第5回
「手売りシール大賞」開催します!
2018.06.22更新
「手売りブックス」の本屋さんでの展開を更に盛り上げていくための企画がはじまっております。その名も「手売りシール大賞」。なんでも受賞されたお店には豪華な副賞もあるというウワサです・・・。果たしていかなる賞なのか、お伝えしてまいります!
(前回の「手売りブックス通信」でのお知らせから、スケジュールの変更などございます。ご注意くださいませ)
「手売りシール大賞」とは?
「手売りブックス」の大きな特徴である「手売りシール」を楽しく、面白く、魅力的にご活用いただいている書店さんを表彰させていただこうという企画です。
「手売りシール」を貼ることで、世界に一冊だけの本ができてしまう本シリーズ。本屋さんの数だけ、売り方・届け方の可能性が広がります。
シールへ書かれた熱の入ったコメント、すてきなイラストやスタンプ、はたまた面白い貼り方や使い方・・・etc. 本と読者をつなぐ架け橋として、そのお店ならではの展開を大募集します!!
豪華な副賞も!?
受賞された書店さんには、豪華副賞を予定しております。
・本シリーズのデザイナー・名久井直子さんによる手売り会開催券(時期など要相談)
・著者さんによる手売り会開催券(同上) ・・・など
*限定のスタンプなど、なにかオリジナルの景品もご用意できたらいいな・・・ひそかに考えております。実現なるか!?
どうやって選考するの?
ミシマ社メンバー一同が、それぞれの感性で選びます。それゆえ受賞店舗は1店舗とは限りません。それぞれの魅力にふさわしい賞(「○○で賞」など)を勝手に贈らせていただきます!
応募方法は?
(1)Twitterに展開写真を投稿(ハッシュタグ:#手売りブックス)
(2)ミシマ社メンバー宛に連絡(営業担当にお声がけいただく、メールで写真を送る、など)
(3)ミシマ社メンバーが、店頭やSNSなどで勝手に見つけてノミネート
スケジュール
・選考:5月22日~7月8日(日)
・発表:7月14日(土)予定 →7月15日(日)に変更となりました!
ノミネート書店さん、ぞくぞく!
既に店頭やSNS上で各書店さんでの展開を見たミシマ社メンバーから、ノミネートがぞくぞく集まっています。今日はその一部をご紹介いたします。
――風流で賞――
「店主の短歌」が綴られたシールを特典として同封。シールの小さなスペースに短歌を詠むという発想がさすがは京都の本屋さんです。特に『京をあつめて』にはぴったりの趣向。また実際に一首一首すてきな歌を詠んでしまうセンスと技術がすごいです。
――先輩についていきます!賞――
大胆かつ、オリジナリティあふれるカスタマイズが素敵なのはもちろんですが・・・当初、まだこのシリーズがなんなのか世間に広まってもいなければ、ミシマ社メンバーでさえ、この本の売り方を探っているなかで、発刊日にすでにこの感じで仕上げてきてくださっているところに、脱帽です。
――一目瞭然で賞――
まさかの番線印風スタンプ!(番線印=本屋さんが本の発注をする際に使う、業務用の印鑑です)普段はカウンターに置いていて、好きな人がスタンプみたいに押していかれるそうです。「観光名所のスタンプみたいになればいいなと思って」とスタッフさん。
――試行錯誤がすごいで賞――
――その発想はなかった!賞――
◆本の森セルバ岡山店
「手売りシール大賞」に込めた思い
最後に、少し長くなってしまいますが、「手売りシール大賞」に込めた思いを書かせてください。
ご紹介したノミネート書店さん以外にも、ミシマ社メンバーが見てきただけでもたくさんの本屋さんが、工夫を凝らした展開をしてくださっています。
そもそも、大量の商品を扱う本屋さんでは、一冊一冊に手をかけることが難しいのも現実。入ってきた商品を並べて、お問い合わせやレジの対応をして、残った商品を返品して・・・などなど、最低限の業務をするだけでも手一杯。
そんななかでも、こうして手をかけて本を読者へ届けてくださる本屋さんがいてくださる。出版社として、こんなにうれしいことはありません。
やっぱり、手をかけたもののほうが、買う側にとっても、売る側にとっても、それ自体がうれしい体験になるはず。その場所ならではのものには、旅先で一期一会の出会いや、お土産物にも通じるような、思い出に強く残るパワーがあると思うのです。
特に本の場合、中身はどこで買ったも同じものだとしても、どこで、どう出会うかによって、読書そのものが変わることもいっぱいあります。
たとえ他の本では手を加えることがためらわれたとしても、「手売りブックス」では、デザイナーさんも、著者さんも、出版社も、むしろ積極的に本屋さんで「味付け」していただくこと、大歓迎なのです。
たくさんの魅力的な本屋さんとその展開のご様子をご紹介して、一緒に盛り上げていければと思い、「手売りシール大賞」を企画しました。
本の売り方、届け方の可能性は、まだまだこれから広がっていくはず!
どうかみなさまのお店でも、手売りシールをご活用ください!
そしてぜひ、ミシマ社メンバーにも、そのご様子を教えてください!!
どうぞよろしくお願いいたします。
「手売りシール大賞」実行委員一同より
編集部からのお知らせ
【京都】6月30日(土)『おむすびのにぎりかた』著者・宮本しばにさんと「羽釜で炊いたほかほかごはんでおむすびをにぎる」ワークショップを開催します!@恵文社一乗寺店コテージ
創作野菜料理家・宮本しばにさんと、写真家・野口さとこさんによる『おむすびのにぎりかた』。ほかほかごはんに好きな具材を合わせるだけ。シンプルで、だれでも作れる「おむすび」を訪ね歩いた本書の刊行を記念して、おむすびの持つおいしい秘密を一緒にさぐる、ワークショップを開催します。
ワークショップでは、羽釜で炊いたごはんをおひつに入れて、ほかほかのおむすびをにぎるほか、おむすびの具となるふりかけ作りも、参加者のみなさんに体験いただきながらご紹介します。
試食タイムはお味噌汁もご一緒に。完成したあとは、写真家・野口さとこさんのアドバイスのもと自分でにぎったおむすびをパシャりと写真におさめてみましょう!
当日は、羽釜やおひつなど「おむすびのまわり」を彩る道具のご紹介もいたします。羽釜で炊いたごはん、とんでもなくおいしいのでぜひこのおいしさを体験して、おむすびの魅力を再発見してください。お子様とのご参加も大歓迎。ぜひどうぞ!
『おむすびのにぎりかた』宮本しばにさんと「羽釜で炊いたほかほかごはんでおむすびをにぎる」ワークショップ
■日時:2018年6月30日(土)
第一部 12:00~13:30/第二部 15:00~16:30(各回、内容は同じです)
■場所:恵文社一乗寺店
■定員:各回25名
■参加費:1200円
■予定内容:
・おむすびのはなし(宮本しばに、野口さとこ)
・すり鉢を使って、ふりかけを作ろう
・羽釜で炊いたごはんをおひつに入れて、おむすびをにぎろう(おむすびは1人2つ、お味噌汁つき)
・完成後は、写真家・野口さとこさん指導のもと、おいしくおむすびの写真をパシャり(スマホ、コンデジなどカメラはなんでもOKです)
■お申し込み方法:event@mishimasha.com まで
お名前、参加人数、電話番号、ご参加希望回(第一部、第二部どちらをご希望か)をご記入のうえ、タイトルを「0630おむすび」としてメールをお送りください。
また、上記メールのほか075-746-3438(ミシマ社京都オフィス)、恵文社一乗寺店店頭でもご予約承ります。