクジや昆虫は大の苦手。まあ、おもろい人です。(絵・文:ミシマ)
岡田森 2023年2月に京都オフィスに異動になり、仕事に子育てに奮闘する、営業現場監督兼2児の父。内田樹先生、土井善晴先生、仮面ライダー、Excel、料理と、何かにハマると徹底的に追求する研究者タイプ。テンションが上がると息子さんが乗り移ったかのようなしゃべり方になる(ちなみに見た目もそっくり)。(絵・文:ヤマダ)
須賀紘也 自由が丘オフィス所属。東北、関東、中国エリアの営業を担当。野球、プロレス、歌謡曲、銭湯、都々逸など趣味は多岐に渡り、老若男女と話題を共有できる引き出しの持ち主。最近、分厚い『副詞用法辞典』を買った。満月の写真を撮るのが好き。(絵・文:ニシオ)
佐藤美月 経理チーム。自由が丘の実質的リーダー。ミシマ社の音楽全般も担当。ピアノを弾くようにキーボードをたたき、納品伝票をつくる。仕事中、まわりに聴こえないくらいの音量で鼻歌を歌っている。(絵・文:ホシノ)
山田真生 営業チーム。朝ごはんは菓子パンかヨーグルト、昼食は必ず外出して食べる、夕飯を食べているイメージがなぜかない、営業に行くと書店員さんからいろいろ教わって帰ってくる、背の高い男です。(絵・文:モリ)
角智春 編集チーム(京都オフィス)。穏やかで落ち着いた美しいアルトの声。眼差しにはつよい意志の光。南米留学経験あり。隣で突然吉本ばりのボケが起きても、時間差で吹き出す品の良さ。花にたとえるなら、しなやかで多彩なグラデーションが美しいコスモス。聡明で端正な仕事ぶりに、日々学ぶことばかりです。(絵:ハセガワ 文:カトウ)