MSLive! 連続講座、続々開催中!
2020.06.22更新
MSLive!が本格スタートしてから、はや2か月が経ちました。
この間、MSLive!ではたくさんのイベント、講座を開催してきました。少人数で親密な場を作るものから、先日行われた土井善晴先生と中島岳志先生の対談イベント「一汁一菜と利他」のように、200人以上の方にご参加いただいたものまで、多種多様です。5月の新刊『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』の刊行記念イベントや、6月の新刊『パパパネル 』のお披露目パーティーなど、終了したイベントの一部は、アーカイブの形式でご覧いただけますので、下記サイトをぜひのぞいてみてください。
本日は、その中で、連続講座に焦点を当てて、みなさまにご紹介していきます。
木村俊介さん連続講座
MSLive!では、3か月連続で、木村俊介さんの連続講座を開催しています。5月には「本を読むということ」を開催しました。さらに、6、7月には話をさらに木村さんの専門分野の取材とインタビューにうつし、「取材入門」という全8回の講座を開催中です。
「取材入門」では、木村さんが長年培ってきた取材のノウハウをお教えいただくだけでなく、実際に取材をしている様子を、リアルタイムで配信していただいております。先週行われた第2回では、京都の誠光社店主の堀部篤史さんに、さらに、今週開催の第3回では、本屋Title店主の辻山良雄さんにインタビューをしていただきます。
そんな中で、木村さんと参加者の両者の間で、回を重ねるごとに理解が深まっていき、おもしろさが増している、と感じております。そうした中で、それが不思議と他の方にも伝わっているのか、ありがたいことに参加者は毎回のように増えています。
この感覚は、書籍を届ける際とも似ています。書籍の場合でも、作り手である我々が、ほんとうにおもしろい、と思ってつくったものは、確実に読者の方々にも届いてきます。書籍と映像といったように、メディアが変わっても、「おもしろいものを届ける」というミシマ社の基本は変わりません。
こちらの講座は、まだまだ参加者を募集しております。途中からご参加いただいた方にも、それまでの講座の録画動画をお渡ししておりますので、安心してご参加ください。(お申し込みはこちらからどうぞ)
雑誌の製作過程に参加する「ちゃぶ台編集室」
6月に行われた、第1回ちゃぶ台編集室に関しては、告知が直前となってしまったにも関わらず、多くの方にお集まりいただきました。ご参加くださったみなさま、まことにありがとうございました。
こちらのイベントは、ミシマ社から年に1回出ている雑誌『ちゃぶ台』の編集会議をみなさまと共有し、みなさまからのご意見も頂戴しながら、よりよい雑誌を作っていこう、というイベントです。
第1回は、『ちゃぶ台』でもおなじみの、周防大島在住のお二人、中村明珍さんと内田健太郎さんにゲストでご登場いただきました。お二人には、コロナ禍の周防大島の状況や、この間考えたこと、感じたことなどをお話しいただきました。「島」という特殊な環境下でのコロナウイルスに対する見方は、都市部とは少し異なっており、非常に興味深いお話をうかがうことができました。
また、参加者の方にも、音声で参加いただいたり、チャット機能を使い、企画を出していただいたりと、MSLive!史上、もっとも双方向的なつながりの生まれたイベントとなりました。
こちらのイベントは、10月の『ちゃぶ台Vol.6』発刊まで、月1回行っていきます。次回は7月16日(木)に開催予定です。一冊の雑誌が出来上がっていく過程を、ぜひ近くで見守っていただけたら嬉しく思います。ぜひご参加お待ちしております。
寄藤文平のくもりときどき絵解き講座
また、6月には「寄藤文平の絵解き講座」を2回開催しました。
こちらは、デザイナーの寄藤文平さんに、ご自身のイラストが出来る過程をおみせいただく、というとても貴重なイベントでした。
参加した方からは「神講座!」とのお声をいただいたように、本当におもしろい講座となりました。
第2回の「ときめき描写編」では、「僕はスコップをみつけた。」という一文から、さまざまなイラストの可能性を探り、最終的には予想もつかなかったようなイラストが出来上がりました。
7月からは「寄藤文平の絵解き相談室」として、月1回開催していく予定です。こちらのイベントでは、みなさまのイラストを描く際の身近な疑問・相談ごとを、寄藤さんにお答えいただきます。
また、寄藤文平のくもりときどき絵解き講座は、録画動画を6月30日までの期間限定で販売しております。(①どきどき論理編はこちら、②ときめき描写編はこちら)
MSマルシェ「業界最高値」
6月21日には、MSマルシェ「業界最高値」の第1回が行われました。
昨今、世の中には、「最安値」を謳ったお店や通販サイトがあふれています。しかし、価格を下げるためには、製造・流通・小売りのどこかしらにしわ寄せがいっているはずです。そのような状況を打破すべく、ほんとうによいものを、適切な価格で、みなさまにお届しようというイベントです。(MSマルシェ「業界最高値」開催に際しての、代表三島の想いはこちらの記事へどうぞ)
第1回には、鳥取県智頭町で、地域の天然水と天然菌にこだわり、パンとビールを製造・販売しているタルマーリーさんをゲストにお迎えしました。お話を伺うだけではなく、実際に製造している過程を動画を流しながらご説明していただきました。タルマーリーさんのパンとビールがご自宅に届くチケット(イベントの録画動画つきです)もまだまだ販売しておりますので、気になった方はぜひお申し込みください!
今後も、MSマルシェ「業界最高値」は、月1回、こだわりを持ってものづくりをしている方をゲストにお迎えし、開催していく予定です。
この夏は、おとなもこどももMSLive!
夏休みのMSLive!は、こどももおとなも楽しめる企画をお届けします!
7月末には、コロナ疲れを解消する、大人向けのサマー講座を、8月上旬と下旬には、2週にわたって「こどもとおとなのサマースクール」を開催する予定です。
「こどもとおとなのサマースクール」では、各分野の第一線で活躍されている、6名ほどの講師をお呼びし、その専門分野に関して、お子様にもわかるようにお話しいただきます。もちろん、おとなが見ても、新たな発見に満ちた、面白い講座になること間違いありません。また、こちらの講座は、参加者が実際に手を動かし、作品をつくりあげる、ということをテーマのひとつにかかげています。第1回の際、講師の方に課題を出していただき、2週間後、成果をみなさまに発表していただく予定です。
新型コロナウイルスの影響により、こどもたちにとっても閉塞的な日々をが続いていることでしょう。
そのような中で、さまざまな感覚が失われてしまう、ということも起きてかねません。
このサマースクールでは、のびのびとした学びの場を提供し、そんな、本来養われるはずだった「生きた感覚」を取り戻すことを目指していきます。
そのほか、6月、7月も、続々とイベントが開催されます。こちらのサイトで随時、MSlive!の最新情報を更新していくので、ぜひ定期的にお立ち寄りください!