第183回
『tupera tuperaのアイデアポケット』発刊のお知らせ
2024.10.24更新
こんにちは、京都オフィスのノザキです。
本日、10月の新刊2冊が全国の本屋さんで発売となりました。1冊は昨日スミがご紹介した『ちゃぶ台13』。そしてもう1冊が本日ご紹介する、『tupera tuperaのアイデアポケット』です。
tupera tuperaのアイデア75連発
2002年に、亀山達矢さんと中川敦子さんによるユニットとして活動を開始したtupera tuperaの仕事は、絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、商品パッケージ、舞台芸術、まちづくりなど、さまざまな分野にまたがっています。本書は、その多様な仕事の「アイデア」に注目して、75のキーワード(「主人公」「うんこ」「プレゼント」「おにぎり」「鉛筆」・・・etc.)に沿って創作のコツや裏側をたっぷりと語っていただきました。
tupera tuperaのお二人と作品をつくるのは、2020年の『パパパネル』以来。『パパパネル』は「パパッと人気者になれる魔法のコミュニケーションツール」として、各地でなかなかの存在感を放ってきたのですが、また別のかたちで「tupera流」が凝縮された一冊となっています。
これまでに50冊近くの絵本を発表してきたtupera tuperaによる、初の読みもの。ぜひ手にとっていただきたいです。
目次
はじめに
1 絵本をつくろう――アイデア・本の知識・テクニック
2 仕事であそぶ
3 工作のコツ
4 参加が楽しくなる――ワークショップ・展覧会
5 日常にアクセント
おわりに
ちいさな総合出版社のポケット実用書シリーズ
装丁・デザインは、寄藤文平さん、垣内晴さん(文平銀座)に手がけていただきました。手の中にすっぽり収まる文庫サイズ。
と、ここまで書くともしかしたら気づいてくださる方がいるかも・・? 『ここだけのごあいさつ』(三島邦弘著)、『仲野教授の この座右の銘が効きまっせ!』(仲野徹著)と並べると、じゃーん。
2023年に『ここだけのごあいさつ』を「ちいさいミシマ社」レーベルから刊行した当初は、ただただ本の形がかわいらしく、すっと手の中になじんでくる重さが持ち運んでいて気持ちよく、気持ちが明るくなるパキッとした色、寄藤文平さんによる装画・・・、ひとつひとつの結集に大喜びしていたのですが、気づけばこの形がすっかり気に入って、3冊目となりました。
『tupera tuperaのアイデアポケット』のカバーは、装画をtupera tuperaのお二人が、さらに著者たっての希望で装画協力というかたちで寄藤さんにもご協力をいただきました。
シリーズとしてはじまったわけではありませんが、3冊並ぶと、「ちいさな総合出版社のポケット実用書シリーズ」といってもよいかもしれない? という声がざわざわ社内であがっています。それぞれが、〈おもしろくてためになる〉。ワハハと読み進めていくと、読んでいる人の中から、ポコッと気づきがうまれたらいいなあと、そんな思いを抱いています。
サイン本をつくっていただきました。
『tupera tuperaのアイデアポケット』、tupera tuperaのお二人にサイン本をつくっていただきました。取扱書店は、こちらのページにご案内しております(サイン本の数には限りがございます。最新の在庫状況は直接店舗へお問い合わせください)。
10/27 ミシマ社も tupera tuperaもハレトケ市に出店!
今週10/27、「ミシマ社の本屋さん」として第6回ハレトケ市に出店します。新刊2冊はもちろん、ちょっと珍しい本や、今の季節にぴったりの絵本など、どっさり本をご用意してお待ちしております。そしてなんと、横のブースには・・・「tupera tuperaとhayataのおもしろ射的」!!!? 秋のお散歩にお出かけください。
日時:10/27(日)10:00〜16:00
場所:今宮神社境内(京都市北区紫野今宮町21)
※ご来場の際は、マイバックをご持参ください
12/1 亀山達矢さんトークイベント開催!
11月14日からニジノ絵本屋1号店にて開催される「ミシマ社の本の贈り物展」の期間中に、『tupera tuperaのアイデアポケット』刊行記念トークイベントを開催いたします。代表の三島が聞き手になり、本書制作時の裏話や、亀山さんが贈り物にしたいミシマ社の本など、お話をたっぷり伺います。会場参加・オンライン参加からお選びいただけます。ぜひご参加ください。