電子書籍第32弾、『小さき者たちの』『逆行』の2点リリース!
2023.02.11更新
こんにちは。ミシマ社電子書籍制作チームです。
電子書籍第32弾は、松村圭一郎さんの1月の新刊『小さき者たちの』と、『小さき者たちの』の装丁を手掛けた尾原史和さんの著書『逆行』をリリースです!
小さき者たちの
私は日本のことを、
自分たちのことを何も知らなかった。(「おわりに」より)水俣、天草、須恵村...
故郷・熊本の暮らしの記録を初めて解く。
現代の歪みの根源を映し出す、
今を生きる人たち必読の生活誌。世界を動かしてきたのは、
いつも、小さき者たちだった。
はたらく、まじわる、くに...
消えかけていた声を拾い、
紡いだ、渾身の二一編。気鋭の人類学者の新たな代表作
1月20日発刊後まもなく増刷もかかり、各地で反響のある松村圭一郎さんの新刊がさっそく電子化です。
今までミシマ社からは『うしろめたさの人類学』、『くらしのアナキズム』を発刊してきました。エチオピアで長年フィールドワークをしてきた松村さんが、本書で故郷の熊本へと目を向けます。
「小さき者たち」の声を集め、そこから見えてくる世界を紐解いていく。松村先生はどんな声を拾ったのでしょうか。
*ミシマガジン上で「はじめに」を読むことができます。
*各地で刊行記念MSLive!イベントを開催中です!
すでに終了しているイベントも、アーカイブでご覧いただけます。詳細・お申し込みはこちら。
逆行
「ずっと同じ人が前にいたら楽しくないだろ。だったら逆行すりゃいいだけだよ」
『R25』『TRANSIT』など、デザイン界にインパクトを与え続けている「発明家」尾原史和。
その唯一無二のデザイン・ものづくりには、いかなる思想が宿っているのか?
「俺が歩みを合わせてきたのは人類史に残る哲学者と芸術家だけ」と言い切る男が、初めて自らの仕事観・人生観を語る。地図だけ持って上京してきた怒涛の半生を、興奮の文体でつづったリアル青春記。
『小さき者たちの』の装丁を担当してくださっている尾原史和さんの著書が電子化!
ミシマ社の松村圭一郎さんの著書は、すべて尾原史和さんが装丁を担当してくださっています。(この『逆行』の装丁も尾原さん自身が手掛けています。他のミシマ社本もたくさん!)
新刊制作時、編集担当から装丁ラフが共有されます。尾原さんの装丁はいつも「尾原節」と言いたくなるような、私たちの想像を超えるものが届きます。
「尾原さんはどうやって装丁やデザインを構想しているのか?」
そんな尾原さんの頭の中を覗ける一冊となっています。尾原さんの語り口調でまとめられた本書、一気読み必至です。
▲尾原さんがデザインされた制作物がカラー写真で掲載されています!
これからも、電子書籍、ライブ配信、アーカイブ動画、そしてもちろん紙の本。
さまざまな形で「おもしろい!」をお届けします。
お好みの方法で楽しんでいただければ幸いです。